CUBΣLIC、2ndワンマン公演で、クリ
スマスイブイブにTSUTAYA O-WESTで「
黒服限定」単独公演を行なうことを発
表!

 本当なら2月末日に、CUBΣLICは2ndワンマン公演「CUBΣLIC ONEMAN LIVE『2021: A Different Dimension Odyssey』」を行なうはずだった。だが、都下に発せられた緊急事態宣言により延期に。CUBΣLICに降りかかった災難はそれだけではなかった。1月にメンバーの猫宮ねこが交通事故に巻き込まれたことから、3人体制でライブを行なう日々が続けば、猫宮ねこの復帰と重なるように、期間的に短かかったとはいえ、兎月ねむりが活動を一時休養。在るべき4人編成に戻ったのが 4月上旬頃だった。
ゴールデンウィークの時期に合わせ、都下には、またも「緊急事態宣言」が発令された。そんな逆境の中とはいえ、CUBΣLICは、4月30日(金)に高田馬場CLUB PHASEを舞台に2ndワンマン公演「CUBΣLIC ONEMAN LIVE『2021: A Different Dimension Odyssey』」を無事に行なうことが出来た。この記事は、そのときのライブの模様を記したものになる。
 舞台前へ設置した巨大なスクリーンに映し出されたのはCUBΣLICのメンバーたちをコンピューターがサーチしてゆく映像。会場中へ警告を告げるように鳴り響く狂気を孕んだラウドな音。何かが起きる。それは一体何なのか…。期待を煽るように、舞台の上には4人の姿があった。
 荒れ狂う音の衝撃をさらに増幅するように彼女たちが最初に突きつけたのが、ラウドな音ブチまけ観客たちを熱く煽ったデジロックナンバーの「EXMACHINA」。まるで世紀末のゴーゴーダンサーのような派手な振りを魅せながら、4人はときにクールに、ときに吐き捨てるように言葉をぶつけ、フロア中に熱を生み出してゆく。CUBΣLIC流のアジテーションソングに刺激を受け、身体中の血が滾りだす。熱い衝撃が、ヤバすぎる。「本気で来いよ!!」と煽るメンバーたち。フロアでも無数のペンライトの光が大きく揺れている。
 荒ぶる衝動を増幅するよう、CUBΣLICは立て続けにダーク&ラウドなデジロック曲「FLYWITHME」を突きつけ、観客たちを挑発してゆく。何時もは愛らしいメンバーたちが、この日のライブの序盤では、野獣のような感情を剥き出しに観客たちを終始挑発し続けていた。と書きながらも、豪傑になりきれず愛らしさが覗き見えるところが彼女たちらしくて、むしろ親しみを持てる。
 フューチャーベースと言えば暖かみのある跳ねるような音やキラキラとしたメロディアスな印象であり、CUBΣLICも同タイプの楽曲を魅力に据えて活動している。そんな彼女たちの新機軸を成すスタイルとして、ラウド系のロックバンドのように激しく煽り、気持ちに熱を生み出す音楽性を組み入れたことは、ライブにおいても、観客たちの感情を一気に高めてゆく嬉しい刺激的な要素になっているのは間違いない。 
「異次元!」(黒川音)の言葉を合図に流れたのが、シングルチューンの「TOKYO PLANET ΣARTH」。CUBΣLICらしい近未来感を満載した愛らしいフューチャーベースナンバーだ。キラキラ輝く都会のビル群の空の間を自由奔放にドライブするような楽曲のように、メンバーたちも気持ちを騒がせる楽曲に乗せ、ナイトライダー気分で目の前に広がった架空の電脳空間へ飛び込んでいった。フロアでも、大勢の人たちがメンバーたちの振りを真似ながら、一緒に電脳空間をドライブしてゆく。この空間にいる人たちの意識の眼には、ネオンきらめく都会の夜空を彼女たちと一緒にランデブーしてゆく姿が映し出されていたに違いない。
 心地好さを増幅させるように、楽曲は「シーサイドタイムマシン」へ。CUBΣLICは、いろんな景色が次々と現れては消える時空の波の上を、軽快に波乗りしていた。時に、舞台劇風に物語を綴りながら、軽やかに変幻してゆく楽曲を4人は巧みに乗り(歌い)こなしてゆく。終盤には、突然ラップパートも登場。自由度満載なスタイルがCUBΣLICらしいじゃない。
次のブロックでは、トリッキーでアーバンなデジタルナンバーをドロップ。エッジの効いた音の上で、4人はビートとシンクロするように「UNISON CUBΣ」を歌っていた。奇をてらっているのにポップな楽曲の上で、感情を抑えぎみに歌う4人の姿がむしろ、聞き手の騒ぎたい気持ちを心地好くくすぐっていた。
さぁ、ここからは一気にアガっていけ。4人の「FU FUー!!」の甘い声を合図に、触れた人たちのテンションをガンガン騒がせるよう「GET ON THE BOARD」が飛びだした。メンバーたちは、その場で飛び跳ね、駆けまわりながら、疾走するデジタルサーフミュージックに乗せ無邪気に踊っていた。腰をズンズンと揺さぶるビートと4人の歌声やパフォーマンスに身を預け、一緒に弾けちゃえ。4人もクラップをしながら、次々転調するトリッキーな楽曲に身を預け、笑顔で騒いでいた。

この日のCUBΣLICは、ブロックごとに様々な景色を観客たちの前へと映し出していた。それはまるで、自分たちがファッションモデルとなり、いろんなEDM STYLEに着替えながら舞台の上を何度もランウェイしていくようにも見えていた。

次のブロックは、スタイリッシュでアーバンなお洒落チューンの「微レ存ガール」からスタート。アタックの強い激しいビートとカラフルな音が飛び交う中、彼女たち自身の多色な歌声が、観ている人たちのハートを色鮮やかに染めてゆく。舞台の上、頭上に掲げた手を中心に円を描くようにまわる姿や、手をくるくるまわしながら飛び跳ね歌う姿も、とてもキュートだ。
プチ和要素も滲ませたCUBΣLIC流レトロフューチャーナンバーの「KAWAiiフューチャーSHOP」では、遊園地のような楽しさの詰まったワンダーな空間の中、愛らしい姿を見せる彼女たちと観客たちが心一つにはしゃいでいた。カラフルなオモチャたちをぶちまけたようなわちゃわちゃした空間の中で、4人は可愛くお洒落を気取りながら歌い躍っていた。彼女たち自身がまるで人形のような愛らしさを振りまいている。その姿に触れている間、わちゃわちゃ騒ぎながらも、胸がずっとドキドキしていた。
 晴れた大空へ見ている人たちを連れだしランデブーするように、CUBΣLICは「晴レトキドキ」を歌唱。広大な大空を自由きままに、少しわがままでお茶目モードな姿で4人は飛び交っていた。カラフルなダンスビートに乗せて弾けるキラキラとした姿は、青春という言葉がとても似合う。ときめく気持ちを隠すことなく、4人は舞台の上で無邪気にはしゃいでいた。晴れた気分に導く、その感覚が最高だ。
次に披露したのが、熱狂一体化した風景を作り出すスペースディスコチューンの「DISCOHOLIC」だ。メンバー一人一人がジョントラボルタを身体に憑依させ、心騒がせるディスコビートに乗せ、舞台の上でFEVERしてゆく。超ファンキーでアゲアゲな楽曲に触発され、フロア中の人たちも、軽快に手拍子やバンプを決めながら、CUBΣLICが催したダンスパーティを彩る1人となり、腰を振り振り、手拍子をしながら4人と一緒に弾けていた。

ここで、メンバーたちが今日の感想を述べだした。

「CUBΣLICは、年始から厄に取り憑かれていたわけですが、こうして4人で開催できて、みんなに見てもらえることが本当に幸せです。NOT FAKΣということを、今後のCUBΣLICの活動で証明していきたいので、ぜひこれからもついてきてください」(黒川音)
「骨、折ってごめんね。災害があって延期になっちゃったんですけど。予定を空けてくださっていた方も再度調整してくださってありがとうございます。今年の個人的な目標は怪我をしない、健康でいこうと思うので、CUBΣLICをよろしくお願いします」(猫宮ねこ)
「延期になって、なんかその間に、2人になったり、3人になったり、また違う3人になったり、いろいろ試練を乗り越えてきて、本来開催するはずだった日よりも、さらにいいステージを、延期になったからこそ届けることが出来たと思います。延期がいい意味で捉えられるライブになったと思います。本当にありがとうございます」(月嶋なる)
「改めて日程調整してくれて、みなさんありがとうございました。重大発表に向けて今から頑張るのでよろしくお願いします」(兎月ねむり)
最後に届けたのは、やはりこの曲だ。きっと、この歌を通してCUBΣLICを見つけ、大好きになった人たちも多いだろう。いろんな人たちとの出会いを作り、その関係を熱く育み続けてきた「KISS KISS CUBΣLIC」に合わせ、フロア中の人たちが心地好く身体を揺らし、舞台の上で無邪気に歌い躍る4人に熱い視線を送っていた。「「KISS KISS CUBΣLIC」の歌声に合わせ、フロア中に響いた熱い手拍子。4人もアガッた気持ちのまま歌の投げKISSを送りながら、会場中の人たちとエアーな熱い抱擁を変わしあっていた。

最後にCUBΣLICから嬉しいお知らせが。CUBΣLICの次のワンマン公演「CUBΣLIC 3rd ONEMAN LIVE『Eyes Wide Shut』」が12月23日にTSUTAYA O-WESTで行なわれることが発表になった。この日は「黒服限定公演」。「えっ、お前らヴィジュアル系か?!」と突っ込むのは辞めておこう。
PHOTO:佐野和樹
TEXT:長澤智典

この日の模様は、5月14日までご覧になれます。

【日時】2021年4月30日(金)
【タイトル】CUBΣLIC ONEMAN LIVE『2021: A Different Dimension Odyssey』
【会場】高田馬場CLUB PHASE
【時間】OPEN 18:30 START 19:00
【料金】前売り¥2,000 当日¥2,500 女性¥0(1D代別¥600)
【出演】CUBΣLIC
【配信】¥1,500 アーカイブ14日間
https://twitcasting.tv/hvt_records/shopcart/71173
【Live情報】

【日時】2021年12月23(木)
【タイトル】CUBΣLIC 3rd ONEMAN LIVE『Eyes Wide Shut』(黒服限定公演)
【会場】TSUTAYA O-WEST
【時間】OP 18:30 ST 19:00
【料金】前売¥2,500 当日 ¥3,000 1D代別
【予約】https://t.livepocket.jp/e/xe20f
【入場順】整理番号順
「KISS KISS CUBΣLIC」MV
☆タワーレコードオンライン☆
https://tower.jp/item/5078202/

CUBΣLICオフィシャルサイト
https://www.hvt-inc.com/cubelic/
Twitter
https://twitter.com/cubelic_hvt

◆CUBΣLIC 所属事務所/harvest 公式YouTubeチャンネル
http://ur0.work/W4VN
セットリスト
「EXMACHINA」
「FLYWITHME」
「TOKYO PLANET ΣARTH」
「シーサイドタイムマシン」
「UNISON CUBΣ」
「GET ON THE BOARD」
「微レ存ガール」
「KAWAiiフューチャーSHOP」
「晴レトキドキ」
「DISCOHOLIC」
「KISS KISS CUBΣLIC」
Tags: CUBΣLIC

Vues

ライブシーンの最前線で活動しているアーティストたちの情報を中心に掲載している音楽を中心にしたエンターテイメントなニュースサイト。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • PunkyFineのそれでいきましょう!~V-MUSICジェネシス日記~
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • Tsubasa Shimada presents / 「Wet Crate」
  • SUPER★DRAGON / 「楽楽★PAINT」
  • OLDCODEX / 「WHY I PAINT ~なぜボクがえをかくのか~」
  • みねこ美根 / 「映画の指輪のつくり方」
  • 高槻かなこ / 『PLAYING by CLOSET♪♪』

新着