s**t kingz、見るダンス映像アルバム
『FLYING FIRST PENGUIN』の発売が決
定 さらに5カ月連続「新作ダンス映
像」も発表

4人組ダンスパフォーマンスグループs**t kingz(シットキングス、通称シッキン)が、完全ダンサープロデュースとなる、“ダンサーという表現者が先頭に立った”ダンス映像作品集として<見るダンス映像アルバム>『FLYING FIRST PENGUIN(フライング・ファースト・ペンギン)」(Blu-ray)を2020年12月下旬に発売することを決定した。
さらに、アルバムが発売される12月を含む5カ月間連続、毎月新作ダンス映像を発表する予定。その第一弾としてメンバーそれぞれが、初めて手掛けたソロダンスの映像作品を、本日4人分同時にオフィシャルYouTubeにて公開した。
s**t kingzが、本アルバムを発売することになったきっかけは、「自分たちのダンス表現を続けていくためには?」の問いの中にあったそうだ。
「他のアーティストと比べて、ダンサーは自分たちの作品(映像)がセールスされるという文化はあまりありませんでした。基本的には、ミュージシャンが作った楽曲に心を動かされ、インスピレーションを受けた上で、それをダンスで表現する事がほとんどなので、音源の権利の問題もあり、100%自身の作品という事にはなりません。魂を込めて作ったダンス表現を、残してたくさんの人に見てもらうためには? と思い、僕たちは、ダンサーという表現者が先頭に立った作品づくりをスタートしました」と語っている。
また「自分たちのダンスのコンセプトを中心にして、楽曲を書き下ろし、歌詞もディレクションする事をこんなに向き合ってやったのは初めての事だったので、改めて音と言葉を巧みに表現する音楽アーティストの皆さんって素晴らしいアーティストだし、そんな方々と自分のダンス表現のために一緒のゴールを見ながら作品を作れる事は非常に刺激的で楽しさしかなかったです」と、メンバーたちは多ジャンルのアーティストとコラボする喜びを語った。
そして、これからたくさんのダンス映像作品を発表していく「s**t kingzの<見るダンス映像アルバム>プロジェクト」の第一弾として、シットキングスが初のソロダンス映像を公開した。「First,」=「まずはじめに、」をお題とし企画・構成・振付・出演すべてを一人で手掛けた。shoji 「Too hard to choose」、kazuki「On my side」、NOPPO「足取り」、Oguri「I won’ t say goodbye」と、自分というダンサーの名刺替わりとなる個性溢れた作品をプロデュース。
「ダンスコンテンツ自体、無料で楽しめる機会が溢れているので、今後作品を販売していくには必ずハードルがあると感じています。既にある “ミュージックビデオ”と“ダンス映像作品”との区別化は非常に難しい。なので、“新ジャンル”としての“ダンス映像作品”とは? を体感してもらうために、まずは無料で公開してより多くの人に知ってもらいたいと思ってます。『音楽のミュージックビデオと一緒じゃん』って思われないように、ダンス表現が中心にある作品で、見る側の楽しみ方に【驚き】と【発見】がなくてはいけない。僕たちの作品作りの特徴である“ストーリー性”や“コンセプチュアル”な部分を活かして、見終わった後に【ダンス映像作品を見るのって面白い!】と思ってもらえる心に残る作品を目指してます」とコメント。
2013年から定期的に実施してきた90分~120分の舞台公演では、ストーリーの企画・構成・演出・出演を全て自分たちで手掛けるシットキングスだからこそ、誰でも気軽に楽しめる短編の動画コンテンツでも、視聴者を楽しませてくれるだろう。
小原穣(監督)
4作品全ての監督を手掛けた小原穣は、「4人の頭の中では、振り付けを考える時や、ダンスを踊ってる時、こんな世界を妄想しているんだってヤバさを、今回のプロジェクトを通して体感させて頂きました。4人の頭の中をまんまアウトプットするとこんな感じ!な映像が出来上がったと思います。こんなバラバラな個性を持っている4人が、一緒にs**t kingzをやっていること自体が奇跡!」と、4人の個々それぞれのプロデューサーとしての企画力と、ダンサーとしての表現力を絶賛している。
そして、8月から12月までの5カ月連続毎月無料公開される全ての新作ダンス映像作品は、シットキングスオフィシャルYouTubeで公開が決定されており、それらの集大成となる作品集は未公開映像を加え、見るダンス映像アルバム『FLYING FIRST PENGUIN』として発売される。
「ファーストペンギンとは、“集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。転じて、その“勇敢なペンギン”のように、リスクを恐れず初めてのことに挑戦する者”の意味。ダンサーというアーティストの中で、恐れずにどんどん新しい事に挑戦していく姿勢、更に、本来であれば、“飛べない鳥”であるペンギンが、“FLYING=飛ぶ”ことで、不可能を可能にしていきたい想いを込めました。この作品が、ダンス映像作品をよりたくさんの方に楽しんでもらえるきっかけになるといいなと思います」と、メンバーは意気込みを語っている。
これらの、YouTubeで無料で公開する映像作品が、映像アルバムとして販売される際には、特典映像やメイキング映像の収録はもちろん、s**t kingzならではのダンス映像作品が更に楽しめる仕掛けが予定されている。詳細情報は、追ってHP・SNSで発表される予定だ。そして、近い将来には、定額制配信サービスにて作品公開する事も目指して準備を進行中とのこと。
なお、本日公開されたソロのダンス映像4作品は、8月29日(土)に開催されるs**t kingzの生配信ダンスライブ『NAMA! HO! SHOW!!~ON&OFF~』で、ライブショーとして初生披露される予定なので、作品を観込んで生配信のライブに臨んでみてはいかがだろうか。
s**t kingz コメント
これまで沢山の素敵な音楽に出会い、踊る喜びを噛み締めてきました。しかし、踊りたい、表現したいと思える曲に出会えない時の寂しさは、ダンサーにとってとても苦しい瞬間でもありました。ならば、表現したいダンスに合わせて、音楽を作るという表現のあり方があってもいいのではないか。
そんな思いに賛同してくれた素晴らしいアーティスト・クリエイターの皆さんと、一緒に作品を作ることができました! 今回のソロは、4人の個性とこだわりがギュッと詰まった作品たちです。これから生まれる沢山の作品、そして自分たち史上初の1st映像アルバムも『FLYING FIRST PENGUIN』のリリースも、楽しみにしてください!

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着