映画『009 RE:CYBORG』トークイベントに登壇した川井憲次

映画『009 RE:CYBORG』トークイベントに登壇した川井憲次

映画『009 RE:CYBORG』トークイベン
トで川井憲次自らが楽曲に隠された秘
密を語る!

「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズや「東のエデン」などで知られる神山健治監督の最新作となる映画『009 RE:CYBORG』の大ヒット御礼イベント第三弾として、同作の音楽を手掛ける川井憲次氏のトークイベントが、11月25日(日)新宿バルト9・シアター5にて開催されました!
来場者に特製トレーディングカードがプレゼントされた第一弾(全国の劇場にて実施中)、神山健治監督&石井朋彦プロデューサーによるマル秘エピソード満載で行われたトークショーの第二弾に続いて開催された本トークイベント。神山監督からは「ヤニ臭くない音楽」にしてほしいと要望があったといい、具体的には音楽に若さが欲しいということ、エネルギー感があり、おじさん臭くない音楽であることを求められ、川井氏は「俺でいいの!?」と思ったとか。神山監督からは細かくリクエストがあり、エンディングテーマである「RE:CYBORG」に関しては、資料に「曲の頭に『ギュアーン』というアタックから始まる」と指示があったそう。他にも映画冒頭の六本木のシーンで使用されている「声ありき」では、「彼の声」をイメージしてオルディン・ドー(モンゴル民謡)を取り入れ、川井氏の音楽としては初めての試みを行ったとコメントしました。

イベントの終盤では観客とのQ&Aコーナーも。「どのようなことからインスピレーションを得ているか?」と質問を受けると、「普段はテレビでもバラエティや自然のドキュメンタリー番組ばかり見ていて、車の中くらいでしか音楽は聞かない」と驚きの回答が。「インプットが何なのか自分でもわからないが、好きなものは酒やネコかな〜」とコメントし、観客からの笑いを誘った。また、「他の人の要望に応えて作品を作るタイプなので、仕事の依頼がなければ曲は作らないかもしれない」という話に、場内からはざわめきが起こる一幕もありました。

そんな川井憲次が手掛けた同作のサントラ盤『SOUND OF 009 RE:CYBORG』は、好評発売中。11月21日にはトリビュートアルバム『ANOTHER SOUND OF 009 RE:CYBORG』も発売されました。映画とともに大きな反響を呼んでいるこれらの作品も、併せてチェックしてみよう!

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■音楽・川井憲次が語る“SOUND OF 009 RE:CYBORG”

日程:11月25日(日)
会場:新宿バルト9シアター5
時間:18:40〜
登壇者:川井憲次氏(『009 RE:CYBORG』音楽担当)、司会:桑島龍一氏

OKMusic編集部

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