【藤田千章 インタビュー】
“多次元的”な音楽の
愉しみを味わえる
ソロ第2作を味わい尽くせ!
時代の気分として、ある程度、
感情を抑えて聴こえたほうがリアル!?
もうひとつ気になったというか、印象的だったのは、2曲の歌モノのヴォーカルにはどちらもイコライジングというか、手を加えていますよね?
音楽の要素の中で、人間の声こそがヒューマンな要素の代表みたいなところがあると思うんですけれども…
その扱い方が今回のような扱い方だった時に、じゃあ音楽全体がすごく人工的なものになるかというと、むしろ逆の場合もあるというか、歌詞で歌われている、すごく微妙な感情がそういうかたちで届けられたことで、人間関係の機微みたいなものがいっそう浮き彫りになるんだなと感じたんですが、そこは意図されていたことでしょうか?
なるほど!
そうですね。
最後に、今後のことも聞かせてください。1枚目を作った時にはもう次のことを考えていたというお話が最初にありましたが、こうして2枚目が出来上がりました。今の時点では、次に向けてどんなことを考え、どんな気持ちでいますか。
取材:兼田達矢
【Chill Beats】「multidimensional」
『multidimensional』
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