映画「東京難民」 中村蒼・大塚千弘
・山本美月らキャスト陣が勢ぞろい

本作は、大学生の時枝修(中村蒼)が全てを失い、ホームレスに転落していく様を描いた衝撃作。

舞台挨拶の前には、主題歌を担当する高橋優さんがサプライズで登場し本作の主題歌「旅人」を披露する場面もある中、舞台挨拶がスタート。

中村蒼さんは「完成した作品を観て、やっぱりどうしてもあの時、もっとこうしておけばよかったんじゃないかなと、いろいろ思うことがあるんですけど、当時の僕しかできなかったことをカメラの前でやったし、120%の力でお芝居したという自信は持ってます。」

大塚千弘さんは「皆さんに観ていただくのがすごいドキドキするんですけど、私にとって大切な作品なので、皆さんにちょっとでもいろんな思いをこの映画を通じて届けられたらいいなと思ってます。」

青柳翔さんは「僕にとって初めてのホスト役だったので、皆さんにお見せすることができて嬉しく思っております。」

山本美月さんは「私は今まで明快なお話をよく演じさせていただいたので、このように考えさせられる作品に参加したことは初めてだったので、たくさん悩んだんですけど今日無事にこの日を迎えることができて嬉しく思っています。」

中尾明慶さんは「僕ももちろんホスト役は初めてですし、僕に関してはどうか皆さん優しい気持ちで観ていただければなと思います。」とそれぞれコメント。

劇中では携帯電話やお金を失ってしまうが、現実世界で携帯電話やお金が無くなってしまったらどうするか質問され、中村蒼さんは「携帯電話やパソコンが当たり前の時代で、物心ついた時から有り、想像ができないんですけど、この作品をやり終わって、今まで当たり前と思ってたことは全然当たり前じゃないんだと思ったので、もっとそういうものに感謝しながら生きていかなければならないなと思いました。」

本格的なラブシーンにも挑戦したことについて聞かれた大塚千弘さんは「やっぱりあのシーンはドキドキしちゃいました。前日に監督が“千弘大丈夫だから”と電話をくれたりしていろいろケアをしてくださったりとかしたので、大切なシーンなので大切にやりましたけ。」と明かす。

佐々部監督の印象を聞かれた山本美月さんは「初めてお会いした時、怖い人なのかなと最初思ったんですけど、現場ではそんなことはなくて優しくて、早口で喋る役なので、台詞を噛んだりすると監督がイエローカードを1枚ずつ出すんですよ。いつかレッドカードが出て退場させられちゃったらどうしようとドキドキしてました。」と撮影のエピソードを語っていた。

そして、監督の魅力を聞かれた井上順さんは「ひと言で言ってとっても人が良いというのかな、撮影に入った段階でスタッフ全員がファミリーなんですよ。その中で暖かい環境の中で仕事をさせてもらえるというのかな。僕は伸び伸びとやらせてもらいました。東京難民が観終わった時にとっても良い心にお土産を持って帰っていただける作品じゃないかとそういう風に思っております。」とコメント。

この日、主題歌を担当する高橋優さんがサプライズで登場し本作の主題歌「旅人」を披露し拍手喝采を浴びた。

最後に中村蒼さんは「どうしても楽しいこととか良いこととかって、先にあると思うんですけど、この作品を演じて、360度見渡したら身近な幸せっていっぱいあるんだなと思ったんですよ。そういう幸せってスルーしがちで当たり前に過ごしているんですけど、当たり前のことをちゃんと感じて幸せに思えれば、毎日毎日楽しくなって自然と道が切り開けていけるんじゃないかなと思いました。皆さんにもこの映画を観て、それを感じてほしい。」と語っていた。

映画「東京難民」は2月22日(土)より有楽町スバル座ほか全国ロードショー


http://youtu.be/IeyhKV4SO4A

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