ジン ひぃたん『世界観の情景』
- 第8回 『敵は誰だ』 -
唄では表現し切れない、濡れ出る世界観を絵に納める。この連載では、自分の内面を改めて見直すという意味も込めて、見てくれる皆様に敢えて絵の解説をしてみようと思う。
私の戦っているものはなんだろう、と
ずっと考えていた。
何と戦っているのかも解らずに、
とにかく、戦っていた。
自分が創ってきた曲達のラインナップを
何の気も無しに眺めていたら、
私がずっと戦ってきたものの正体が
虚無だ、と気付いた。
私はずっと、
迫り来る虚無感と戦ってきたのだ。
己の弱さから来る虚無感。
虚無感が1番恐ろしい。
あいつに取り込まれてしまったら、
よっぽど気力を注いで戦わないと、
すぐに負けてしまう。
あいつは、
気力を喰う化け物だ。
美しいものや、
喜びや、優しさ、思いやり
楽しいこと
生きる上で大切なものを、
全て喰ってしまう。
美しく生きる為に。
躍動する自分でいる為に。
私は剣を振るう。
虚無との戦いは続く。
ずっと考えていた。
何と戦っているのかも解らずに、
とにかく、戦っていた。
自分が創ってきた曲達のラインナップを
何の気も無しに眺めていたら、
私がずっと戦ってきたものの正体が
虚無だ、と気付いた。
私はずっと、
迫り来る虚無感と戦ってきたのだ。
己の弱さから来る虚無感。
虚無感が1番恐ろしい。
あいつに取り込まれてしまったら、
よっぽど気力を注いで戦わないと、
すぐに負けてしまう。
あいつは、
気力を喰う化け物だ。
美しいものや、
喜びや、優しさ、思いやり
楽しいこと
生きる上で大切なものを、
全て喰ってしまう。
美しく生きる為に。
躍動する自分でいる為に。
私は剣を振るう。
虚無との戦いは続く。