東森総合台 「絶対不単淳」番組HPより

東森総合台 「絶対不単淳」番組HPより

ロンブー淳が台湾で異常人気、1日に
何回もTV露出

台湾のチャンネルをザッピングすると田
村淳が現れる

 台湾の最新情報をお届けする。台湾ではテレビの大半がケーブルテレビ。その中で、なぜかロンドンブーツ1号2号の田村淳を目にすることが異常に多くなっている。実は彼が台湾に進出する以前から緯來日本台(※日本番組専門放送局)で「ロンドンハ―ツ(男女糾察隊)」が放映されていたため、以前から淳自体はすでに台湾人に知られていた。

 昨秋、淳は台湾での初冠レギュラー番組「絶対不単淳」(東森電視総合ch)を獲得。現在も吉本興業の共同制作で放映されている。視聴率はケーブルテレビのためスタート時は地味目な数字だったが、1日に何回もリピート放映されるため意外と認知度は上がっている。

 そのためか淳は2014年1月現在までに、同局だけではなく「流行新勢力」(民視)、「康熙來了」(中天総合台)などにも出演。
 特に中天の「康熙來了」は吉本が制作に絡んでいないため、台湾芸能で認知を得ての出演と思われる。

日本語のままで台湾のテレビに出演

 淳は台湾では日本でのリアクションよりややオーバーに、かつサービストークを盛る形で対処しているのが特徴。奥さんの話も日本以上にしゃべっている。

 ただ問題点としては淳が中国語(台湾語)をほとんどしゃべれないため日本語で通訳をはさんでツッコむという点。現状ではわずかな挨拶やカンタンな言葉だけを中国語で返す形だ。そのため一部に「高視聴率は難しいのでは」「翻訳を介すのは(笑いとしては)タイミングを外すため致命的では」との声はある。だが台湾では、ロンハーのような「男女の恋愛や心理の分析モノ」全般の受けが良いため、淳には思ったよりも需要があるようだ。

台湾に踏み出せるもう1つの理由

 ちなみに吉本の台湾支社ではガールズ系のイベントやショッピングビルへのテナント進出等、台湾のさまざまな分野に食い込んでいる。いろんな意味で野心のある淳が、事務所のアジア進出戦略に乗ることは不思議ではない。

 収録が頻繁にあるため彼はかなりハイペースで台湾に通っているが、ほとんど日本語のままという状況はいつか克服しなければ厳しい部分。「淳の休日」を返上してまずは言葉を覚えることが先決かも?

(文・編集部I)

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