『キャプテン・マーベル』2019年3月15日公開 ©Marvel Studios 2018

『キャプテン・マーベル』2019年3月15日公開 ©Marvel Studios 2018

『キャプテン・マーベル』『アベンジ
ャーズ/エンドゲーム』公開前に復習
したい3映画

『キャプテン・マーベル』(2019年3月15日公開)と『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月26日 日米同時公開)がいよいよ公開。最大限楽しむために、今の内に復習しておいた方がよい3作品紹介。注目ポイントを解説します。

2019年は、「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」を超える、世界興行収入No.1シリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」を手掛けるマーベル・スタジオにおいて、これまでにないほど大きな転換期を迎えようとしています。
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2018年は、マーベル・スタジオにとって10周年という節目の年。
『ブラックパンサー』は全米で記録的な超ヒット、アメコミ映画として史上初・アカデミー賞(作品賞、美術賞、衣装デザイン賞、作曲賞、主題歌賞、音響編集賞、録音賞の7部門)にノミネートされる、歴史的快挙。
この10年を牽引してきたアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーたちヒーローの “終わりの始まり”『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、比喩ではなく観客たちを呆然とさせる衝撃をあたえ、
最高のバディ・アクション・ムービー『アントマン&ワスプ』では、笑いと感動と共に、今後の展開に向けての重要な布石を打ってくれました。
2019年は、アベンジャーズ誕生前の物語を描く『キャプテン・マーベル』(2019年3月15日公開)と、そのアベンジャーズの物語がついに集大成を迎えることとなる『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月26日 日米同時公開)の公開によって、一つの区切りを迎えることになります。
この2作品を最大限楽しむために、今の内に復習しておいた方がよいMCU映画を、3作品紹介。注目ポイントを解説します。
アベンジャーズ結成の瞬間|『アベンジャーズ』(2012)あらすじ
地球制服を企てるロキ(ソーの弟)に対抗するため、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の長官ニック・フューリーの指揮の元、ヒーロー達を集めた最強チーム「アベンジャーズ」を結成することに。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、さらにS.H.I.E.L.D. のトップエージェント、ブラック・ウィドウ、ホークアイを加えた先鋭メンバーで、ロキと、宇宙人チタウリの軍団を迎え撃ちます。
個性的で自己主張の強いヒーローたちは、衝突を繰り返すも、とあるきっかけで結束し、地球存亡の危機に立ち向かいます。
注目ポイント
なんと言っても、アベンジャーズ結成が描かれるところがポイント。
『キャプテン・マーベル』では、若かりし頃のニック・フューリーが、アベンジャーズ計画に乗り出すことになる理由が描かれるため、改めて『アベンジャーズ』を見ておきましょう。
さらに、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で生き残ったのは、結成に関わった、アベンジャーズのオリジナルメンバー。
重要なキャラクターとなるため、彼らが初めてチームを組んだこの作品のストーリーは必見です。
キャップのコスチュームに注目
キャップのコスチュームに注目|『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)あらすじ
『アベンジャーズ』での死闘を乗り越えたS.H.I.E.L.D. は、いつしか組織内部がナチスから生まれた悪の組織ヒドラのメンバーに毒されていたことが判明。
長官ニック・フューリーは、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウらと共にヒドラの思惑を阻止するために、S.H.I.E.L.D.そのものを崩壊させ、危機を脱することを決意します。
注目ポイント
2018年末に公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』の予告編で、キャプテン・アメリカが、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の途中まで着用していたスーツに身を包んでいます。
さらに、最愛だった女性ペギーの写真が入ったコンパスを眺めるシーンも、酷似する場面が登場することから、『アベンジャーズ/エンドゲーム』と繋がりがある可能性が。
真偽は『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開されるまでわかりませんが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスがタイムストーンで時間を巻き戻したり、『アントマン&ワスプ』で量子世界に「時間の渦」の存在が語られたり、タイムトラベルや平行宇宙への移動の可能性が、熱心なファンにより指摘されています。
また、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』では、ニック・フューリーが、なぜ左目を失ったか語るシーンがあります。
『キャプテン・マーベル』では、まだ左目を怪我する前のニック・フューリーが登場するため、左目に関するエピソードが描かれる可能性もあります。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』『キャプテン・マーベル』2作品共に関連がある、重要な作品となるかもしれません。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2017)あらすじ
6つすべて手に入れると、指を鳴らすほどの一瞬で、全宇宙の半分の生命を滅ぼすほどの力を手に入れられる「インフィニティ・ストーン」を巡る物語。
アベンジャーズは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を経て崩壊状態であるものの、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソーは個々に奮闘。
ワカンダ(ブラックパンサー)、ドクター・ストレンジ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーらと夢の共闘をしながら、サノス軍団との壮絶な死闘を繰り広げますが、あらゆる場面で一歩及ばず、ついにサノスの意志は完遂されます。
注目ポイント
言わずもがな、続編『アベンジャーズ/エンドゲーム』へと直結するため、改めて復習しておきましょう。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でのヒーロー達の結末を押さえておけば『アベンジャーズ/エンドゲーム』への準備は万端。
さらに、『アベンジャーズ/エンドゲーム』予告編で、アイアンマンが宇宙を漂流していたように、どのキャラクターが、どの場所にいたのか、改めて整理をしておくとなお良いでしょう。
そして、本編終了後のポストクレジット・シーンにも注目。
ニック・フューリーがコード・レッドを発動し、表示されたのは、キャプテン・マーベルのマークでした。二人の関係がうかがい知れるシーンですので、『キャプテン・マーベル』公開前にもう一度見ておくのがおすすめです。
以上、3作品を抑えて、2019年に公開を迎える『キャプテン・マーベル』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を最大限楽しみましょう。
■『キャプテン・マーベル』
2019年3月15日全国公開
(c)Marvel Studios 2018
■『アベンジャーズ/エンドゲーム』
2019年4月26日全国公開
(c)2018 MARVEL

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