岡田結実『赤毛のアン』で声優初挑戦

プリンス・エドワード島を舞台に少女・アンが巻き起こす大騒動と彼女の成長を描いた『赤毛のアン』は、1908年にカナダの女性作家L.M.モンゴメリによって生み出された。

2014には、『赤毛のアン』の翻訳者・村岡花子の半生を描いたTVドラマ『花子とアン』が記憶に新しい。1908年に初版発行されてから、100年以上もの歳月が経ちながらも、これまで幾度となく映像化・舞台化され続けている古典的児童文学作品だが、今回初めて原作者、L.M.モンゴメリの孫娘ケイト・マクドナルド・バトラーが映画の製作総指揮として本作に参加しており、過去の映像作品に比べより原作に近い仕上がりを見せている。

このたび、アン役の吹き替え声優に決定した岡田は、今作が声優初挑戦。今回の仕事を受けたときの気持ちとして、「声優さんにしか出来ない仕事だと思っていたので、実際に自分がやるなんて考えた事も無かったです。プレッシャーを凄く感じますが、やるからにはしっかり声優を務めたいと思いました!」と語る。

『赤毛のアン』に対しての印象は「私も明るい子と言われますが、アンは違う明るさを持つ女の子だなと感じました。決して育ってきた環境が良いとは言えないけど、そんな自分の置かれた状況も常に前向きに捉えて、人生を楽しむ事が出来ているのは、一人の女性として凄く素敵だなと思います。私も見習いたいですね」と答え、本作を一足早く見て「山あり谷ありのストーリーではなく、アンの日常を丁寧に描いた作品で、そういった映画で泣いたのは本作が初めてでした。アンの生活に憧れますね。辛い状況でもすぐ素敵なことに置き換える前向きなところは凄いなと思います。自然に話していたけど、簡単に出来る事ではないと思う」とアンが持つ表現力の豊かさに感想するコメントも。

3月末より収録開始予定の岡田は「アンの声優は生半可な気持ちでは成し遂げられないと思うので、沢山練習してアンらしく! かつ、自分らしさも出せていけるように精一杯頑張ります!」と吹き替えへの意気込みを語っている。

映画『赤毛のアン』は、5月6日(土)より、新宿バルト9ほかにて全国ロードショー!

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