演技力が高く評価されている二宮和也
、最も似合っていた役は……

今や“ジャニーズアイドルが出演しないクールはない”といっても過言ではない。あまりにも多すぎて、実際どんな役柄だったか分からなくなっているあなたのために、ジャニーズアイドルごと徹底分析してみました。※この記事は「Jマニア」102号から転載した、アーカイブ記事です

今回のターゲット 二宮和也
<ドラマ内容> エリートビジネスマンの湧井勇吉(寺尾聰)に不運が襲った。息子=拓郎(二宮和也)の運転する車が事故を起こし、愛する妻(大竹しのぶ)を失ったのだ。勇吉は会社を去り、妻の故郷である北海道富良野で、カフェ『森の時計』をオープン、妻の亡霊に話しかけながらの生活を始めた。事故以来、息子には1度も会わず、行方も分からない状態。拓郎は同じ北海道の美瑛で陶芸の修行をしていたのだった。ヒビの入った親子関係を修復することはできるのか……。

<役どころ> 主人公=湧井勇吉の息子。自分の運転ミスにより母を死なせてしまい、父とは絶縁状態。北海道の美瑛に移り住み、陶芸家の道を目指すべく、見習いとして修行中。

<コメント> ドラマ界の大御所脚本家=倉本聡大ヒットドラマ『北の国から』にピリオドを打ち、新たに北海道富良野を舞台に書き下ろした物語。2005年1月からTBS系連続ドラマとして放送。主演の父親役に寺尾聰、母親役には大竹しのぶ、麿赤兒は陶芸の師匠として登場。ベテラン勢が顔を揃える中、息子拓郎役には二宮を起用、また拓郎の恋人役に当時まだ無名だった長澤まさみが選ばれた。二宮はこの作品により演技力が買われ、2007年『拝啓、父上様』で再び声がかかった。

<似合度チェック(役柄と本人を比べて)>性格  ★★ 似合度 ★★
<ドラマ内容> 大正末期、純粋で向学心にあふれる少年=多吉(二宮)は伊豆の天城山中で、大人の雰囲気あふれる女性=ハナ(田中美佐子)に偶然出会う。過去に影があり、不幸な人生を送っていたハナと一転の曇りもない青年多吉。なぜか一緒に旅をすることに……。ハナに魅かれた多吉は少年から大人への階段を上がっていく。そんな中、天城山の山中で男性の他殺体が見つかり、ハナが容疑者として上げられる。

<役どころ> 真面目で読書好きの少年。伊豆の天城山中で偶然知り合ったハナと旅をともにし、少年から大人へと成長していく。

<コメント> 石川さゆりのヒット曲としても有名な『天城越え』、松本清張の短編小説で1998年元旦TBS系のスペシャルドラマとして放送。当時各局から引っ張りダコだった田中美佐子が、娼婦役にチャレンジするということで大きな話題になったほど。過去、映画やドラマ化されており、二宮演じる多吉役には、鶴見辰吾が配役され、名演技を披露していただけにプレッシャーもあったのでは……。しかしドラマ初出演だったにもかかわらず、しっかりとした演技で存在感をアピール。この頃から度胸が据わっていたようだ。

<似合度チェック(役柄と本人を比べて)>性格  ★★★似合度 ★★★★

ジャニーズ研究会

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