堤真一出演、舞台『民衆の敵』のメイ
ンビジュアル、公演詳細、そして新キ
ャストに赤楚衛二など総勢36名が決定
 

2018年11月29日(木)~12月23日(日・祝)Bunkamuraシアターコクーン、12月27日(木)~30日(日)森ノ宮ピロティホールにて上演されるDISCOVER WORLD THEATRE Vol.4 『民衆の敵』のビジュアル、公演詳細、全キャストが発表された。
ビジュアルは、演出のジョナサン・マンビィの“最も身近で生活に必要不可欠な【水】 が穏やかな日常を蝕んでいく……。”というイメージを受け、この物語の中で重要なファクターである【 水】を象徴している。そして、新たに発表された本公演の出演者に、堤真一、安蘭けい、 谷原章介、大西礼芳、外山誠二、大鷹明良、木場勝己、段田安則に加え、『仮面ライダービルド』に出演中の赤楚衛二をはじめ、総勢36名の全キャストが決定した。
本公演は“近代演劇の父”とも称されるノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンの代表作のひとつ。『ペール・ギュント』『人形の家』『ヘッダ・ガブラー』など、日本でも馴染み深い代表作を持つイプセンだが、その中でも1882年に発表された本作は社会問題を扱った唯一の作品で、当時の社会に一石を投じた。ノルウェーからアメリカへ渡った本作は、アーサー・ミラーによって翻案され、ブロードウェイでの上演も高く評価されており、1978年にはスティーブ・マックイーン製作・主演によって映画化、2005年にはノルウェーで設定を現代に置き換え映画化されるなど、根強い支持を得ている。
この『民衆の敵』を、Bunkamura30周年記念、シアターコクーン公演の第1弾として上演する。さらに、今公演では、新たに戯曲を翻訳し、新訳での上演に臨む。
演出を手掛けるのは、シアターコクーンには2016年の『るつぼ』以来2年ぶりの登場となるジョナサン・マンビィ。そしてジョナサンとの2度目のタッグで主演を務めるのは、堤真一。「真実の告白」を志すばかりに、次第に「民衆の敵」であると憎悪され、やがては家族との幸せも危うくしてしまう孤高の男トマス・ストックマンをどのように演じるのか、期待が高まる。そんなトマスの味方となり支え続ける妻カトリーネに安蘭けい、新聞「民報」の編集者でご都合主義のホヴスタに谷原章介、トマスとカトリーネの娘で教師のペトラに大西礼芳、ホヴスタと同じ「民報」の若き記者ビリングに赤楚衛二、カトリーネの養父で水質汚染の原因である製革工場の主モルテン・ヒールに外山誠二、住宅所有組合の会長で印刷屋のアスラクセンに大鷹明良、トマスの唯一の理解者ホルステル船長に木場勝己、そしてトマスの実兄で、市長にして警察署長、温泉管理会会長も務める町の権力者ペテル・ストックマンに段田安則など、魅力あふれる実力派が集結した。
息もつかせぬセリフの応酬とスリリングな人間模様を描く本公演に、期待が高まることは間違いなしだ。

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