【超特急 ライヴレポート】
『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2017-20
18 the end for beginning』
2017年12月27日 at 横浜アリーナ
今ツアーの折り返し地点となったこの日、総合演出も手掛けるメインダンサーのユーキが直前のリハーサルで足を負傷。それに伴った演出の変更がアナウンスされる中、リーダーのリョウガが開演前の影アナで“最高の思い出になるライヴに絶対します”と力強い開会宣言を告げると割れんばかりの拍手が沸き起こる。本公演のテーマ曲「The End For Beginning」で幕を開けるとユーキは足を負傷しているのに気丈に笑顔を振る舞い、その姿に「Drive on week」では全てのメンバーコールが“ユーキ”コールに染まっていく。ステージが炎に包まれる中、鎖で巻き付けられたユーキが脱出するイリュージョンで魅せた「Beautiful Chaser」に続いて、「Gravitation」では巨大トランポリンが登場。タカシが跳びながらクルッと一回転すると、コーイチとカイは左右に分かれて息ぴったりに飛び跳ね、リョウガはダイナミックに宙を舞い、ユースケは縄跳び、そしてタクヤがトランポリンを使って壁を登り切ってみせ、興奮を届けた。
手の振りで一体感を生み出した「My Buddy」、8号車(ファンの愛称)の歌声が響き渡った「Burn!」、超特急の2017年を代表する「超ネバギバDANCE」では7人全員で脱出イリュージョン、続く「走れ!!!!超特急」ではステージを飛び出して7人が自転車で客席を1周するお祭り騒ぎ! アンコールでは全編に出演することを果たせなかった悔しさから“次に会った時は絶対、精いっぱいの力で笑顔にします”と涙をこぼしながら語ったユーキ。全員で拳を突き上げた「fanfare」で絆を確かめ合い、さらなる一歩を踏み出したと言えるライヴだった。
取材:高良美咲
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