浜辺美波“学生たちの青春写真”に涙
「もっと楽しんでおけばよかった」
映画『思い、思われ、ふり、ふられ』初日舞台あいさつが14日、東京都内で行われ、出演者の浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二と三木孝浩監督が出席した。
本作は、男女4人の高校生の恋愛模様を描いた青春ラブストーリー。
劇中に登場する夏祭りシーンにちなみ、「夏の理想のデート」を尋ねられた浜辺は「花火大会とかいいですね。地元のお祭りとかだと知り合いがいる。会うと恥ずかしいから、浴衣を着て、お面を買って被ってバレないように手をつないで歩くみたいな。少女漫画チックですかね?」と語り、照れ笑いを浮かべた。
北村は「夏の思い出というとおじいちゃんとカブトムシを捕りに行った思い出しかない。朝4時に『行くぞ』と起こされるんですが、おじいちゃんが木を蹴ると、ババーッとカブトムシやクワガタが落ちてくるんです。それを一緒に楽しめる子がいいですね」と語った。
福本は「キャンプをして、夜空の星を一緒に見てみたい」、赤楚も「もうかなわないからこそ、文化祭を2人で制服姿で回りたい」と明かした。
また、映画公式サイトでは、「みんなの115万枚のフィルキャンペーン」と題し、学生の思い出写真や動画を募集。これを三木監督が、Official髭男dismが歌う主題歌に乗せた1本の「特別映像」として編集し、この日、スクリーン上で初披露した。
上演後、目をうるませた浜辺は「めっちゃすてきだなと思って…」と感極まった様子。「私、中学校の写真がなくて。写真って撮っておくと、振り返ったときに、すごくすてき。こんな青春っていいなと。もっと楽しんでおけばよかったなと思って。すてきな動画でした」と語った。
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