tonun、TENDRE、くるりの新曲、Adoの
映画『ONE PIECE FILM RED』劇中歌収
録アルバムなど『New Music Wednesd
ay [Music+Talk Edition]』が今週注
目の新作13曲を紹介

毎週水曜日に更新! 話題の新曲を最速で知れる、Spotifyの人気プレイリスト『New Music Wednesday』を、ナビゲーターの竹内琢也が深掘りするポッドキャスト『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』。SPICEでは、同番組で紹介されている、プレイリストだけでは知ることのできないエピソードや、Spotifyのエディター(プレイリストを構成している人たち)のこだわりをピックアップして掲載。今週は、カバーを飾っているtonunのほか、Tokimeki Records、TENDREくるりw.o.dの新曲、Adoが歌う映画『ONE PIECE FILM RED』の劇中歌も収録のアルバム、海外からはカルヴィン・ハリス、The 1975BTS&スヌープ・ドッグ参加のベニー・ブランコの楽曲など、新作13曲を紹介! また紹介アーティストが出演するライブやフェス情報も掲載しているので要チェック。番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!
tonun「真夏の恋は気まぐれ」
Spotifyが2022年に躍進を期待するネクストブレイクアーティスト10組『RADAR: Early Noise 2022』にも選出されたtonun。新曲「真夏の恋は気まぐれ」をリリースし、自身初の『New Music Wednesday』カバーを飾りました。(『RADAR: Early Noise 2022』選出アーティストでは1番乗りでカバー!)。今作はサウンドプロデューサーにPEOPLE 1の楽曲の共同プロデュースやMAISONdes「Cheers feat. Tani Yuuki, 菅原圭」のアレンジなどを手掛けている気鋭のプロデューサー・Nobuaki Tanakaを迎え制作されています。tonunは7月にSpotify上での楽曲総再生数が1000万回を突破するなどSpotifyでもリスナーが増え続けており、3月にはTokimeki Recordsと山下達郎「いつか(SOMEDAY)」をカバーしたことでも話題になっていました。6月と7月には自身初となるライブツアーを開催し東京・大阪でライブをしましたが、2022年11月23日(水)の愛知公演から、2023年1月13日(金)の東京公演まで、全国5カ所を巡る2ndツアーの開催が発表されています。
Ado「風のゆくえ」
現在公開中の映画『ONE PIECE FILM RED』の劇中歌を収録したアルバム『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』がリリースになりました。Adoは映画『ONE PIECE FILM RED』のメインキャラクター・ウタの歌唱パートを担当しており、中田ヤスタカMrs. GREEN APPLEVaundyFAKE TYPE.澤野弘之、折坂悠太、秦基博という総勢7組の豪華アーティストたちが楽曲を提供していることでも大きな話題になっています。『New Music Wednesday』にリストインした「風のゆくえ」は秦基博が提供した楽曲で、今まで公開になった楽曲とは少しムードの違うバラード作品。Adoは「自分の中で難しかったのが、バラードの「世界のつづき」「風のゆくえ」でした。普段、バラードにマッチしないような歌い方をしてしまうところもあって、避けてきたんですけれど、バラードを歌わせていただき、自分の表現の幅も広がりましたし、バラード特有のよさを感じました」とコメントしています。
The 1975「Hapiness」
10月14日(金)に、ニューアルバム『Being Funny In A Foreign Language』をリリースするThe 1975が、「Part Of The Band」に続く、アルバムからの2ndシングル「Happiness」をリリースしました。The 1975は今回の一連のリリースを街中のポスターで告知しており、先日ロンドンにて「Happiness」を8月3日(水)にリリースすると書かれたポスターが目撃され、その後オフィシャルでもアナウンスしていました。そんな新曲は「Part Of The Band」とは少し異なる、「Chocolate」や「The Sound」に通ずるような、よりThe 1975らしい王道のポップソングと言えます。「Part Of The Band」に続き、テイラー・スウィフト、ロード、フローレンス・アンド・ザ・マシーンなどを手がける人気プロデューサーのジャック・アントノフが参加しています。 The 1975は8月20日(土)、21日(日)に東京と大阪の2会場で開催される『SUMMER SONIC 2022』へ出演します。
Tokimeki Records「Sweet Escape feat.ひかり」
Tokimeki Recordsの新曲「Sweet Escape feat.ひかり」がリリースになりました。80年代、90年代のカバー曲で脚光を浴びてきたTokimeki Recordsですが、10月5日(水)にリリースが予定されている初のオリジナルアルバム『透明なガール』に向けて、オリジナル楽曲を次々とリリースしており、今作はアルバムからの第6弾先行シングルとなります。ボーカルはTokimeki Recordsの作品ではお馴染みのMimeのシンガー、ひかり、作詞作曲に大和田慧が参加しています。TBS系テレビ『ひるおび』8月度エンディングテーマ曲としても使われています。Spotifyでは日本の女性アーティストの歌を特集するプレイリスト『Women's Voice』のカバーを飾っています。
TENDRE「HAVE A NICE DAY」
TENDREの新曲「HAVE A NICE DAY」がリリースになりました。TENDREは今年、池田智子とのサントリーほろよいCMソング「水星✕今夜はブギー・バックnicevocal」のリリースやNHK『あさイチ』2022年度テーマ曲を担当し、話題を呼んでいます。9月14日(水)にはメジャー・セカンド・アルバム『PRISMATICS』をリリースすることを発表しており、今作はアルバムからの先行配信楽曲となります。10月からは全国ツアー『PRISMATICS Release One-Man Tour 2022』の開催も決定しており、Spotifyでは日本の現行のソウルミュージックを特集するプレイリスト『Soul Music Japan』のカバーを飾っています。
くるり「宝探し」
くるりの新曲「宝探し」がリリースになりました。今作は町制施行70周年を迎える佐賀県江北町の記念楽曲として書き下ろした楽曲で、くるりの二人が実際に江北町を訪れ、その体験をもとに書き下ろした楽曲です。江北町では、今年70周年を迎え様々な取り組みを行うことが決定しており、その中でくるりに「街のテーマソングを作ってほしい」と楽曲制作をオファー、駅自動放送のメロディーとして「宝探し」が使用されることも決定しています。
眞名子 新「僕らの大移動」
眞名子 新の新曲「僕らの大移動」がリリースになりました。眞名子 新は1997年神戸生まれ、神戸育ちのアーティストで2016年から「神戸のあらた」として活動していました。2022年7月末に本名である眞名子 新に改名し、今作は眞名子 新名義での初の楽曲となります。神戸のあらた時代はギター1本の弾き語りスタイルでしたが、今作はバンドアレンジ。アコースティックギター1本で始まり、途中でドラムやベースが入ってくるアレンジとなっています。今後の活動が注目されるアーティストです。
カルヴィン・ハリス「Obsessed(with チャーリー・プース& シェンシーア)」
カルヴィン・ハリスがニューアルバム『Funk Wav Bounces Vol. 2』をリリースしました。今作は2017年発売の大ヒットアルバム『Funk Wav Bounces Vol. 1』の続編で、カルヴィン・ハリスにとっては約5年ぶりの作品。21サヴェージ、デュア・リパ、ヤング・サグ、ステフロン・ドン、クロイ、チャーリー・プース、プシャ・T、シェンシーア、ティナーシェ、ノーマニ、リル・ダーク、ホールジー、オフセット、ブラック(6LACK)、ジャスティン・ティンバーレイク、コイ・リレイ、バスタ・ライムス、ドネーオ、ラトー、ファレル・ウィリアムス、スワエ・リー、ジョルジャ・スミス、スヌープ・ドッグといった20組を超えるコラボレーターが参加しています。前作のムードを引き継いだ心地よいラグジュアリーなファンク/ディスコサウンドが中心となりますが、今までのEDMサウンドと同じ、エレクトロニックなダンスビートにボーカルを載せるスタイルで制作していた前作と比べると、より全体のバンドサウンド感が強まった印象です。Rolling Stoneは「ビートメイキングからサウンドメイキング」の以降と表現しています。
ベニー・ブランコ「Bad Decisions(with BTS & スヌープ・ドッグ)」
ベニー・ブランコがBTSのジン、ジミン、V、ジョングク、そしてスヌープ・ドッグを迎えた新曲「Bad Decisions」をリリースしました。ベニー・ブランコはプロデューサー兼ソングライターの面も持つアメリカのミュージシャンで、自身の楽曲のヒットのみならずエド・シーランの「Castle on the Hill」、ジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」、リアーナの「Diamonds」など裏方としても多くのヒット曲を手がけています。ベニー・ブランコは8月2日(火)に、自身のSNSで「Bad Decisions」のティザー映像を投稿しており、話題となっていました。今作はベニー・ブランコが今年リリースを予定しているフルアルバムに収録される予定です。Spotifyではグローバルチャート初登場7位にランクイン、Spotify Japanの急上昇チャートでも上位に入っています。
Kamui「KANDEN(feat. ゆるふわギャング)」
ラッパー/プロデューサー、Kamuiのニューアルバム『YC2.5』がリリースになりました。『New Music Friday Japan』に引き続き『New Music Wednesday』にもリストインしています。本作は2020年にリリースされるも、現在は配信を取り下げているアルバム『YC2』のデラックスver.として制作された作品で、アルバム制作費を募るクラウドファンディングで目標額の300%越えを記録しリリースされました。アルバムには客演でゆるふわギャング、Dos Monosの荘子it(ドスモノス、ソウシット)、ピーナッツくんが参加。プロデューサーにMONDO GROSSOを迎えた楽曲。『New Music Wednesday』にはゆるふわギャングが参加した「KANDEN」がリストイン。ヒップホッププレイリスト『+81 Connect』のカバーも飾っています。
w.o.d「オレンジ」
w.o.dの新曲「オレンジ」がリリースになりました。w.o.dはサイトウタクヤ(Vo.Gt)、Ken Mackay(Ba)、中島元良 (Dr)からなる神戸発3ピースバンド、 シティポップ以降メロウなサウンドが主流の邦楽バンドシーンの中、ラウドなオルタナロックを鳴らせる稀有な存在として新世代グランジスターと称されています。w.o.dは9月21日にアルバム『感情』をリリースすることを発表しており、今作はアルバムからの先行シングルとなります。アルバムは全曲アナログテープでの一発録りでレコーディングされています。日本のロックシーンの最新話題曲を集めたプレイリスト『J-Rock Now』のカバーも飾っています。
ドレスコーズ「聖者」
ドレスコーズの新曲「聖者」がリリースになりました。8月8日(月)に開催された渋谷CLUB QUATTROでの柴田聡子inFIREとのツーマンライブで初披露され、翌日8月9日(火)に配信が開始されました。ひと夏の切ない恋模様を描いたドレスコーズ流のラブソングで、ジャケットアートワークは5月に配信された楽曲「エロイーズ」と同じく、漫画家でイラストレーターのカバーは不吉霊二が書き下ろしたイラストが使われています。Spotifyでは日本のインディーシーンの注目曲と最新曲を集めたプレイリスト『Edge!』のカバーを飾っています。
君島大空「19℃」
君島大空の「19℃」が『New Music Wednesday』にリストインしています。今作は君島大空の活動初期からの人気曲で、2018頃に自身のSoundCloudで発表し、ソロアーティストとしての活動開始後もライブで演奏されている楽曲です。君島大空合奏形態のメンバー、西田修大、新井和輝、石若駿(いしわか・しゅん)(ひっぱりだこのスーパードラマー...)で録音され、ファン待望の音源化となります。Spotifyでは日本のシンガーソングライターの楽曲を特集するプレイリスト『ブルーにこんがらがって』のカバーも飾っています。
文=竹内琢也、Y.SHOGO

『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』とは……
毎週水曜日に、その週リリースされた注目の新曲を中心に更新される、Spotifyのプレイリスト『New Music Wednesday』をさらに深掘りするSpotify公式ポッドキャスト。この番組をチェックすると話題の新曲をいち早く、そして詳しく知ることができて、今の音楽シーンがまるわかりに。あなたの通勤、通学、スキマ時間に無料で聴くことができるので是非チェックを。また番組では、Spotifyアプリの「Q&A」からメッセージやリクエストも募集中。あなたのオススメ曲や思い出ソングが紹介されるかも!? 番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!
メッセージテーマは「今週の『New Music Wednesday』でよかった曲を教えて」

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