R・サンボラ「ボン・ジョヴィが殿堂
入りしたら共演したい」

リッチー・サンボラは、もしボン・ジョヴィがロックの殿堂入りしたら、来春開かれるセレモニーで彼らと一緒にプレイしたいと考えているそうだ。
ボン・ジョヴィは2011年に続き、2018年度、2度目の候補に挙がった。現メンバーのジョン・ボン・ジョヴィ(Vo)、デヴィッド・ブライアン(Key)、ティコ・トーレス(Ds)に、1994年に脱退したアレック・ジョン・サッチ(B)、2013年に離脱したリッチー・サンボラ(G)がその対象メンバーとなっている。
『Billboard』誌のインタビューで、リッチーはノミネートされたことについてこう語った。「もちろん、認められたというのは素晴らしいことだ。どうもありがとう。でも、僕は取らぬたぬきの皮算用はしないよ。前にもノミネートされているからね。どうなるかは、誰にもわからない。それに、候補者のリストを見れば、とっくに殿堂入りしているべきだって思う素晴らしい人たちがいっぱいいる。ザ・カーズとかダイアー・ストレイツとか、みんな、そうだ」
「殿堂入りしたら、セレモニーでパフォーマンスする可能性はあるか?」との質問には、「もちろん。恨みつらみばかりってわけじゃない。ただ……、あのときは、僕にとって(バンドを)離れるときが来たってだけだ。ああ、だから、もちろんありだ」
リッチーは、パフォーマンスしたい曲として、「Livin’ On A Prayer」「Wanted Dead Or Alive」を挙げた。
また、ロックの殿堂に限らずバンドに戻る可能性はあるかと問われると、「わからない。それは、いろいろなこと次第」であり、「正直言って、いまは(自分の)曲に専念している」と答えた。
2018年度のロックの殿堂は、ボン・ジョヴィ、ケイト・ブッシュ、ザ・カーズ、デペッシュ・モード、ダイアー・ストレイツ、ユーリズミックス、ジューダス・プリースト、ザ・J・ガイルズ・バンド、LL・クール・J、MC5、ザ・ミーターズ、ザ・ムーディー・ブルース、レディオヘッド、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ルーファス ft. チャカ・カーン、ニーナ・シモン、Sister Rosetta Tharpe、リンク・レイ、ザ・ゾンビーズの19アーティストが候補に挙がっており、12月に殿堂入りするアーティストが発表される。
Ako Suzuki

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。

新着