THE SxPLAY、源孝志の新作小説にイン
スパイアされた新曲をリリース

THE SxPLAY(菅原紗由理)が、5ヶ月連続リリース企画の第2弾となる新曲「わたしだけのアイリス」を6月27日(水)に配信リリースした。
今作は、映画『東京タワー』『大停電の夜に』などの監督・脚本・演出家としても知られる源孝志の最新長編小説『わたしだけのアイリス』にTHE SxPLAY(菅原紗由理)がインスパイアされ、書き下ろした楽曲。小説と併せても楽しめる作品だ。ジャケットやリリック動画に出てくるイラストは、前作『MOTHER』(VOEZタイアップソング)に続き、イラストレーターのmacotoが担当している。

小説『わたしだけのアイリス』は河出書房新社より6月22日(金)から刊行中。

■THE SxPLAY(菅原紗由理) セルフライナーノーツ

今回の楽曲「わたしだけのアイリス」は、
映画監督・脚本・演出家でもある源孝志さんの
最新小説『わたしだけのアイリス』の
Inspired Musicとして、書き下ろさせていただきました。

小説では「色彩のディーバ」と呼ばれる
唯一無二の色彩感覚に富んだ女性カメラマンが主人公。
そんな彼女が「色覚異常(錐体ジストロフィー)」と診断され、
波が引いていくように周りにいた人たちが離れていき、
突然崩れていく現実に行き場を失う。

恐怖感と絶望の中、いろんな人との出会いや、目にしていくものを通して
少しずつ変わっていく主人公と、自分を重ねるように読んでいきました。

私たちが持っている「アイリス(虹彩)」の色は、
その人にしかない、世界に一つだけのもの。

日々、私たちが目にしているモノも
その瞬間、瞬間の「色」も誰かと同じじゃなく、
その人だけの「色」として「記憶」に刻まれていく。
今の自分は、そういう一つ一つの刻んできた「過去」の
集合体でつくられているということを改めて感じて、
歌詞を書いていきました。

嬉しいこと、悔しいこと、
いろんな経験をして、
自分一人では作り出せない色を、
出会う人に、日々もらいながら、
そこにまた新しい色を足して、
形を変えながら生きていく。

改めて、自分と向き合うきっかけをくれた楽曲になりました。

この曲が、何かに行き詰まっている方の
もう一度踏み出すきっかけになったら嬉しいです。

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