BENI

BENI

FaRao月間ランキング!「カバーの女
王」 BENI が 1位獲得。 人気カバー
曲とブレイク間近のニューカマーが上
位に。

聴き放題インターネットラジオ「FaRao」が、音楽ストリーミングランキングの5月度TOP20を発表。邦楽部門はBENIの「サンキュ.」洋楽部門はケイティ・ペリーの「ロアー~最強ガール宣言!」が、それぞれ1位を獲得した。
ユーザーが「Good」「Bad」を選択することで自分好みの音楽チャンネルが作れる「FaRao」にて、1ヵ月間に再生された曲にユーザーが「Good」を選んだ回数、「Bad」を選んだ回数を集計、再生回数に加味して独自の計算で算出したのが、この「音楽ストリーミングランキング」。つまり、ユーザーが直感で「いい曲!」と思った曲がわかるランキングとなっている。

5月の洋楽部門はケイティ・ペリーに続きアレクサンドラ・スタン、ブルーノ・マーズというヒットメイカーがTOP3に並ぶチャート状況。特にブルーノ・マーズはTOP20に3曲がチャートインし、メロディメイカーとしての才能を見せている。

そして、5月の邦楽部門は「カバーの女王」BENIがドリカムの名曲を歌った「サンキュ.」が1位を獲得。デビュー25周年を記念して2014年3月にリリースされたDREAMS COME TRUEのカバーアルバム『私とドリカム -DREAMS COME TRUE 25th ANNIVERSARY BEST COVERS-』からの一曲だ。いきものがかり、中島美嘉、大塚愛、倖田來未、水樹奈々、miwa、JUJUなどそうそうたる人気アーティストが集まったこのアルバム。その中でもこの曲が1位を獲得したということは、「サンキュ.」という曲の時を越えた魅力と、BENIのシンガーとしての実力を証明したと言えるだろう。

今年デビュー10周年を迎えるBENIが「カバーの女王」の座を獲得したのは、2012年3月にリリースした英語詞カバーアルバム『COVERS』がきっかけだ。オリコン1位、iTunes年間アルバムランキング1位、レコチョク年間アルバムランキング1位獲得など数々の記録を打ち立てたこのアルバムに続き、『COVERS:2』『COVERS:3』をリリースし、シリーズ累計100万枚に迫るヒットを実現した。「いとしのエリー」や「粉雪」など、主に男性シンガーが歌った楽曲を英語にアレンジして歌い、色褪せないJ-POPの名曲に新たな魅力を与えたことで人気を拡大したBENIは、6月11日にカバーとオリジナルの両方を集めた2枚組30曲収録のベスト盤『BEST All Singles & Covers Hits』をリリース。デビュー10周年を経て、確実にファン層を広げていると言えるだろう。

そして、2位もカバー曲がチャートイン。ロック歌手としての再始動を宣言した元メロン記念日の柴田あゆみがayumi shibata名義で今年2月にリリースしたアルバム『kick start』からの1曲だ。こちらのアルバムでは、久宝留理子「男」、LINDBERG「今すぐKiss Me」、レベッカ「フレンズ」など80年代〜90年代のヒットナンバーをカバー、力強い歌声を聴かせている。30代以上には懐かしく、10代には新鮮な響きを持って受け入れられたはずだ。

そして3位には、シンガーソングライター藤田麻衣子のメジャーデビュー曲「涙が止まらないのは」がランクイン。透き通った歌声と深みのあるメロディーがユーザーに大きな支持を集めた形となっている。

2006年にインディーズでデビュー、その後もリリースを重ねながらフリーライブ活動でファンを増やしてきた彼女。昨年7月にはNHKホール、そして10月には日本武道館でフリーライブを行い8000人を動員するという快挙を成し遂げている。2014年3月26日に満を持してこの「涙が止まらないのは」でメジャーデビュー、恋する思いが伝わらないもどかしさを歌ったこの曲は彼女得意の恋愛ソング。7月23日には2ndシングル『この恋のストーリー』をリリース、2014年のブレイク最有力候補と言っていいだろう。

9位にランクインしたMUSH&Co.「明日も」は、昨年末に公開された映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の劇中バンドとしてデビュー、大きな注目を集めたナンバー。ボーカルの大原櫻子は6月25日に「大原櫻子(from MUSH&Co.)」名義でシングル『頑張ったっていいんじゃない』をリリース、7月スタートのドラマ『水球ヤンキース』でもヒロインをつとめ、女優兼シンガーとして新たなアイコンになりそうだ。13位のKEYTALKも、今年の夏フェスを席巻しそうな4人組。2014年のブレイク候補が集まったチャート状況となっている。

今回紹介したランキングの曲はFaRaoアプリ内で無料で聴くことが可能。ぜひチェックしてみてほしい。

TEXT: 柴 那典
BENI
ayumi shibata
藤田麻衣子
MUSH&Co.
KEYTALK
ケイティ・ペリー

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

新着