『10-FEETと京都大作戦展』に潜入レ
ポート、10周年を迎える彼らの想いと

京都在住の3ピースロックバンド·10-FEETのバンド結成20周年と、バンドが主催するロックフェス『京都大作戦』の10周年を記念した入場無料の企画展『10-FEETと京都大作戦展』が、京都·河原町OPAで7月1日(土)~19日(水)まで開催。この展示会では、これまでのバンドや京都大作戦の歴史を振り返るもので、会場では様々な展示のほか、本会場限定のグッズも販売される。そこでSPICE編集部では開催に先駆け10-FEETが『10-FEETと京都大作戦展』に潜入取材を遂行した。
京都大作戦の歴代オフィシャルTシャツや出演者の名前が並ぶ年表 
会場外の壁にはライブ写真も大きく展示されている 
7月19日にリリースされる「太陽4号」の直筆歌詞 
特設会場となった会場の入り口には『10-FEETと京都大作戦展』の大きな文字が。中に入ると、一瞬にして10-FEETと京都大作戦の歴史が丸分かりになる年表が並ぶ。会場奥には昨年開催された『京都大作戦2016』のライブ映像の放映や、2004年にバンドがレギュラー担当をしていたラジオ番組を視聴できるブースも。さらに、7月19日にリリースされる最新シングル「太陽の月」のメンバー直筆の歌詞など貴重な展示も必見だ。
会場限定販売のTシャツやグッズ  
オリジナルキーホルダーが当たるガチャガチャにメンバーも挑戦。「オレやん!」とTAKUMAはまさかの自身のキーホルダーを引き当てた
見応えたっぷりの中、本展示会だけのグッズ販売にも注目したい。販売枚数限定のTシャツのほか、缶バッヂやマルシェバッグなど、バンド結成20周年と京都大作戦10周年を記念したグッズがずらり。また会場限定で特製ガチャガチャも販売。アーティスト写真やライブ写真を用いたアクリルキーホルダーをゲットできるのはここだけなので、ぜひチャレンジして欲しい。
バンド20周年、京都大作戦10周年。培った歴史を振り返り、感慨深げなメンバーたち
開催前日のメディア内覧会にはメンバー3人も登場し、一足早く展示を見学。懐かしいライブ写真やラジオ音源に触れながら、当時を思い出すメンバーたち。展示会後にはバンドの歴史を振り返りつつ、7月7日(金)~9日(日)に開催される京都大作戦に向けての意気込みを語ってもらった。
――これまでのバンドの歴史や「京都大作戦」を振り返る展示、内容はいかがでしたか。
TAKUMA:いや、びっくりしましたね。実際に見たら、もうオレら死んだ人みたいな感じがして(笑)。
KOUICHI:入った瞬間、オレも思った(笑)。オレらもうこれで終わったなって。
NAOKI:死んだ人の歴史を並べてるみたいやもんな(笑)。
――それくらい、バンドの歴史があるということですもんね。
KOUICHI:うん。この展示を観てもらったら全ての歴史がわかるんじゃないですかね。
TAKUMA:(台風で開催中止となった)2007年のTシャツが飾ってあるのが嬉しくて。あれって中止になったから、幻みたいなもんで。他にも、写真とか見てると、肌とかツルツルなんですよね。
NAOKI:あと細いしな(笑)。
TAKUMA:あと、ガチャガチャもめちゃくちゃ良いですね。是非、やってもらいたい。うちの親とか来るんちゃうかな、息子のキーホルダーをゲットしに(笑)。年表も、自分たちさえ忘れていたくらい細かいことまで書いてあって。それも注目ですね。
イベントを振り返り、思わず笑いがこぼれるシーンも
――歴代の出演者や数々のステージ、思い出深いものはありますか?
TAKUMA:全部言いたいくらい、たくさんあるんですよね。(中止になった)初年度も事件やったし。
KOUICHI:全部いいもんなぁ。
TAKUMA:僕はDragon Ashの馬場さん(IKÜZÖNE)が亡くなられた年、みんなでDragon Ashの「FANTASISTA」をカバーして。そこで馬場さんのビームサーベルでベースを弾いて演奏したんですよ。その時はステージにみんな登場してくれて、その時はすごく印象に残ってますね。ひとつになれた瞬間でした。
KOUICHI:僕は中止になった翌年に2日間開催できたことが印象に残ってて。毎年楽しんんでるけど、やっと(開催)出来たというのがあって。
TAKUMA:中止のとき、会場で凹んでるオレらの写真も展示してたら良かったのに。(台風のなか)傘さしてたらひっくり返るくらいすごい天気で(苦笑)。
NAOKI:でも、この年から全部が繋がってる感じがする。あと、伝説になった横山剣さんと難波さんとKOUICHIの「STAY GOLD」ね。あれは2013年かな、あれは外すことができない事件やな。
TAKUMA:今思い返しても、こんなにやってるねんなぁ。すごいな。
KOUICHI:これは来てくれるお客さんも嬉しいちゃうかな。(展示している)Tシャツのデザインも毎年違うしね。
TAKUMA:舞子さんが持ってる楽器も違ったりしてて、そういうところも見てほしいな。今年のTシャツもすでに展示されてるしね。
会場横には顔はめパネルも。よく見ると立ち位置が違う!?
――そしてついに、京都大作戦が7月7日(金)~9日(日)に開催されます。今年は3日間開催と規模も大きくなりました。当日に向けての意気込みをお願いします。
TAKUMA:今年10周年だから“しっかりしなきゃ”という気持ちももちろんあるけど、例年通り変わらぬ気持ちでやるのが大事かなって思いますね。10周年をお祝いしてくれるのはありがたいし、自分たちにとっても節目になる。だから、より気合を入れて大成功を目指して頑張ります。毎年最後になるかもって思いながらやってるんですけど、今年も最後になるかもしれないと思って、全力でやりたいと思います。
KOUICHI:誰よりも自分が一番楽しみたいです。自分が楽しめば、みんなにもその気持ちが伝わると思うんで。
NAOKI:初の3days。はっきり言ってやり切るしかない。今年は10周年だからこその3日間なので、来年もやってよって言われても絶対にしないんで! 今年だけの3daysを楽しみたいと思います。
TAKUMA:……3日間、もたないでしょう! 毎年2日間でも(体力が)もたないのに、3日間なんて絶対にムリ! 開催を決めた時点でおかしい(笑)。むしろ、3日間(体力が)もっても申し訳ないんで、最後は立たれへんくらいになってないと。
NAOKI:最後は火事場のクソ力みたいになってると思う。
TAKUMA:3日間やりきったらそのまま入院するくらいの覚悟で! 任せといてください。
――楽しみにしています!
会場外には来場者が書き込めるメッセージウォールも。メンバー直筆サインを見つけよう 
本展示は10-FEETの最新シングル「太陽の月」がリリースされる、7月19日まで開催中。京都を訪れた際はもちろん、『京都大作戦』で宇治を訪れた際にも、是非とも足を運んでいただきたい。
取材・インタビュー=黒田奈保子 撮影=日吉"JP"純平‬
イベント情報
『10-FEETと京都大作戦展』
開催期間:7月1日(土)~19日(水) 11:00~21:00
※7月1日(土)、7月2日(日)のみ10:30オープンとなります。
開催場所:京都河原町オーパ4階特設会場
(京都府京都市中京区河原町通四条上る)
入場料:無料
主催:ユニバーサル ミュージック合同会社
協力:株式会社バダス / 株式会社サウンドクリエーター / スペースシャワーTV / エフエム京都
特設サイト:http://10-feetten.com
展示内容:
(1)10-FEET年表
(2)歴代Tシャツの掲示とライブ写真で京都大作戦10年を振り返る年表
(3)スペースシャワーTVで放映された「京都大作戦2016」10-FEETのライブ映像、「モンスターロック 京都大作戦会議2017」の放映。
(4)伝説の2004年(=13年前!)のレギュラー番組、α-STATION「10GHz」最終回の特別試聴ブース
(5)7/6(木)発売の別冊カドカワ(10-FEET総力特集号)の立ち読みコーナー※7/6より
(6)メンバー等身大撮影パネル
(7)みんなで祝おう!!! みんなで書き込むメッセージウォール
(8)企画展会場限定のスペシャル・オリジナル・グッズ販売。
イベント情報
京都大作戦2017 ~心の10電!10執念!10横無尽にはしゃぎな祭!~
日程: 2017年7月7日(金)/8日(土)/9日(日)
会場: 京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
時間:7月7日(金) 開場 11:30/開演 13:00/終演 20:00予定
7月8日(土)、9日(日) 開場 9:30/開演 11:00/終演 20:00予定
チケット料金: 7/7 1日券 ¥5,980 7/8 1日券 ¥6,200 7/9 1日券 ¥6,200
7/7-7/8日 前2日券 ¥11,700
7/8-7/9日 後2日券 ¥12,000
3日通し券 ¥17,700
※価格は全て税別 ※整理番号無し
※小学生以上有料/未就学児童は保護者同伴の場合無料
一般発売日:5月27日(土) 午前 10:00~
プレイガイド:京都大作戦チケットセンター
主催: バダス/サウンドクリエーター/エフエム京都
企画制作:バダス/サウンドクリエーター
協賛: 大塚製薬/ハイネケン・キリン/ZIMA/JT/RED BULL/KiU/プリングルス/Dickies/JOYSOUND
後援: FM802/ユニバーサルミュージック/京都府/宇治市/城陽市/宇治商工会議所/城陽商工会議所/京都府公園公社/宇治市観光協会/京都新聞/城南新報/洛南タイムス/エフエム宇治/京都府茶協同組合/他
協力: エブリィ・エンタテインメント/リクルートライフスタイル/テイパーズ/JTB/STAFF PLUS/Capital Radio One/タワーレコード/地域環境デザイン研究所 ecotone/男前豆腐店/井筒八ツ橋本舗/ESP エンタテインメント/キャットミュージックカレッジ専門学校/京都モデルフォレスト協会/松原興産
お問い合わせ: (公演に関して)サウンドクリエーター/TEL:06-6357-4400 (平日12:00~18:00)
(チケットに関して)京都大作戦チケットセンター/TEL:050-5824-5141(平日13:00~17:00)
WEB: OFFICIAL HP http://kyoto-daisakusen.kyoto/17/PC・携帯共通
OFFICIAL Twitter https://twitter.com/MI_KYOTO
Twitterハッシュタグ #mik2017
OFFICIAL Facebook https://www.facebook.com/mission.kyoto
備考:雨天中止/荒天中止
アーティストは都合により変更になる場合がございます。
その際チケット代金の払い戻しは行いませんので、予めご了承下さい。

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着