【BLUE BLUE BLUE インタビュー】
“令和の沖縄と言えば
BLUE BLUE BLUEだよね”と
言ってもらいたい
ワールドツアーができるまでは死ねない
っていうぐらいの気持ちです
では、「Colorful Days」について訊かせてもらいます。いろんな候補曲の中から決まったんですか? それとも最初からこの曲でという感じでしたか?
Karin
他の候補曲はなくて、1stシングルは「Colorful Days」に決めていました。沖縄らしさも出ていますし、3人の個性もちゃんと出せていて、MVも海をバックにして沖縄から世界に発信していくというスタンスがかたちになっているので、「Colorful Days」が1stで良かったです。琉球音階がメロディーに入っていて、もう“これだ!”って(笑)。
Mion
沖縄感満載! 曲をいただいて聴いた時、“あっ、私たちの曲だ!”と思いました。振り付けにもカチャーシーっていう沖縄の踊りの動作を取り入れているので、みんなに見てもらいたいですし、踊ってもらいたいです。
Hana
1stシングルなので私たちがどういうグループなのかを知ってもらいたいですし、BLUE BLUE BLUE感を一番出せる曲ということを考えたら、この曲しかないなって。振り付け以外にも衣装などのスタイリングとかも自分たちで進めていったりしたので、いろんな部分からBLUE BLUE BLUEらしさを汲み取ってもらえたら嬉しいです。
リリースと同時にMVも公開されましたしね。
Karin
はい! “BLUE BLUE BLUEらしいね”とか“うんうん、なるほどね”って、私たちらしさが出ているという感想や反応をいただきました。
Hana
MVが解禁された時に学校で“みなさん、お時間をください! 「Colorful Days」という曲が出ましたので、ぜひよろしくお願いします!”ってめちゃくちゃ宣伝しまくりました(笑)。昔からの友達にもLINEで知らせたりして、“Hana、いい顔しているね”とか“これでスタートできて良かったね”とか、すごく褒めてもらいました。私、褒められて伸びるタイプなので、この数日でかなり伸びていると思います(笑)。
MV撮影はどうでしたか?
Hana
撮影の日、実はめちゃめちゃ寒くて(笑)。撮影は早朝からスタートしたんですが、その寒さに負けないように頑張りました。
Mion
撮影ではドローンを使ったりしています。太陽が雲に隠れてない隙に撮影をして、雲で隠れたら中断して、出てきたらまた撮影を再開してって、そんなふうに手間をかけて作りました。出来上がったのを観たら、みんなの表情もいいし、海や空の色が沖縄っぽいし、“あぁ、BLUE BLUE BLUEらしいなぁ”って思いました。
新たなスタートとなる「Colorful Days」を4月27日にリリースして、29日には沖縄でリリースパーティーも行なわれました。そして、BLUE BLUE BLUEが始動して一年となる6月には東京の渋谷でリリースパーティーも開催されます。どんなライヴにしたいと思っていますか?
Karin
私たちはダンスヴォーカルグループなのでダンスを最優先しています。3人の強みはダンスだし、もっともっとダンスに特化したナンバーを持っていきたいなって。BLUE BLUE BLUEとして東京では初めてのライヴになるから、今まで待っていてもらったぶん、いいライヴにしたいと思います。“新曲なんかもあったりするかも!?”って(笑)。
Mion
私たちにはメインヴォーカル(Hana)、メインラッパー(Mion)、メインダンサー(Karin)っていう役割があるんですけど、“私は歌も歌えちゃうよ”や“ダンスもできちゃうよ!”って、それだけじゃないところも観せれたらいいなって思っています。今回は持ち時間も長いですし、私たちのオリジナル性…誰にも出せない私たちにしかできないことを観せたいです。ライヴならではの生での迫力というか、私たちが大きく見えるようなステージにしたいですね。
Hanaさんはメインヴォーカルとしてはどんなライヴにしたいですか?
Hana
BLUE BLEU BLUEになって、ちゃんとしたポジションができました。Mionが言ったようにいろんなことができるということを観せつつ、“メインダンサー、メインラッパー、メインヴォーカルってこういうことか!?”と思ってもらえるようなライヴにもしたいと思っています。“待っていて良かった!”“このライヴ、観なきゃ損だよ!”っていうひと言をもらえるようなライヴをしますので、ぜひ観に来ていただきたいです。そのためにもしっかりと準備しておきたいと思います!
最後に、今後の目標やチャレンジしたいことを教えてください。
Karin
沖縄から世界に発信していきたいという想いがあるので、やっぱりグローバルな活動がしたいと思っています。Hanaは英語が得意で、Mionは韓国語ができて、私はウチナー(沖縄方言)が得意なので(笑)、そういう要素も入れられたらなって。世界を視野に入れて、日本だけじゃなくたくさんの人に知ってもらえるグループになりたいですね。
Mion
いずれは作詞作曲も自分たちでやりたいです。自分たちでメロディーを考え、歌詞をつける。そして、自分たちの想いを届けたいなって。もしかしたら韓国語の曲も作ったり、英語の曲なんかも作ったりして(笑)。それぞれの得意なところをより活かしていけたらと思っています。
Hana
私個人の目標は世界旅行することなんです。その夢をBLUE BLUE BLUEとして叶えられたら素敵だなって。なので、BLUE BLUE BLUEでワールドツアーができるまでは死ねない!っていうぐらいの気持ちです。あと、まだまだ遠い目標かもしれないですけど、実現したいと思っているのが“沖縄の音楽業界をもっと盛り上げる”ということです。県外の方の持つ沖縄の音楽のイメージっていろいろあると思うんですよ。三浦大知さんとか安室奈美恵さんとかSPEEDさんとか。そんな中で、“令和の沖縄と言えばBLUE BLUE BLUEだよね”と言ってもらえるようになりたいと思っています!
取材:田中隆信