back numberの「ハッピーエンド」が
1位に返り咲き!引退を発表した安室
奈美恵の「Hero」もランクイン!! <
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back numberの「ハッピーエンド」が前週5位からランクアップし、なんと1位に返り咲いた。2016年11月にリリースされた本作は、長期間高ランクをキープし続けていた楽曲。RADWIMPSの「前前前世(movie ver.)」とともにトップ10内を保ち続けていたのが印象的だったが、ここへきて再び1位を奪取するとは驚きだ。
新曲「瞬き」が佐藤健×土屋太鳳W主演の映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(12月16日公開予定)の主題歌に決定したこと、そして石原さとみがイメージキャラクターを務める東京メトロのキャンペーンサイトにて「back numberと秦 基博小林武史」による「reunion」が発表されていること以外、ここ1週間、back numberとして目立った活動をしていたわけではない。それぞれのニュースが話題となり、再び本作を耳にする機会が増えてアクセスが伸びたのであろう。「ハッピーエンド」の歌詞は、楽曲の主人公の切ない想いをすくい取るように綴られており、悲恋ながらなんともいえず味わい深い。悲しい感情に押しつぶされないよう、気丈に振る舞おうとする主人公の痛みがしんしんと伝わってくる名歌詞だ。ボーカル・清水依与吏は、人の感情がこぼれ落ちる瞬間を捉える歌詞が実にうまい。新曲「瞬き」の歌詞はまだ発表されていないので、次はどのようなアプローチで人間の心を綴っていくのか今から楽しみでならない。
3位には、11月1日にニューアルバム『BOOTLEG』を発売する米津玄師の「LOSER」がランクイン。本作も「ハッピーエンド」と同じく2016年にリリースされた楽曲となっており、アルバムリリースに伴い再び注目を集めているよう。また4位にもDAOKO×米津玄師の「打上花火」がランクインしており、歌ネットユーザー層の米津の歌詞への注目度が高いことがわかる。
そして、先日2018年9月で引退を発表した安室奈美恵の「Hero」が6位に。発表時、本作が一気に注目を集め前週は2位に浮上していたのだが、1週間経ってもトップ10内にランクインしておりその驚きはまだまだ続いているよう。「Hero」は2016年のNHKリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックのテーマソングとなった曲。<君だけのためのhero どんな日もそばにいるよ>や<離れていても みんなの想いが 今まで私の背中を押してくれたよね>など、引退のニュースとリンクする歌詞も多い。11月8日には新曲6曲を含むベストアルバム『Finally』をリリースし、大規模コンサートも開催されるなど様々なトピックスが待ち受けている。引退となる来年9月まで、彼女の一挙手一投足に注目が集まる日々は続きそうだ。
その他、WANIMA「やってみよう」「ともに」や、欅坂46「サイレントマジョリティー」など、長くランクインし続ける楽曲が引き続き人気をキープする結果となっている。
文/木村桂子

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