【奈良マラソン体験レポ】アップダウ
ンがあっても自己新達成!沿道応援が
温かいリピート決定のレース

7回目の開催となった「奈良マラソン」。平城宮跡や日本らしいコースを走れる同レースは大人気。今回もフルマラソンは募集開始30分でエントリー締め切りとなりました。そんな大会をふり返ってみます。

筆者は「奈良マラソン」に出るため、古都・奈良に向かいました。最近の奈良はどんな感じなのか楽しみにしており、色々と検索していると面白い情報をキャッチ。
というも、「都道府県を人口で2分割する」というものがTwitter上で流行っており、それの先駆けとなったのが奈良だというのです。奈良の人口を等しくなるよう2分割して色分けをすると、その偏りがハッキリとわかるんですね。
奈良の人口は約135万人(2016年)。奈良市・生駒市・大和郡山市など北部の地域が1つのグループに。そして、十津川村・橿原市・天理市など南部の地域が1つのグループとなるのです。すると、ご覧の通り、北部だけ突出して人口が集まっていることがわかるんですね。
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これに対して悲鳴のコメントや、「あってる!」といった納得したようなコメントが多数投稿されました。なんとなく知っていたけど、やっぱりそうだったシリーズとして、色んな都道府県を2分割して楽しんでいます。
そんな偏りがハッキリしている奈良の北部で開催される「奈良マラソン」。さすがに人口の多い地域、とても賑やかで楽しいレースでした。
コンビニ「ローソン」が、“奈良すぎた”
「奈良マラソン」、当日をふり返りたいと思います。
まず驚いたのが、近鉄奈良駅近く、三条通のコンビニ「ローソン」が、“奈良すぎた”こと。まるで町屋のようなローソンが当たり前のようにあり、「自分はいま奈良にいる」ということを実感しました。
スタッフに聞いてみると、元々は「ぜいたく豆本舗」というお店だったらしく、それが改装されてローソンになったそうです。店内にも「ぜいたく豆本舗」の商品が販売されており、いくつかお土産に買って帰りました。
さて、筆者のランニングレベルはというと、最高記録が4時間19分で、なかなかサブ4に到達しないといったところ。月間100kmを走ることもあるのですが、今回はどうなるのでしょうか。
奈良マラソンに向けた武器として、足元にはスイス発のランニングシューズ「On」を採用。軽量で非常に反発性の高いパフォーマンスシューズです。11月も月間150kmを走り、距離を体にたたき込みました。
また、レースに向けて体作りにも注意しました。まずは甘酒を飲んで調整。というのも、甘酒の主原料で「酒粕」と「米麹」による腸管バリア機能向上の可能性があるという研究結果を森永製菓が発表。
今回はビールを我慢して、甘酒で免疫力向上対策を行っていました。カーボローディングも実施し、炭水化物を多めに体に蓄え準備は万端といったところ。
当日は曇りのち晴れと、非常に走りやすいコンディション。ただ、スタート時にはまだ気温が低かったので、無料で配られた雨カッパが嬉しかった……。
スタート地点が混雑するのは言わずもがな。奈良マラソンでは、「せんとくん」をはじめ、オリンピック銀メダリストの有森祐子さんや、安田大サーカスの団長さんらがエールをおくってくれました。皆さんの声を背中に受けて、いよいよスタートです。
実は奈良マラソンはアップダウンの多いコースとして有名。17km頃から急な登りが登場したかと思うと、折り返した後の25km地点でも急な登りが。その後もアップダウンがあるので、なかなか難しいコースという印象です。
前半戦は道が広く走りやすいコースとなっており、気持ち良く駆け抜けることができます。とはいえ、スピードの出し過ぎには要注意。
関西レース特有!?応援とエイドが熱い!!
関西のレースだからか、「足痛いのは気のせいやでー」「ここ登りきったら平地が続くでー」といった、沿道の大きな声が印象的でした。また、4000人にも及ぶボランティアの皆さんも元気で、沿道に立ってハイタッチや声かけをしてくれました。
他にも個性的な方々がエールをおくってくれました。 声がかすれるまで応援してくれる応援者もまた、耐久レースとなるのです。
さらに、エイドがかなり充実。「ぜんざい」「そうめん」「豚汁ご飯」「コーヒー」「パン」「だんご」と、全部いただいていたら、心もお腹も満たされました。応援してくださっている方々が本当に元気なので、こちらの弱音がどこかに飛んでいきます。
ということで終始、楽しく走れるのが奈良マラソンの特徴。筆者は撮影しながらのレースだったので、4時間30分でゴール。自己新とはなりませんでしたが、一緒に走ったカメラマンは3時間50分だった記録を3時間35分まで縮めました。
坂が多いからといって決して記録が出ないというわけではないことが実証されました。来年は是非、皆さんもエントリーしてみませんか。

ウレぴあ総研

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