L→R 日向ハル、佐藤まりあ、十束おとは、奥津マリリ

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【フィロソフィーのダンス
インタビュー】
全曲を繰り返し聴いてほしい、
全方位、満遍なく戦闘力が高い一枚

アイドルシーンでは“ベストフォー”の呼び声も高いフィロソフィーのダンスのニューシングル「ダブル・スタンダード」の表題曲はTVアニメ『魔法科高校の優等生』エンディングテーマ。結成から6年、メジャーデビュー1年目にして自身初のアニメタイアップに起用された率直な心境を4人に訊いた。

“3次元から2次元へようこそ”
っていう気持ちで可愛く歌った

TVアニメ『魔法科高校の優等生』のエンディングテーマを担当することになった心境から聞かせてください。

佐藤
まず、自分たちの楽曲がアニメのエンディングに流れることが信じられなかったですね。これまでアニメファンの方に私たちの曲を聴いていただく機会がほとんどなかったので、“どういう反応が返ってくるんだろう?”って。楽しみと不安が入り混じった、いろんな気持ちでアニメの放送を待っていました。
奥津
私も最初は前作のアニメ『魔法科高校の劣等生』シリーズを観て、この世界観に私たちの曲がエンディングテーマとして流れることにとてもワクワクしました。今作『魔法科高校の優等生』の主人公である司波深雪の心情は私たちとも通ずるところがあると思っていて、歌詞もこだわって作ったので、早くみなさんにお届けしたい気持ちが強かったです。
日向
私は普段アニメをあまり観ないんですけど、このタイアップが決まってから、もともと『魔法科高校の劣等生』シリーズの大ファンだったはす(十束の愛称)に解説してもらいながら観て、すごく楽しめました。フィロソフィーのダンスと『魔法科高校の優等生』、この組み合わせが“意外とマッチするじゃん!”と思ってもらえるものにしたいという気持ちで臨みました。
十束
私はそもそも原作小説を出版している電撃文庫の『愛を叫ぶオーディション』で芸能界に入ったので、アニメのタイアップ楽曲を歌うなら電撃文庫の作品がいいなあってぼんやりと思っていて。だから、実際に叶ったことが未だに信じられないんですよね。しかも、電撃文庫にはたくさんの作品があるんですけど、その中でもかなり人気のある『魔法科高校の劣等生』シリーズのエンディングに選んでいただけたことが嬉しくて。4人で頑張ってきて良かったと思いました。

おとはさんは作詞にも携わったんですね。

十束
メジャーデビューしてからはメンバーが楽曲制作により具体的に関わっていくようになって。今回は私がもともと原作の大ファンということもあって原作を読み返して、いろんなアイディアを出しながら進めました。具体的なところで言うと、『魔法科高校の劣等生』のアニメは7年前に始まっていて。たくさんの名曲が生み出されているんですけど、今まで主人公が兄の達也だったのが、今回は妹の深雪が主人公ということで、曲の中で深雪から達也に想いを伝えさせてあげたいと思って。だから、今度は深雪から手をつながせてあげたいという想いを「ダブル・スタンダード」に込めました。 “魔法”や“優等生”とか、作品の象徴となるような言葉も散りばめています。

歌詞の仕上がりはどうですか?

奥津
『魔法科高校の優等生』とフィロソフィーのダンスのそれぞれの世界観が融合した歌詞に仕上がったなと。自分とも重ね合わせて、かなり感情移入しながら歌っています。

重なった部分はありましたか?

奥津
私は《この気持ち愛以外ありえない!》というフレーズが好きなんですよ。深雪にとってはそれが家族愛なのか恋愛なのかはまだ分からないのかもしれないけれど、私の中ではこの曲の象徴というか。“ダブル・スタンダード”とタイトルにあるとおり“本当はダメだけど正当化したい”みたいな気持ち。曲の中で感情がどんどん揺れ動いていくんですが、最後は“これは愛なんです!”と言い切ってる。ここが一番グッときたポイントですし、可愛くて共感できる部分です。
佐藤
かなり強い気持ちと愛を歌っている曲なんですが、アニメが始まってエンディングで流れているのを聴くと、とてもしっくりきて。『魔法科高校の優等生』は深雪の達也に対する熱がより感じられる作品になっている感じがしていて、「ダブル・スタンダード」の歌詞ともすごくリンクしていると思いました。
日向
普段はしっかりしていて冷静に見える人が、意外と恋愛だと甘えん坊になっちゃうとか。そういう可愛らしいギャップが好きなので、妄想も広がって楽しいですね。

歌入れはどんなアプローチで臨みましたか? これまでは自己肯定感が高めな強い女性像を歌ってきましたが、この曲はラブソングになっていますよね。

奥津
今までとは全然違いますよね。ここまで恋愛にのめり込んでいる歌詞を歌うのは初めてだったんですけど、深雪の可愛らしさと、深雪の中に眠っているメラメラと燃える想いが出せたらと思って。私の声は“脳トロ”ヴォイスと言われているんですが、歌詞の中で揺れ動く感情に合わせて、ストレートに強気な感じで歌ってみたり、吐息交じりでセクシーに歌ってみたりと調節しながら歌ってみました。
佐藤
私は2サビを歌っていて。1サビでは気持ちがまだ揺れ動いているんですけど、2サビは決心しているので、力強く歌いました。
日向
全体的に疾走感を大切にして歌っています。特にDメロの最後、落ちサビに行く前の駆け上がっていくところはこだわってレコーディングしました。普通だったら歌う時はお腹で呼吸をするんですけど、実際に走った時みたいにわざと呼吸を浅くして、肩を上げて歌ったんですよ。それで疾走感を表現したので、そこが一番のこだわりポイントです。
十束
ハルちゃんが疾走感いっぱいで走ってきたところを、ラスサビ前の《「好き」だとちゃんと伝えて》というところであえて止めているのが私です。“3次元から2次元へようこそ”っていう気持ちで可愛く歌いました。そのあとに、《優等生じゃいられない/この気持ち愛以外ありえない!》という強烈な2行がくるので、落ちサビまでは胸の内に秘めた想いを歌っていたんですけど、ここの2行は叫ぶ歌唱に変えて、強い気持ちを表現するように心がけました。

実際にアニメのエンディングで流れたのを観てどう感じましたか?

奥津
スローでセクシーなエンディングで最高でしたね。この曲は深雪の秘めている想いや葛藤をモチーフにしているので、クールなようでいて実はこんなにもアツいものを秘めていると思ったら、さらに萌えが高まりました。
十束
魔法科高校は共学ですけど、女子校のように女子生徒たちがワイワイしている感じが私たちと合っていると思いながら毎週観ています。『魔法科高校』シリーズのBGMはいつも攻めていてカッコ良い感じなので、それともマッチしていると思いました。

そして、MVではスパイとなって悪の組織と戦っていますね。

日向
女スパイになって戦っています。とにかくアクションが楽しかったし、最後はフィロソフィーのダンスが魔法をかけて、みんなも味方になっちゃうぞ〜っていうお話です。

銃を向けている敵に囲まれて踊っているシーンがシュールで面白かったです。

日向
あははは。銃を持っていた人たちが全員踊り出すのがめっちゃ面白いですよね。“えっ、インド映画なの?”って。
奥津
監督のZUMIさんがアイディアを出してくださったんですけど、最初の構成案を見た時にめちゃめちゃ笑いました。現場にはアクション監督さんも来てくださって、リアリティーのあるアクションの動き方や角度などやさしく指導していただきました。終始、和やかに楽しく撮影できましたし、自分が本当に強くなったんじゃないかと錯覚するくらいスカッとしましたね。
佐藤
アニメでも女の子が戦うシーンがたくさん出てくるので、アニメの登場人物になった気持ちで戦いました。私は次の日に筋肉痛になるくらい戦いました!
十束
私が投げキッスしただけでスタントの方が1メートルくらい吹っ飛んでくれるんですよ。すごい茶番につき合ってくださり(笑)、プロフェッショナルな方々とお仕事ができて勉強になった一日でした。
日向
メジャーデビューしてからずっと同じチームに映像を撮ってもらっているんですけど、チームのみなさんが4人それぞれの魅力を深く理解してくれていて。例えば、魔法の戦い方もマリリはハートで、はすは投げキッス、あん(佐藤の愛称)さんは力づくで殴りにいくという(笑)。それぞれのメンバーの新しい一面もたくさん出ていると思うんですね。ファンの人も喜んでくれるような映像になったんじゃないかと思います。
奥津
私はこれまでのMV史上、全員のビジュアルが最高レベルだと思っています。キラキラの中で歌っているリップシーンは、“こんなに全員が可愛いことってあるんだ!?”って頭抱えちゃうくらい可愛すぎて。こんなに可愛くて、カッコ良くて、最強な4人は他にいないと思う。驚異的な可愛さです! …っていうことを今一度、述べさせていただきました。
L→R 日向ハル、佐藤まりあ、十束おとは、奥津マリリ
奥津マリリ
佐藤まりあ
日向ハル
十束おとは
シングル「ダブル・スタンダード」【初回生産限定盤】(CD+Blu-ray)
シングル「ダブル・スタンダード」【通常盤】(CD)
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OKMusic編集部

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