センチメンタル・シティ・ロマンス、
結成50周年を記念して
93年開催のツイン・ドラム編成
ライヴアルバムを増量復刻
1973年の結成以来、メンバーの変遷や急逝などを経ながら一度も解散をせずに活動を続ける“センチメンタル・シティ・ロマンス”。そのバンド結成50周年を記念して、1993年にリリースされた20周年記念ライブアルバム『センチメンタル・シティ・ロマンス 20th Memorial Live -half century edition-』を、当時のCDには未収録のトラックも加えた“half-century edition”として8月23日(水)にリリースすることが決定した。
この日のライブは唯一ツイン・ドラム編成で行なわれたもので、とても貴重な記録となっている。ライヴ盤の再発に当たり、現在のバンドを率いる細井豊からのコメントも到着。
また、この発売に合わせ、1979年に日本コロムビアから発売されたアルバム『金田一耕助の冒険』と『歌さえあれば』がダウンロード&サブスクリプションで配信されることも決定。
『金田一耕助の冒険』は、大林宣彦が監督したパロディ映画のサウンドトラックとして作られた異色人気作。映画のサウンドトラックの形態をとりながら、より自由に実験的に作られ、その後のバンドの表現の幅を広げるきっかけとなった。後に日本サイケ・ロック界にその名を轟かすチナ・キャッツを結成することになる村岡雄治が主題歌でヴォーカルを担当。ロックファンからも、サントラファンからも評価が高く、和田誠のイラストを使ったジャケットも秀逸。
『歌さえあれば』は、日本におけるウエスト・コースト・サウンドの代表格と称されるセンチメンタル・シティ・ロマンスが、サウンドトラック『金田一耕助の冒険』での実験を経て作り上げた1979年の意欲作。バンドとして初めて地元名古屋でレコーディングを行なった作品で、各メンバーのこだわりと指向性が自然と滲み出し、表現の自由度を高めた。
この日のライブは唯一ツイン・ドラム編成で行なわれたもので、とても貴重な記録となっている。ライヴ盤の再発に当たり、現在のバンドを率いる細井豊からのコメントも到着。
また、この発売に合わせ、1979年に日本コロムビアから発売されたアルバム『金田一耕助の冒険』と『歌さえあれば』がダウンロード&サブスクリプションで配信されることも決定。
『金田一耕助の冒険』は、大林宣彦が監督したパロディ映画のサウンドトラックとして作られた異色人気作。映画のサウンドトラックの形態をとりながら、より自由に実験的に作られ、その後のバンドの表現の幅を広げるきっかけとなった。後に日本サイケ・ロック界にその名を轟かすチナ・キャッツを結成することになる村岡雄治が主題歌でヴォーカルを担当。ロックファンからも、サントラファンからも評価が高く、和田誠のイラストを使ったジャケットも秀逸。
『歌さえあれば』は、日本におけるウエスト・コースト・サウンドの代表格と称されるセンチメンタル・シティ・ロマンスが、サウンドトラック『金田一耕助の冒険』での実験を経て作り上げた1979年の意欲作。バンドとして初めて地元名古屋でレコーディングを行なった作品で、各メンバーのこだわりと指向性が自然と滲み出し、表現の自由度を高めた。
【細井豊 コメント】
「20thライヴといえば、30年前のもので随分時が流れているのだけど、聴いていると、ついこの間のようで不思議です。今も何も変わらないように思えるのに、確実に変化は来ている。“こうなれば、やれるとこまで、やるのが当たり前”という、センチメンタル・シティ・ロマンスを一緒に始めた中野督夫君の「もう帰るところが」という曲の歌詞のままの気持ちですね」