阿部寛主演、吉田鋼太郎演出&出演
彩の国シェイクスピア・シリーズ第3
5弾『ヘンリー八世』の上演が決定
政権の為に容赦なく配下を切り捨て、離婚を繰り返すエネルギーは特筆に値し、現代に通じる姿であると思います。大変魅力的なキャラクターです。
ともすれば、良き夫、良き父、良き上司のイメージを持たれがちな阿部さんに、悪の魅力、負のエネルギー、そして、思いきりスキャンダラスでセクシーな王を演じて欲しいと思っています。
ヘンリー八世を吉田鋼太郎さん演出で演じさせて頂くということは、
大変大きな役割を僕も頂けたと思っています。
また、 彩の国さいたま芸術劇場でシェイクスピアの熱い日々を送れること、今から楽しみにしています。
2020年劇場でお会いしましょう。
英国王ヘンリー八世の宮殿では、ウルジー枢機卿が勢力を強めている。国王の寵愛を受けながら、出世のために策略をめぐらし高慢なウルジーは公爵たちの非難の的になっている。そんな中、学識高く才能をもつバッキンガム公が、ウルジーの陰謀によって裁判にかけられ、冤罪により死刑となった。ある晩、王はウルジー邸の晩餐会で王妃に仕える女官アン・ブリンに心奪われる。王は王妃キャサリンとの結婚を無効にしようと離婚裁判を起こすが、キャサリンは自身の敵であるウルジーが審判する裁判への出頭を拒否、ウルジーもまた自分の得にならない離婚裁判の延期を謀るが……。
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