ニッポン放送×ヨーロッパ企画・上田
誠で『鴨川ホルモー、ワンスモア』を
上演 中川大輔、八木莉可子らに加え
、かもめんたるや男性ブランコも出演
安倍と同じく京大1回生で「京大青竜会」に入会し安倍に一目惚れされる早良京子役に、モデルとしてデビュー後、雑誌やCMで多く活躍する他、俳優としても、連続テレビ小説『舞いあがれ』(NHK)、『おとなりに銀河』(NHK総合)、『パリピ孔明』(CX)など話題作に出演、さらに10月より『アナザースカイ』(NTV)新MCに就任するなど、活躍が目覚ましい八木莉可子。
安倍と共に「京大青竜会」に勧誘を受けた帰国子女でやや常識はずれな京大1回生の高村役に、2.5次元系作品のみならず、ドラマ・映画などに活躍の場を広げ、今年公開のヨーロッパ企画製作の映画『リバー、流れないでよ』での好演が記憶に新しい実力派俳優・鳥越裕貴。
安倍たちと「京大青竜会」の同期で無口で不愛想な京大1回生の楠木ふみ役に、「乃木坂46」4期生の中心メンバーで、近年グループ以外の活動で、舞台・映画・バラエティでの活躍が目立つ清宮レイ。
さらにスポーツマンでイケメンな京大1回生で「京大青竜会」のメンバー・芦屋満役を、映画『正欲』(2023/岸善幸監督)での突き刺さる演技が印象深い、劇団EXILEの佐藤寛太が演じるなど、次世代を担うアップカミングなキャストが集結した。
2浪したのち京大に入学した安倍が、怪しい先輩の誘いと早良さんへの一目ぼれに任せて入った「京大青竜会」なるサークルは、千年の昔から脈々と続く謎の競技「ホルモー」をするサークルだった。当惑とときめき、疑いつつ練習、そしてこの世ならざる「奴ら」との邂逅。俺たちが開けたのはなんの扉だったろうか。世界の謎よりも魅惑的な彼女の鼻、そして押し寄せるリグレット。すべては思い返せば喜劇。鴨川ホルモー、叶うならワンスモア。
キャストコメント
今回お話を聞いた時は驚きました。しかも演目は『鴨川ホルモー』。
想像するだけでわくわくしてきます。京都は撮影で長期滞在したこともあり、大好きな街なので、あの市内の景色を思い浮かべながら京大青竜会の怒涛の青春を駆け抜けたいと思います。
僕が演じる安倍は京大生です。自分とは思考回路が全く違う人間ですが、出来うる限り理解して、彼の可笑しみを表現できたらなと思います。
初めての主演舞台ですが、原作ファンのみなさん、そして劇団ファンの皆さんにも満足してもらえるよう全力で演じていきますので、皆さんぜひ劇場に足をお運び下さい!
実は以前からヨーロッパ企画さんが大好きで…。今回ヨーロッパ企画さんとご一緒させていただける事になり、夢のような気持ちです。
しかも原作は万城目学さんの『鴨川ホルモー』。実は今回が初舞台で、緊張や不安も大きいのですが、とっても素敵な原作と素敵な役者の皆さまに、心をずっしりと支えていただいている気持ちです!
京都の摩訶不思議なお話をつくれる事に、感謝とワクワクでいっぱいです。『鴨川ホルモー、ワンスモア』よろしくお願いします!
まさか自分が地元の友達と小説や映画で楽しんできた作品の舞台版に出演する事になるとは思いもしなかったです。友達も驚いていると思います。
そして、大好きなヨーロッパ企画さん!
素敵なキャストさん方の中でしっかり高村を演じられればと思います。
果たして、高村の"ちょんまげ"は見れるのか?!
もう、色々と楽しみで仕方がないです!
過去に出演させていただいたメンバーからも楽しいお話をたくさん聞いているので、私も今からワクワクが止まりません!すでに待ちきれなくて物語の舞台となる京都へ勝手に下見に行ってきました。もう準備万端です!
初めての大学生役ですが、見に来てくださる皆様に楽しんで頂けるよう、ご一緒する同世代の方々や、ヨーロッパ企画の皆様とともに精一杯役を務められたらと思っております。
舞台の内容もエチュードで芝居をしながら話を構成していくと伺っていますし、今現在、どんな舞台になるのか全く想像がつきません。
何ひとつとして保証はないのですが、全てを受け入れて、上田さんについていこうという心の準備はできており、きっとうまくいくと信じています。
来てくださった方が、劇場を後にする時に来て良かったと心から思えるものを創作したいと思っておりますので、楽しみに劇場へお越しいただけると幸いです。
今回、舞台版『鴨川ホルモー』に一枚噛ませていただくことなりました。
好きな作品『鴨川ホルモー』が原作で、なおかつ好きな劇団のヨーロッパ企画さんと共に舞台をやらせていただくことに、喜びを噛み締めております。噛めば噛むほど喜び汁がじゅわりと染み出してきます。相方以外、まだ同じ作品で共演したことのない凄腕の演者さんばかりです。凄腕だけでなく凄胸でもあると思うので、その凄胸を借りる気持ちで、この舞台のおもしろさの礎になれたら本望です。皆さんぜひ劇場に凄足をお運びください。
槙尾ユウスケ(かもめんたる)
今回は女性役での出演ということで、今からとても緊張しています。数年前と比べて、女性メイクや女性の格好をする機会がめっきり少なくなったので、腕が鈍っていると感じます。顔のたるみを引き上げたり今の自分に合ったメイクの仕方を研究したりするなど、ベストを尽くしてこの舞台に臨みたいと思います。
昨年の『たぶんこれ銀河鉄道の夜』に続いて今回もヨーロッパ企画の方々とご一緒できるのも嬉しいですし、男性ブランコの二人との初共演もとても楽しみです!
岩崎う大(かもめんたる)
『たぶんこれ銀河鉄道の夜』に続いて再び上田作品に出られること、非常に楽しみです。上田さんと鴨川ホルモーの相性は大分良さそうなので、そこに水を差さないように頑張ります。男性ブランコもいるので、とりあえずみんなで協力して一緒に史上最高のコメディを一旦創りあげたいと思います。
僕も他ならぬ京都で大学時代をすごし、演劇サークルの打ち上げの2次会では鴨川沿いへと繰り出したものです。演劇サークルに入りたてのころは、日々が謎先輩やカラフルな同級生たちとの出会いの連続だったし、ときめきや棘のようなできごとや、ワンスモアと叫びたいリグレットに満ちていました。当時はそれなりに切実で、今振り返ると喜劇です。そんなのすべてがそうですが。友人のマンションのあの夜の冷え方や、喫茶店の日当たりをよく覚えています。
その真ん中に劇があり、先輩たちが作るそれはとても謎めいていました。そして劇をとりまく日常の方がむしろイベントフルでした。思いがけず自分語りになってしまいましたが、鴨川ホルモーを読んで、強烈に思い返すのはそういう季節です。
カラフルな俳優たちやおもしろ先輩がたが鴨川デルタに集まってくれました。『鴨川ホルモー』それから『ホルモー六景』で語られたことや語られなかったこと、2次会の土手のあちこちに落ちて煌めいていたものを、拾い集めて語ってゆくような劇になりそうです。喜劇にします。
「うーん、鴨川ホルモー?」
瓢箪から駒。言ってみるもんやで精神万歳。このひと言から、話が進み始めました。実は『鴨川ホルモー』は十七年もむかしに書かれた小説です。それを今の若者たちが演じ、物語に新たな命を吹きこんでもらえることが何よりうれしい。「ワンスモア」はその新たな命の証であります。
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