SKE48大矢真那卒業コンサート その天然エピソードは伝説になる!【ライブレポート】

SKE48大矢真那卒業コンサート その天然エピソードは伝説になる!【ライブレポート】

SKE48大矢真那卒業コンサート その
天然エピソードは伝説になる!【ライ
ブレポート】

大矢真那らしい天然ぶりも炸裂!

ⒸAKS
 当日の夕方からは「AKB48グループ ユニットじゃんけん大会」が行われるため、10時開場、11時30分開演という異例のスケジュールだったが、7000人のファンが集結。
会場の入口付近ではファン有志が、彼女の加入から卒業までの足跡を振り返る9年間ヒストリーを配布し、ペンライトを使用したサプライズ企画の協力を呼びかけた。
開演前の影アナはもちろん大矢真那だったが、アナウンス後少し経ってから「すいません、名前を言い忘れました、大矢真那でした~!」と、早くも彼女らしい天然ぶりを発揮し、和やかなムードに包まれた。
Overtureでは会場がオレンジ一色に。かつてナゴヤドームで見た景色を再現し、彼女を出迎えた。
1曲目から66人のメンバーが登場し、一気に盛り上げると、大矢真那との思い出を語るMCでは、高柳明音が「ブログで間違いが多い!まさなコーラお願いします!(正しくはコール)とか」と天然ぶりを明かすと、後藤理沙子は「産まれたての鹿みたいな奇妙な動きをする」、須田亜香里も「さっきも『意外にマンゴー』で、一人だけターンしてた(笑)」などと、予測不能な彼女の行動を指摘するなど、爆笑エピソードが次々と暴露された。
『スキ!スキ!スキップ!』では、元チームS兼任のHKT48田中菜津美が登場!その後の企画で、大矢真那がお気に入りの小中学生ぐらいのメンバーと2人でソファーに座り、マイクもオフで自由に話すという“接待MC”を目の前で見せられた田中は、「こんなMCしてるんですか?SKEやばいですね。」と、前代未聞のMCに衝撃を受けていた。
選抜総選挙でアンダーガールズ(17~32位)入りした6曲を、年を遡っていく形でメドレーでパフォーマンスし、更には思い出深いナンバーも披露。本編ラストの『神々の領域』では、今では唯一の同期メンバーとなった松井珠理奈と手を繋いで登場。途中で大矢が一人ステージを去ると、それまで笑顔だった松井珠理奈は号泣しながら歌い、踊り続けた。
アンコールでは、大矢真那のイメージカラーの青(アリーナ席)と白(スタンド席)のペンライトに包まれ、最初で最後のソロ曲となった卒業ソング『永遠のレガシー』を涙ながらに披露。「皆さん、本当に9年間ありがとうございました!」と語り、ステージの下方へと消えていったのも束の間、『未来とは?』で再びメンバーと合流し、笑顔でパフォーマンス。
MCで松井珠理奈が大矢への想いを熱く語っていた時、突然、大矢が「足つったー!」と叫び、しゃがみこむハプニングが発生し、会場は大爆笑。
更に、大矢の最後のメッセージを、7000人が固唾を呑んで見守る中、「SKE48でやりきったことは何もありません!」と、力強く発言。会場中にハテナマークが飛び交うような状況に。「やり残したことは何もありません!」の言い間違いだとわかり、感動のシーンが、爆笑のシーンへと変わった。
ラストナンバー『大好き』では、彼女の憧れの先輩、小嶋陽菜からのサプライズVTRメッセージが流れ、SKEのメンバーからの寄せ書き横断幕も贈られ、感涙。「私は最高の幸せ者です。皆さんに出会えて良かった。ありがとうございました!」と語り、最後は笑顔でステージを後にした。
大矢真那らしさ全開の約2時間半の卒業コンサート。詳しくはこちらの記事をどうぞ!
https://utaten.com/news/index/12459
同期の卒業メンバーを呼ばなかった理由とは?
ⒸAKS
コンサート終演後、報道陣を集めた囲み会見が行われた。その模様をほぼノーカットでお伝えします。
──卒業コンサートを終えられて、今の率直な気持ちを聞かせて下さい。
大矢「卒業を実感したのは『永遠のレガシー』を歌っている時で、その後、みんなで踊り出したら、普通にまだSKEにこのままいるのかな?って自分でも思うぐらい、卒業の実感が逆になくなったというか、あの1曲で泣いた分、気持ちは晴れやかで、やっぱり自分の中でSKEに対する思いは強いし、自分の中でSKEは全然まだまだいたいなって思う存在なんだなって再確認しました。」
──オープニングからファンの皆さんがオレンジのペンライトを…。
大矢「ファンの方って、どうやって拡散するんだろうって(笑)」
──その景色を見て、感動というのもあったかと思いますが。
大矢「感動もしましたし、一人ずつサイリウムをカチカチやってくれてるんだって思うと、愛おしいというか、温かくて、メンバー思いで、優しい方が多いなって思います。」
──コンサートの中では、ご自身がランクインしたアンダーガールズの曲を全て歌われていましたが、ご自身で考えたんですか?
大矢「はい!絶対にアンダーガールズに入れていただいた御礼をしたかったし、なかなか披露する機会もないので、絶対入れたいと思って。AKBさんの曲だけど、私の中でずっと大きな存在の曲たちだったので。メドレーにしたのも流れで観てほしかったからです。」
──『狼とプライド』(10曲目)あたりから真那さん色が出ていたかなと思います。
大矢「私は小さい(=年下の若い)子が好きなので、11歳の時からかわいがっている江籠裕奈ちゃんと何かやりたいと思って、私っていつも追いかける側だなって思ったんですよ。で、追いかける想像をしたら、ぴったりの曲がある!と思って、それが『狼とプライド』だったので、その曲を選びました。」
──江籠ちゃんを追いかけてみていかがでしたか?
大矢「10歳ぐらい離れているんですけど、(体力的に)年の差を感じました(笑)」
──バックダンサーでも年下のメンバーが出ていましたけど、一人だけ持ち帰っていいって言われたら、誰を持ち帰りますか?
大矢「えーっ!? 上村亜柚香ちゃん。自分がどうやったらかわいがられるのかをわかっている、あざとい13歳の子なんですけど(笑)、13歳でそんなことを身につけて、これから先どうなるのかが楽しみで、どんどん小悪魔になっていく成長ぶりを見たいです(笑)」
──『神々の領域』では、珠理奈さんは真那さんが去った後、泣きながら歌っていたんですけど、これから『神々の領域』は珠理奈さん一人で歌うことになるのかなと。
大矢「『神々の領域』は1期生の曲として作っていただいて、珠理奈が最後の一人になるんですけど、メンバーみんなに珠理奈を支えてほしいし、珠理奈ももっとみんなに甘えてもいいと思うから、今日みたいな感じで、みんなで歌い続けてほしいです。」
──今日もやっぱり笑える場面がたくさんありましたが、足がつったのはどうして?
大矢「けっこう最初の方のユニット曲のところでも既に前兆が来ていて、これはつるかもしれないって思いながらやっていたら、最後にたぶん緊張が抜けたのか、つりました(笑)」
──珠理奈さんには、あとで何か言われましたか?
大矢「言われてないです。ああいうことは日常なので、彼女は慣れています(笑)」
──「やりきったことはありません!」と言ったのは?
大矢「やり残したことは何もないです(笑)」
──『強がり時計』は小畑優奈さん、『Escape』は後藤楽々さんがセンターでしたが、その2人を選んだ理由は?
大矢「珠理奈の次にセンターに立てる子って、たくさん候補がいると思うんですけど、2人は特に前の方に立つ意識がすごく強くて、SKEを引っ張りたいという気持ちも日頃から強いなと感じていたので、センターで引っ張ってほしいなと思いました。」
──アンダーガールズのメドレーで「1曲カットしました」と、おっしゃっていましたが。
大矢「『ハッピーランキング』という曲です。去年の総選挙に出て、ランクインしたSKEのメンバーに宛てた曲なんですけど、私は去年の総選挙を辞退していて、歌うことが出来なかったんですよ。総選挙に出なかったことは後悔しなかったんですけど、その曲に参加できなかったことが本当に悔しくて。だから、この曲を感謝の気持ちを込めて歌いたかったんですけど、尺の関係上、カットしなければいけなくて…。」
──同期の卒業生とか一切呼ばなかったですね。
大矢「もちろん同期の方が距離は近いんですけど、今のメンバーで過ごしている時間もすごく長くて、今いるメンバーで最後を迎えたいという気持ちの方が強かったんです。未来のSKEを引っ張っていく、この子たちと一緒に舞台に立ちたいと思ったので、卒業生は呼ばなかったです。」
──小嶋陽菜さんからVTRメッセージが届いていましたが。
大矢「陽菜さんって、すごく私に対して冷たいんですよ。陽菜さーん!って言っても、また真那が来たみたいな感じで、結構雑にあしらわれることが多いんですけど、私はそんな陽菜さんが大好きです。陽菜さんからおさがりの服とかいただいて、着る度に写真を撮って、陽菜さんに、着ました!って(LINEを)送って、既読無視みたいな(笑)。そういう感じだったので、映像で観て、陽菜さんはやっぱり私のことを好きでいてくれたんだと思って、嬉しかったです。この後、長文のLINEを送ろうと思います(笑)」
──同期の卒業生のメンバーからは何かメッセージはありましたか?
大矢「リハの最中に、松井玲奈から着信があって、リハが終わってからすぐにかけ直したら、出てくれて、24日(今日)観に行けることになったから楽しみにしてるね、ごめんね、リハで忙しいのにって、その一言のために電話をくれていて、嬉しかったです。あとは、結構前に、卒業した初期メンバーとか、2期生とか、3期生のメンバーもLINEをくれました。」
──1期生の中で、大矢真那はどんなメンバーでしたか?
大矢「私は本当にみんなに比べたら全然キャラもないし、存在感もないし、芸能界向きの性格じゃないメンバーだったので、空気?風みたいな存在だったと思います。」
──でも必ず期待通りというか、「やりきったことはありません」とか、意識しないで言ってるんですよね?
大矢「何を期待されているのかもわからないです。」(→取材陣爆笑)
──どこまでボケなのか、わからないです(笑)
大矢「今日は、ボケは一切してないです(笑)」
──アンコールで登場した時に、大矢さんのイメージカラーの青と白のペンライトが見えていたと思います。

大矢「最初、好きな色は?ってファンの方に聞かれて、青と白が好きですって言ったら、それがサイリウムカラーになったんですよ。他のメンバーがピンクとか振られているのを見て、すごくうらやましくて、何で私、青と白が好きって言ったんだろうって、後悔してたんです。(→取材陣爆笑)でも、どんどん好きになっていって、今では自分のサイリウムカラーに誇りを持っています。あの光景を見た時、胸が熱くなりました。」
──歌っている時、感極まっていましたね。ファンの方の気持ちが伝わってきて?
大矢「はい。それと、秋元先生が書いて下さった歌詞が、本当に自分に当てはまりすぎていて。あと、これが自分にとって最後のSKEとしての大きいコンサートなんだって思ったら、泣いちゃいました。今日までに『永遠のレガシー』を100回歌うって決めて、100回以上歌ってきたんですよ。何があってもいいように。私の中で100回っておまじないにしていて、何でも100回って決めているんですけど、あんなに泣いてしまったのが悔しいです!」
──卒業後、何かやりたいことは?
大矢「卒業後は、SKEにいて出来なかった、いろんなお勉強をしたいと思っていて、いろいろプランはあるんですけど、まずは電化製品の使い方と、お料理を出来るようになりたいなって思っています。」
──恋愛は?
大矢「恋愛もしたいです!私は本当に今まで、白馬に乗った王子様がいいって言ってきたんですけど、卒業発表した後も、その理想は変わりませんでした(笑)。白馬に乗って、颯爽と迎えに来てくれるような人がいいです。」
──がんばって下さい。(→取材陣爆笑)
スタッフ「大矢の卒業の具体的な日付はまだ決定していませんので、決定次第改めてお伝えします。今日は本当にありがとうございました!」
大矢「ありがとうございました!(→取材陣拍手)本当にこんなに多くの方が集まって下さって…(涙)、幸せです。私は自分でも芸能界向きの性格じゃないってわかっているので、こういう取材をしていただいても、皆様の求めている回答とか、全然できてないだろうなって思って、今日もそう思ってたんですけど、どうでしょうか?(→取材陣爆笑)
──今までたくさんの卒業生の皆さんの会見をやっていますが、ここまで全ての内容が濃い人は初めてです。すごく芸能界に向いていると思います。
大矢「ありがとうございます。」(→取材陣拍手)
 大矢真那の人柄が滲み出た囲み会見も、温かいムードに包まれていた。SKE48卒業後も彼女のまわりには、きっと笑顔の輪が広がっていることだろう。
 SKE48劇場での卒業公演でも、大矢真那らしい天然エピソードを残してくれるはず。
大矢さん、期待しています!
INFOMATION
●大矢真那オフィシャルブログ
http://www2.ske48.co.jp/blog_pc/detail/?writer=oya_masana
●大矢真那オフィシャルツイッター
https://twitter.com/oyamasana_1106

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