沖縄新星バンド・Civilian Skunk、東
京進出ライブは大盛況　メジャーデビ
ュー直前にフル・アルバムも発売

沖縄在住のロックバンド・Civilian Skunkが、2012年5月12日（土）Shibuya O-EASTで東京初のライブを敢行、満員の会場で堂々たるパフォーマンスを披露し訪れた観客を魅了した。

2008年、中学校で出会ったチカラ(Vo)、マーサー(Ba)、ジュンタ(Gt)、ユウイチ(Dr)の4人で結成されライブを中心に地元・沖縄で勢力的に活動しているCivilian Skunkこと通称“シベスカ”。

2010年に行なわれた日本全国次世代バンドを紹介する番組『ストリートファイターズ（通称=ストファイ）』Hジェネ祭り沖縄地区大会では2位を獲得。翌年にはGW中に沖縄で開催される恒例野外イベント『那覇ハーリー』のメインステージに立ち1万人の前でライブを披露するなど沖縄の若い世代を中心に人気・実力ともに支持されている彼らがオリコン主催のもとその年の気鋭アーティストが多数出演することで注目を集めるイベント『oricon Sound Blowin'2012〜spring〜』に参戦した。

今回で19回目の開催となる歴史ある同イベントにおいて東京での初ライブとなった彼らだが、この日ステージでは、緊張した面持ちもなく軽快にオーディエンスを煽りながら登場し1曲目「01」でライブをスタート。「望みの壁」、「Crazy」と立て続けに披露するとボーカル・チカラとベース・マーサーが、センターを取り合ってステージを駆け回るアクティブなパフォーマンスで会場の熱を上昇させていく。

この日は初見のオーディエンスが多い中、沖縄では過去に1万人の前でライブを行った経験を持つ彼らの堂々とした勢いあるパフォーマンスと18歳という若さながらも安定したサウンドに観客からは歓声が沸き起こる。

MCでは「シベリアンスカンクです。東京のライブは初めてなのですがこんなにたくさんのお客さんの前でライブができて嬉しいです。」と出演の喜びを語った後、4曲目「Loveスナイパー」のダンサブルな曲調にオーディエンスが体を揺らして反応、新曲「起四回Say!!」ではチカラ(Vo)の呼びかけに腕を上げて答え、いつの間にか会場中が大歓声に包まれた。

ラストではチカラ(Vo)がステージを降りて前列の観客とハイタッチする場面も。自分たちのライブを楽しんでくれたオーディエンスに精一杯の感謝を表しながらステージを後にした。

また、ステージ上では、メジャーデビュー直前の6月27日に現所属レーベル＜RYUKYU ROCK RECORD＞より初の全国流通フル・アルバム『０』をリリースすることと、5月24日21時よりUstreamでライブ中継を行うことを発表。

フル・アルバム『０』はこれまで沖縄限定で発表してきた全12曲に加え、この日披露した新曲「起四回Say!!」を追加したシベスカ入門編といえる作品。

一方、Ustライブでは新曲のライブ披露に加え「望みの壁」のPVを初公開。さらにこの中継では「スカイプ」を使用したメンバーとのスカイプミーティングなども実施。詳細については公式HP（www.civilianskunk.com）に掲載中だ。

この日のライブでは最後まで観客とのコミュニケーションを取り続け演奏では沖縄育ちの若さ溢れるエネルギーと安定した技術力を見せたシベスカ。華がある中にも謙虚な姿勢も持ち合わせた彼らの爽快なライブと音楽は、新進気鋭のロックバンドとして各方面で注目を集めそうだ。


【リリース情報】
6月27日発売
インディーズラストアルバム
「０」（ゼロ）
　RRR-003 ¥2,100

【イベント情報】
5月24日（木）21時〜
Ustreamライブ