w-inds.来日中のエリック・ベネイと
の対談が実現

2010年8月にリリースされた『Sometimes I Cry』は、全米R&BチャートNO.1を独走し、2011年グラミー賞ベスト・トラディショナル・R&B・パフォーマンス賞を受賞した 名曲として知られており、エリック・ベネイ本人も自分の曲の中でも最も難しい曲と表現しており、中でも後半のフェイクの一番高いキーは、普通の男声キーの1オクターブ 上を歌う超難曲。
エリック・ベネイを敬愛するヴォーカルの慶太が、ソロプロジェクト”KEITA”のツアーで、『Sometimes I Cry』を披露したところ、天井を突き抜けるようなファルセットでオーディエンスを魅了。その後フェスやw-inds.ツアーで歌唱し、作品化の要望が多く寄せられたこともあり、今回シングルとしてリリースすることになった。
また、日本語歌詞を『雪の華』(中島美嘉)や『月のしずく』(RUI/柴咲コウ)の作詞でも知られるSatomiが手掛けたことで、より感情が伝わり、さらに切なく儚いエモーショナルなラヴバラードに仕上がっている。そしてなんと、5月10日に来日したエリック・ベネイとw-inds.の対談が実現!

エリックが現場に現れるやいなや「いや、もう、本物のスーツが似合う人だなって!」(龍一)、「みなさんも素敵ですよ」(エリック)と、和やかな雰囲気で話は始まった。
「僕がもともとエリック・ベネイさんが大好きで、『Sometimes I Cry』の前にも、ライブで『Still With You』を歌わせて頂いたことがあるんです。その頃、改めていろんな楽曲を聴いて、『Sometimes I Cry』が本当に好きだと思ったし、多くの方から特徴的だと言われ、自分でもひとつの武器だと思っている“ファルセット”(=自分のいい部分)をいちばん 出せる楽曲だと感じたので今回カヴァーさせて頂きました」(慶太)
「ありがとうございます。僕は10代の頃、とにかく自分の音楽をいろんな国に広めたい、言語や文化が違う人たちにも僕の音楽に共感してほしい と思っていたから、今回、日本で成功しているw-inds.が僕の曲をカヴァーしてくれたというのは、夢が叶ったことになるので、本当に喜ば しい。感謝しています」(エリック)
「僕らもうれしいですよね。すばらしい楽曲に出会えて、それをまた、僕たちなりにではあるけれど、たくさんの人たちに伝えられるというのが―」(涼平)
「お互いのリスぺクトが感じられますね」(エリック)
「おおお(笑)。ありがとうございます」(3人)
「僕自身の自慢をするわけではないけれど『Sometimes I Cry』をオリジナル・キーでカヴァーするというのは、誰もができるわけではないんです。ファルセットをアクセントとして、部分的に使っている曲は他にも あるけど、この曲は全曲に渡って高音が展開されているから非常に難しい。それを実際に歌っているということだけでも、すばらしいと感心した し、ご自分の曲にされていると感じましたね。w-inds.の音楽スタイルについてもっと教えてくれますか?」(エリック)
「ここ近年ダンスナンバーを追及してきたんですけど、世界的な流行が生音やレトロモダンなサウンドに変わってきているので、w-inds.と してもその音楽性をつくっていこうかなと考えているところです。僕たちとしては、常にアンテナを張って世界的な流れに乗って音楽を変化させて いこうという思いがあるので、このタイミングで『Sometimes I Cry』をカバーできるということは、日本のファンのみなさんに対しても大きな変化のメッセージになるんじゃないかと思っています」(慶太)
「みなさん進化されようとしているし、実際にされているのは、すばらしいことですね。将来的に機会があればいっしょにスタジオに入って w-inds.をプロデュースさせてもらうってこともありかな?って思っています。今度は僕がみなさんから何か学べるものがあるかと期待して います」(エリック)
「やりましょう! ぜひ!」(3人)
リアル・ソウルの伝道者・エリック・ベネイをもうならせたw-inds.。ニュー・シングル『夢で逢えるのに~Sometimes I Cry~』はもちろん、今後の動向からも目が離せない。

dwango.jp news

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