畠中 祐

畠中 祐

【畠中 祐 インタビュー】
有無を言わさない
完璧なウルトラマンソング

6thシングル「Promise for the future」は、自身がウルトラマンゼットの声を務める特撮ドラマ『ウルトラマンZ』の後期エンディングテーマ。憧れだったウルトラマンを演じる気持ち、楽曲の印象、さらに2020年はどんな年だったのかも語ってもらった。

子供でも大人でも聴いた瞬間に
アツくなれるのがウルトラマンソング

「Promise for the future」は畠中さんがウルトラマンゼットの声で出演されている、特撮ドラマ『ウルトラマンZ』の後期エンディングテーマという。

はい。エンディングテーマでこの曲が初めて流れた時は感無量でした。

ご自身がウルトラマンゼットの声をやっているだけに、主題歌を歌えたらいいなという気持ちはありました?

そういうことは1ミリも思ったことがなかったです。声をやれるだけで嬉しかったから、決まった時は正直言って“どうしよう〜”っていう戸惑いも大きかったです(笑)。そもそも僕はウルトラマンが大好きで、保育園の頃からティガ、ダイナ、ガイアに夢中になっていたので、そのウルトラマンになれるというのは幼少期の夢が叶ったみたいですごく嬉しかったんです。

ちなみにティガはどんな主題歌だったか覚えていますか?

もちろんです! ティガと主人公のマドカ・ダイゴ役をV6の長野 博さんがやられていて、主題歌もV6さんの「TAKE ME HIGHER」でした。でも、当時は誰が歌っているとか微塵も気にしてなくて、単に“ティガの曲、カッコ良い!”という印象でしたね。ジャニーズさんという認識もなかったから『ミュージックステーション』でV6さんが「TAKE ME HIGHER」を歌っているのを観た時は、長野さんが歌っているので、幼心に複雑な気持ちになったことがあります。“なんで地球を守っていないんだろう?”って(笑)。だから、今回の曲も、あくまでも『ウルトラマンZ』の曲として子供たちに聴いてもらいたいです。

「Promise for the future」はカッコ良い曲で、奮い立たせてくれるようなアツさがありますね。

そうですね。子供でも大人でも聴いた瞬間にアツくなれる、それがウルトラマンソングだと思うんです。だから、この曲を聴いた子供たちが、今の僕くらいの年齢になった時にまた聴いて、当時と同じようにアツくなってもらえたら嬉しいですね。レコーディングは前シングルの「DYING WISH」(2020年10月発表)と同時進行だったんですけど、有無を言わさない完璧なウルトラマンソングなので、僕は何も気にせず想いを込めて歌うだけという状態でした。

レコーディングで力を入れたところというのは?

やっぱり《ウルトラマン FIGHTING SOUL!》と歌うところは、めちゃめちゃ嬉しかったし、気合いが入りました。あと、個人的に好きなところは《OH JUST SAY MY NAME》ですね。“ご唱和ください我の名を”というフレーズは『ウルトラマンZ』を象徴する言葉なので、これが入っていないと締まらないと思うので。最初に“ご唱和ください我の名を”という台詞を読んだ時は、“なんでわざわざこんなことを言ってから変身するんだろう?”って疑問だったんですけど(笑)、今ではすごく愛おしく感じています。

ウルトラマンゼットはよくしゃべっている印象があるのですが、そこはゼットならではの個性なんでしょうね。

ゼットがはっきりしゃべるのは、インナースペースと呼ばれる空間の中で主人公のナツカワ ハルキとだけなんですよ。昔からウルトラマンと主人公が対話するシーンはあったんですけど、僕の中ではすごく神聖なシーンだというイメージでした。でも、ゼットはすごくしゃべるし、ハルキとのやりとりも結構コミカルで、そこは新しいなって。戦っている時の“シュワッチ”とか“デュワッ”とかはウルトラマン語に加工されてはいますけど、実際に僕が言ってるんですよ。保育園の頃に観た“シュワッチ”とかのウルトラマン語を、マイク前で自分がやれるのはすごく嬉しくて、超楽しいです。

畠中さんが声を担当しているウルトラマンゼットには師匠がいて、それが宮野真守さんが声を担当していたウルトラマンゼロなんですよね。

そうなんです。宮野さんとはTVアニメ『甲鉄城のカバネリ』とか『うしおととら』もそうですし、『銀河英雄伝説 Die Neue These』でも共演させてもらっていて。これまでもちょくちょくお会いすることはあって、声優としても“師匠”と言うとあれだけど、大先輩です。僕がウルトラマンの声をやることになった時、“ウルトラマンの気持ちを代弁する人間というスタンスで携わっている”という話を聞いて“すごい!”と思いました。どうしても“ウルトラマンの声をやっている”という気持ちになりそうなんですけど、あくまでも自分はウルトラマンの気持ちが一番分かる人間で、ウルトラマンは自分の声を借りているだけだと。すごく素敵な解釈で、ウルトラマンとしてだけでなく、声優としても一挙手一投足を見て学んでいます。
畠中 祐
シングル「Promise for the future」【初回限定盤】(CD+Blu-ray)
シングル「Promise for the future」【通常盤】(CD)

OKMusic編集部

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