INTERVIEW | Mega Shinnosuke陰気な
時代を飄々と闊歩するメガシン。1年
で2作のアルバムが生まれた背景と、
現在のモード 陰気な時代を飄々と闊
歩するメガシン。1年で2作のアルバム
が生まれた背景と、現在のモード

Mega Shinnosukeのクリエイティブが冴え渡っている。元旦に『2100年』をリリースしていた彼が、10ヶ月のスパンで今年2作目のアルバム『ロックはか゛わ゛い゛い゛』を発表。前作とはサウンドのテイストが異なるものの、ロックにフォーカスした作風という点では共通している。恐らくこれが2023年の彼のモードなのだろう。持ち前のメロディ・センスはそのままに、衝動的にかき鳴らされるノイジーな音と、身体を揺さぶる心地よい低音。曰く「初期の頃に近い。17歳のときの衝動を思わせる作品」である。
日本時間のAM3時。NY観光をしているMega ShinnosukeにZoomを繋ぎ、インタビューを行った。人生を存分に楽しみ、理想も不満も美学をあっけらかんと言いきってしまう、Mega Shinnosukeの語録を楽しんでほしい。
Interview & Text by Ryutaro Kuroda(https://twitter.com/KURODARyutaro)
Photo by 本人提供
「一周回って音楽」──1年で2作のアルバムが生まれた背景
――今、NYは何時ですか?
Mega:午後の2時です。
――どういう理由でそちらに行かれたんですか?
Mega:事務所の社長とお酒を呑む機会があって、そこでやりたいことを聞かれたので、適当に「アメリカに行きたいっす」って言ったんです。そしたら「お金出してあげるから行ってきなよ」って言われて。それで来たんですけど、もう帰りたいですね。吉野家が食べたい(笑)。
――(笑)。今年2作目のアルバムがリリースされます。ご自身でも創作ペースが上がっているという感覚はありますか?
Mega:どちらかというと音楽に対するモチベーションは一時期めっちゃ下がっていて。もう絵でも描いて暮らそうかなって思ったくらい。自分で言うのもあれだけど、若いからなんでもできると思うんです。それでDJをかじって練習したり、表向きには発表していないんですけど、他のクリエイティブでもいい感じの流れがあったりしたんです。でも、他のクリエイティブをやったことによって、音楽が1番ヤバいデザインだってことに気づいて。
――というと?
Mega:たとえば絵だと、リンゴだったらリンゴを、星だったら星を書くじゃないですか。でも、音楽はそういう考え方じゃなくて、もっと不思議なもの。サーフ・ロックって言いますけど、「どうしてこのサウンドを聴いて海が浮かぶのか?」みたいな。それって僕らに通っているDNAで、直感的に感じた雰囲気から歴史ができていて、そういう解明できないものがあるのかなって思います。なので一周回って音楽を、気楽に誰のためでもなく作りたいと思って。作業をしてたら気づいたらアルバムができてた、みたいな感じで。自分で聴き直しても「いいな」って思える作品になりました。
――『2100年』から『ロックはか゛わ゛い゛い゛』にかけて、ロックンロールにフォーカスしているように思いました。
Mega:そうですね。ただ、『2100年』のときはシューゲイザーイズムというか。スーパーカーも好きだし、レトロフューチャーみたいな世界観で作っていて。一方で今回は、昔からある邦ロックみたいなものをイメージしています。ちょっと音数が少なくて、埋まってない感じというか。ずっしりしているものより、軽くてスカスカな感じを狙いました。
――それはMegaさんのどういう気分が表れたものだと思いますか?
Mega:友だちが僕の家にテレキャスを置いてったので、日常的に弾くものが変わったんです。それはデカいかもしれないですね。前まではカジノが好きで、歪ませたらOasisみたいな分厚いサウンドになるんですけど、テレキャスターはチャキチャキでスカスカなんですよ。僕は2010年ぐらいの邦ロックにはちょっとアンチで、あの頃はテレキャスを持ってる人が多いし、そんなにカッコいいギターじゃないと思っていたんです。けど、スーパーカーのナカコーさんも弾いてるし、そうやってリスペクトするミュージシャンが増えた結果、偏見がなくなって。自分の音楽のひとつとして選択できるようになった感じです。
――「アイシテル人生 feat.初音ミク」と「酒を飲んでも神には成れない」の編曲でKohei Shimizuさんが参加していますね。
Mega:そうです。さっき言ったテレキャスは、Kohei Shimizuのテレキャスです。仲がいいので編曲もお願いしました。
――初音ミクをフィーチャーした理由はなんですか?
Mega:NYでできた友だちも『クレヨンしんちゃん』が好きだとか、ソニックが好きだとか、日本のものが大好きだって言うんですよ。僕は海外の人が日本のアニメ・カルチャーをカッコいいと思う感性を、普通に肌感としてわかり合えている気持ちがあって。そういう(ことを表現している)ラッパーやクリエイターも好きなので、逆輸入的な考え方で、日本人がもう1回やろうって気持ちでフィーチャーしました。
――手応えを感じたことがあるとしたら?
Mega:もう自分で歌わなくてもよくね? っていう。そこで僕の思っていた気持ちを表現することができたのは、結構デカいかな。ライブでも同期で声を流してて、それは割と日本のバンド形態では珍しいと思うんですけど、ヒップホップだと歌わずに楽しんじゃうみたいな瞬間もめっちゃあるんですよね。
(自分の楽曲は)J-POPと言われたらJ-POPなのかもしれないけど、全体的なデザインとしては、カッコいいインディ・サブカルというイメージだから。パーティであり、ディスコであり、ロックロールのライブハウスであり、そうやって音楽の楽しみ方としていろんな世界観があって、その中に初音ミクが入ってきたのは、個人的にはめちゃくちゃ嬉しいです。
――初音ミクって、どんどん垣根を越えていったじゃないですか。大衆的な存在への憧れみたいなものはありますか?
Mega:いや、それはないです(笑)。大衆的な存在になっても、いいことないっすよ。
――それはSNS的なところも含めて?
Mega:それもあるし、僕は普段(渋谷の)センター街をチャリで爆走しているんですよ。そういうのもやりにくくなるし、本名で活動してるので、めんどくさいことしか起きないです。あと、会場の前の方しか盛り上がっていないライブをやりたくないです。大衆に届けようと思ったら、そういう人にも配慮して、みんなが楽しめるようにしなきゃいけないですよね。けど、学生時代も「クラスのみんなが楽しく」なんて思えなかったし、自分には向いてないです。
――なるほど。
Mega:今の日本で大衆的になろうとしたら、ピエロになるしかないんですよ。なので日本のメインストリームに行きたいという気持ちはないですね。そこまで規模感があるようには見えないんだけど、海外でも聴かれててストリーミングのリスナーだけは異常にいる、みたいな。それが僕の理想です。
「僕、すぐ行動したいんですよ」
――「一生このまま」は銀杏BOYZを彷彿とさせるサウンドが印象的で、リリースの際には「3年付き合った彼女と別れた勢いで制作しました」というコメントも出していましたね。
Mega:実は元々あったものなんです。お別れしたその子とは4回くらい復縁していて、「一生このまま」は2回目に別れたときに作った曲です。その後に復縁したので出してなかったんですけど、4回目までもつれて本当に解散になったので、今回リリースしました。
――なるほど。
Mega:というか、その子の元カレが銀杏BOYZを好きだったらしくて、僕にも「銀杏BOYZは流さないでほしい」って言ってたんですよ。それで僕、たぶん2年ぐらい銀杏BOYZにハマる時期を逃しています。今思うと、それってどうなの? って思いますよね。
――(笑)。「aishiteru_no_mention」はちょっとAvril Lavigneっぽさがありますね。ポップ・パンクからの影響を感じます。
Mega:Avrilは好きっすね。「Sk8er Boi」のMVも可愛いと思う。でも、「aishiteru_no_mention」は僕的にはGreen Dayの「American Idiot」です。「自分の好きな曲に愛してるのメンションをしたい」という曲なんですけど、行ったことのない憧れの土地のカルチャーに触れてみる、というイメージで作っていて。たとえばインスタで海外のスケーターを見てスケートボードを買ってもらうとか、海外のギタリストを見てギターを買ってもらうとか、そういう衝動を表現したいと思いました。
――タイトルの“ロック”という言葉には、Megaさんのどういった気持ちが込められてると思いますか?
Mega:ロックって言葉が好きなので入れようかなと。でも、“ロック・ウィズ・ユー!”とか“ウォーク・ディス・ウェイ!”みたいな、アメリカンなテイストがあんまり好きじゃないんですよね。だからちょっと崩したいと思って。それにロックって、結構“男”って感じのワードじゃないですか。だからギャルっぽい感じで『ロックはか゛わ゛い゛い゛』にしたんですけど、まあ「ロック好きやで、今日も可愛いね」ってことです。
――「東京キライ☆」というタイトルの曲がありますが、シングル・カットされている「TOKYO VIDEO」でも、そういう気分を感じますね。
Mega:僕は「今日、1日何もなかったな……」って思ったら、めっちゃ病んじゃうんですよ。
――毎日何かしていたいんですね。
Mega:ぶっちゃけ、飲みに行ったりするのも飽きてきたんです。毎回同じようなところに行って。DJも始めてみたけどやっぱりライブの方が楽しいし、なんかやることないなと思って……そうしたら「東京嫌いだわ」、みたいになるんですよね。
――なるほど。
Mega:でも、結局どこに行ってもそうなんですよ。今はNYにいますけど、暇っすもん。そう思ったら、そんなこともないかもしれないなって思いました。実際、嫌いっていうのは好きってことなので。
――愛情の裏返しだと。
Mega:そうそう。だって名指しで嫌いっていうこと、ないじゃないですか。「東京嫌い」って曲で言うぐらい、東京が好きってことです。
――慢性的な退屈さとか飽きっぽさがあるんだと思いますが、それと創作に向かう気持ちには関連するものがありますか?
Mega:関連してますね。音楽を始めた理由も、続けている理由も、暇だからなんですよね。まぁ、僕の人生で1番おもしろいものが音楽ってところはありますね。音楽をやっててよかったです。好きだから音楽を作っているだけなのに、それが仕事になってるわけで、こんなに楽な商売はないです(笑)。たまにストレスを感じてしまう瞬間もありますけど、そこで喚いてみたらアメリカに行けたり……“ライフ・イズ・ミラクル”って感じで生きてます。「アイシテル人生」ってことですね(笑)。
――陰気なこの時代に、そう言えるのは頼もしいです。なんで陽気でいられるんだと思います?
Mega:なんだろう。みんなの行動が遅いから? 僕、すぐ行動したいんですよ。なんでもすぐやるし、なんでもすぐ買って、口座にお金なさすぎてお母さんにお金を借りたりして。さっきエアロバイクを買ったんですけど、この前も75インチのテレビを買って。
――かなりデカいっすね。
Mega:視野の全部がテレビになってほしくて買いました。映画とかめっちゃいいんですよ。でも、サッカーのゲームはマジでやりにくい。逆サイドが見えない。
――(笑)。
Mega:そういう行動をね、日々いっぱいしてて。音楽を始めてからも僕はずっと行動派です。
――それで内省的にはならないと。
Mega:ミュージシャンが内省的なのって、ダサくないですか? 照明が当たっていないとカッコつかない人間にはなりたくないっすね。J-POPでヒットしているトップの方々って、大衆に向かって何かを言えるような性格じゃない人が多い気がします。確かに曲を聴いたらいいんですけど、ファッションに影響を与えたり、メディアに影響を与えるような人たちではなくて、メディアによって広めてもらってるアーティストに過ぎない感じになってるなと思います。
――自分の言葉で何を言ってるかが大事だと。
Mega:そうっすね。今は本当にラッパーが1番カッコいいし、ラッパーの方がロック・スターが多いと思います。
――特に惹かれているラッパーはいますか?
Mega:PUNPEEさんは本当にすごいと思いますし、ゆるふわギャングも素晴らしい。それとTohjiくんも好きです。あと、まだ半分わからないけどLEXくん。彼らは全く別のものを持っていて、Tohjiくんはクレバー、LEXくんは本当にソウルフルだなって思います。そのどちらにもすごく共感します。
――そうした中、Megaさんがロックを続けてるのは何故ですか。
Mega:伝えたいメッセージがあるから、というのが1番近いですかね。やっぱりロックが1番伝えやすい手段だなって思います。結構意味わかんないなって思うのが、ちゃんと思想を持ってやってるアーティストの方でも、日本語の語尾に英語を付けるみたいな、誰も読めない言葉の曲を出す人がいるじゃないですか。そんなんで伝えたいことが伝わるわけないし、僕はメッセージのある曲だったら、ダンサブルなミュージックを選ばない。伝えたいことが増えれば増えるほど、ロックの曲が多くなる傾向はありますね。つるっとしたR&Bをやらなくなったのは、その影響がデカいかもしれないです。
「その人が作る意味っていうのが、すごく好き」
――「TOKYO VIDEO」にはダラっとした空気があるというか、レイドバックする感じがありますね。続く「lofi beach with ü」はカラッとしているけど寂しげで、この2曲には通ずる気分を感じました。
Mega:高校の頃からローファイ系の音楽はめっちゃ通ってました。ラッパーの唾奇さんとビートメイカーのSweet Williamさんがめっちゃ好きで、そういう曲を自分もやってみたいと思っていました。渋谷の近くに引っ越して、より東京感のある生活になったんですけど、そこで自分の感じている日常を落とし込んだ、ショート・フィルムのような楽曲を作ろうと思ったときに、ローファイを用いるのは有効かなと思って作りましたね。
――なるほど。
Mega:ちなみに「lofi beach with ü」の語りは、小沢健二さんの「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」から影響を受けています。映画『リバーズ・エッジ』の主題歌で、吉沢亮さんと二階堂ふみさんが喋っているんですけど、そういう曲のおもしろさをイメージしています。あと、スチャダラパーも好きで、ちょっと渋谷系っぽいイメージで作ってました。曲としては海外のローファイ系っぽいトラックなんですけど、渋谷系のお洒落な感じと、日本人の生活の雰囲気を出そうとしたときに、この手法がいいかなと思ってやってみました。
――Megaさんの曲ってオマージュが透けて見えたり、懐かしさを感じるメロディが特徴だと思うんです。敢えて聴き馴染みのあるものを、自分なりにオリジナルにして発表しようという発想があるんでしょうか?
Mega:古着のスタイリングみたいな感じです。僕ってコミカル系の顔なんですよ。ちょっとキャラクターっぽいというか、インスタのモデルが着てるような服の着方じゃ似合わない。なのでいかにカッコよく着るか、というのを考えるんですけど、それを(音楽でも)やっている節はあります。
あと、一緒に音楽の話ができる友達があんまりいなかったから。そういう話がしたい、という気持ちを、自分の作品を通じて世界に発信してるところもあるかな。
――「10000回のL.O.V.E. <3」はシティポップっぽさがありますね。
Mega:Perfumeからちょっと影響を受けていて、サブタイトルは「悲しきロボット」です。それで切ない感じに声を加工して、エレクトロの声でボソボソ歌ってて。日本には「生の声で歌っているから感情が伝わるんだ」、みたいな感じがあると思うんですけど、ロボットっぽさを出したいっていうのは初音ミクをフィーチャリングしたところでも思っていました。
――「悲しきロボット」というのは、なんのメタファーなんですかね?
Mega:なんだろう。『銀河鉄道999』みたいな感じじゃないですかね。命尽きるから美しい、みたいな。
――「桃源郷とタクシー」が再び収録されているのも印象的でした。
Mega:1番再生されている曲なんですけど、ずっと嫌いな曲だったんですよ。でも、最近ライブでやってみたら意外といい曲だなと思いました。あと、この曲は『ロックはか゛わ゛い゛い゛』の感じだなって思ったんですよね。やっぱり今回の作品って、自分の中では初期っぽいんです。17歳のときの衝動っぽい。誰に何を言われるわけでもなく作ったアルバムなので、そういう作品に合う気がして入れました。
――誰にも飼い慣らされてないと。
Mega:そうっすね。ずっとそうですよ。野良犬です。
――いいですね。
Mega:でも、確定申告はしています。
――社会人として最低限のことはしてますと。
Mega:お母さんにiPadを買ってあげたら、手伝ってくれるらしくて。
――手を借りれるのなら、手伝ってもらってもいいと思います。私は毎年クソだなあと思いながらやっています。
Mega:(笑)。ライブ終演後の関係者挨拶くらいクソですよね。
――私もあの文化は苦手です。
Mega:やっぱそうですよね。もうマジで意味がわかんない。薄暗い場所に、ライブが終わってアドレナリンパンパンの状態で呼ばれて、 知らない大人に30人くらい会わせられるという。中には僕のことは知らないけど、会社の付き合いで来ている方もきっといるんですよ。それが申し訳ない。しかも、後日別の機会に「この前のライブで挨拶させてもらって……」とか言われることがあるんですけど、覚えてるわけないし、なんにもいいことがないです。
――本当にその通りだと思います。
Mega:やめましょうよ、みんなで。負の文化なので。これは書いてください。Mega Shinnosuke曰く、「終演後の挨拶はやめた方がいい、私も深く同意する」と。
――わかりました(笑)。ちなみに『ロックはか゛わ゛い゛い゛』を出して、来年以降やってみたいことはありますか?
Mega:なんだろうな……ロンドンに行きたいっす。UKのカルチャーはずっと好きですね。ファッションもそうだし、バンドも好きです。
――例えば?
Mega:blurとか。なんかアメリカって、カルチャーを大事にしてるというか、割とブレないと思うんですよ。でも、UKはめっちゃ変化している気がします。同じようなところから影響を受けてるんだろうなってバンドが出てきても、違うことをしたいっていう感じが伝わってくるというか。ちょっと変なんです。
――blurもちょっと変ですもんね。
Mega:blurはめっちゃ変ですよ。「なんだこれ?」みたいな。意味がわかんない曲もあります。でも、その感じがいいですよね。やっぱりその人が作る意味っていうのが、すごく好き。今の日本のカルチャーって、1曲をどれだけ商品化して届けるかって感じになってるじゃないですか。それはおもしろくないですよね。その人の歴史が見える方が楽しいです。
――UKのどんどん変わっていくところに惹かれるというのも、“思いついたらどんどんやる”っていう、ご自身の性に合っていそうですね。
Mega:ああ、確かに。そこにシンパシーを感じているのかも。
【リリース情報】
【イベント情報】

日時:2023年11月28日(火) OPEN 18:00 / START 19:00

会場:愛知・名古屋 CLUB QUATTRO
料金:ADV. ¥4,500 / DOOR ¥5,000 (各1D代別途)
INFO:ジェイルハウス 052-936-6041

日時:2023年11月30日(木) OPEN 18:00 / START 19:00

会場:大阪・梅田 CLUB QUATTRO
料金:ADV. ¥4,500 / DOOR ¥5,000 (各1D代別途)
INFO:キョードーインフォメーション 0570-200-888

日時:2023年12月5日(火) OPEN 18:00 / START 19:00

会場:東京・渋谷 Spotify O-EAST
料金:ADV. ¥4,500 / DOOR ¥5,000 (各1D代別途)
INFO:ホットスタッフ・プロモーション 050-5211-6077
==
※オール・スタンディング
※18歳以下は当日チケット代¥1,000キャッシュバック
TOTAL INFO:ライブマスターズ 03-6379-4744
■ Mega Shinnosuke オフィシャル・サイト(https://megashinnosuke.com/)
Mega Shinnosukeのクリエイティブが冴え渡っている。元旦に『2100年』をリリースしていた彼が、10ヶ月のスパンで今年2作目のアルバム『ロックはか゛わ゛い゛い゛』を発表。前作とはサウンドのテイストが異なるものの、ロックにフォーカスした作風という点では共通している。恐らくこれが2023年の彼のモードなのだろう。持ち前のメロディ・センスはそのままに、衝動的にかき鳴らされるノイジーな音と、身体を揺さぶる心地よい低音。曰く「初期の頃に近い。17歳のときの衝動を思わせる作品」である。
日本時間のAM3時。NY観光をしているMega ShinnosukeにZoomを繋ぎ、インタビューを行った。人生を存分に楽しみ、理想も不満も美学をあっけらかんと言いきってしまう、Mega Shinnosukeの語録を楽しんでほしい。
Interview & Text by Ryutaro Kuroda(https://twitter.com/KURODARyutaro)
Photo by 本人提供
「一周回って音楽」──1年で2作のアルバムが生まれた背景
――今、NYは何時ですか?
Mega:午後の2時です。
――どういう理由でそちらに行かれたんですか?
Mega:事務所の社長とお酒を呑む機会があって、そこでやりたいことを聞かれたので、適当に「アメリカに行きたいっす」って言ったんです。そしたら「お金出してあげるから行ってきなよ」って言われて。それで来たんですけど、もう帰りたいですね。吉野家が食べたい(笑)。
――(笑)。今年2作目のアルバムがリリースされます。ご自身でも創作ペースが上がっているという感覚はありますか?
Mega:どちらかというと音楽に対するモチベーションは一時期めっちゃ下がっていて。もう絵でも描いて暮らそうかなって思ったくらい。自分で言うのもあれだけど、若いからなんでもできると思うんです。それでDJをかじって練習したり、表向きには発表していないんですけど、他のクリエイティブでもいい感じの流れがあったりしたんです。でも、他のクリエイティブをやったことによって、音楽が1番ヤバいデザインだってことに気づいて。
――というと?
Mega:たとえば絵だと、リンゴだったらリンゴを、星だったら星を書くじゃないですか。でも、音楽はそういう考え方じゃなくて、もっと不思議なもの。サーフ・ロックって言いますけど、「どうしてこのサウンドを聴いて海が浮かぶのか?」みたいな。それって僕らに通っているDNAで、直感的に感じた雰囲気から歴史ができていて、そういう解明できないものがあるのかなって思います。なので一周回って音楽を、気楽に誰のためでもなく作りたいと思って。作業をしてたら気づいたらアルバムができてた、みたいな感じで。自分で聴き直しても「いいな」って思える作品になりました。
――『2100年』から『ロックはか゛わ゛い゛い゛』にかけて、ロックンロールにフォーカスしているように思いました。
Mega:そうですね。ただ、『2100年』のときはシューゲイザーイズムというか。スーパーカーも好きだし、レトロフューチャーみたいな世界観で作っていて。一方で今回は、昔からある邦ロックみたいなものをイメージしています。ちょっと音数が少なくて、埋まってない感じというか。ずっしりしているものより、軽くてスカスカな感じを狙いました。
――それはMegaさんのどういう気分が表れたものだと思いますか?
Mega:友だちが僕の家にテレキャスを置いてったので、日常的に弾くものが変わったんです。それはデカいかもしれないですね。前まではカジノが好きで、歪ませたらOasisみたいな分厚いサウンドになるんですけど、テレキャスターはチャキチャキでスカスカなんですよ。僕は2010年ぐらいの邦ロックにはちょっとアンチで、あの頃はテレキャスを持ってる人が多いし、そんなにカッコいいギターじゃないと思っていたんです。けど、スーパーカーのナカコーさんも弾いてるし、そうやってリスペクトするミュージシャンが増えた結果、偏見がなくなって。自分の音楽のひとつとして選択できるようになった感じです。
――「アイシテル人生 feat.初音ミク」と「酒を飲んでも神には成れない」の編曲でKohei Shimizuさんが参加していますね。
Mega:そうです。さっき言ったテレキャスは、Kohei Shimizuのテレキャスです。仲がいいので編曲もお願いしました。
――初音ミクをフィーチャーした理由はなんですか?
Mega:NYでできた友だちも『クレヨンしんちゃん』が好きだとか、ソニックが好きだとか、日本のものが大好きだって言うんですよ。僕は海外の人が日本のアニメ・カルチャーをカッコいいと思う感性を、普通に肌感としてわかり合えている気持ちがあって。そういう(ことを表現している)ラッパーやクリエイターも好きなので、逆輸入的な考え方で、日本人がもう1回やろうって気持ちでフィーチャーしました。
――手応えを感じたことがあるとしたら?
Mega:もう自分で歌わなくてもよくね? っていう。そこで僕の思っていた気持ちを表現することができたのは、結構デカいかな。ライブでも同期で声を流してて、それは割と日本のバンド形態では珍しいと思うんですけど、ヒップホップだと歌わずに楽しんじゃうみたいな瞬間もめっちゃあるんですよね。
(自分の楽曲は)J-POPと言われたらJ-POPなのかもしれないけど、全体的なデザインとしては、カッコいいインディ・サブカルというイメージだから。パーティであり、ディスコであり、ロックロールのライブハウスであり、そうやって音楽の楽しみ方としていろんな世界観があって、その中に初音ミクが入ってきたのは、個人的にはめちゃくちゃ嬉しいです。
――初音ミクって、どんどん垣根を越えていったじゃないですか。大衆的な存在への憧れみたいなものはありますか?
Mega:いや、それはないです(笑)。大衆的な存在になっても、いいことないっすよ。
――それはSNS的なところも含めて?
Mega:それもあるし、僕は普段(渋谷の)センター街をチャリで爆走しているんですよ。そういうのもやりにくくなるし、本名で活動してるので、めんどくさいことしか起きないです。あと、会場の前の方しか盛り上がっていないライブをやりたくないです。大衆に届けようと思ったら、そういう人にも配慮して、みんなが楽しめるようにしなきゃいけないですよね。けど、学生時代も「クラスのみんなが楽しく」なんて思えなかったし、自分には向いてないです。
――なるほど。
Mega:今の日本で大衆的になろうとしたら、ピエロになるしかないんですよ。なので日本のメインストリームに行きたいという気持ちはないですね。そこまで規模感があるようには見えないんだけど、海外でも聴かれててストリーミングのリスナーだけは異常にいる、みたいな。それが僕の理想です。
「僕、すぐ行動したいんですよ」
――「一生このまま」は銀杏BOYZを彷彿とさせるサウンドが印象的で、リリースの際には「3年付き合った彼女と別れた勢いで制作しました」というコメントも出していましたね。
Mega:実は元々あったものなんです。お別れしたその子とは4回くらい復縁していて、「一生このまま」は2回目に別れたときに作った曲です。その後に復縁したので出してなかったんですけど、4回目までもつれて本当に解散になったので、今回リリースしました。
――なるほど。
Mega:というか、その子の元カレが銀杏BOYZを好きだったらしくて、僕にも「銀杏BOYZは流さないでほしい」って言ってたんですよ。それで僕、たぶん2年ぐらい銀杏BOYZにハマる時期を逃しています。今思うと、それってどうなの? って思いますよね。
――(笑)。「aishiteru_no_mention」はちょっとAvril Lavigneっぽさがありますね。ポップ・パンクからの影響を感じます。
Mega:Avrilは好きっすね。「Sk8er Boi」のMVも可愛いと思う。でも、「aishiteru_no_mention」は僕的にはGreen Dayの「American Idiot」です。「自分の好きな曲に愛してるのメンションをしたい」という曲なんですけど、行ったことのない憧れの土地のカルチャーに触れてみる、というイメージで作っていて。たとえばインスタで海外のスケーターを見てスケートボードを買ってもらうとか、海外のギタリストを見てギターを買ってもらうとか、そういう衝動を表現したいと思いました。
――タイトルの“ロック”という言葉には、Megaさんのどういった気持ちが込められてると思いますか?
Mega:ロックって言葉が好きなので入れようかなと。でも、“ロック・ウィズ・ユー!”とか“ウォーク・ディス・ウェイ!”みたいな、アメリカンなテイストがあんまり好きじゃないんですよね。だからちょっと崩したいと思って。それにロックって、結構“男”って感じのワードじゃないですか。だからギャルっぽい感じで『ロックはか゛わ゛い゛い゛』にしたんですけど、まあ「ロック好きやで、今日も可愛いね」ってことです。
――「東京キライ☆」というタイトルの曲がありますが、シングル・カットされている「TOKYO VIDEO」でも、そういう気分を感じますね。
Mega:僕は「今日、1日何もなかったな……」って思ったら、めっちゃ病んじゃうんですよ。
――毎日何かしていたいんですね。
Mega:ぶっちゃけ、飲みに行ったりするのも飽きてきたんです。毎回同じようなところに行って。DJも始めてみたけどやっぱりライブの方が楽しいし、なんかやることないなと思って……そうしたら「東京嫌いだわ」、みたいになるんですよね。
――なるほど。
Mega:でも、結局どこに行ってもそうなんですよ。今はNYにいますけど、暇っすもん。そう思ったら、そんなこともないかもしれないなって思いました。実際、嫌いっていうのは好きってことなので。
――愛情の裏返しだと。
Mega:そうそう。だって名指しで嫌いっていうこと、ないじゃないですか。「東京嫌い」って曲で言うぐらい、東京が好きってことです。
――慢性的な退屈さとか飽きっぽさがあるんだと思いますが、それと創作に向かう気持ちには関連するものがありますか?
Mega:関連してますね。音楽を始めた理由も、続けている理由も、暇だからなんですよね。まぁ、僕の人生で1番おもしろいものが音楽ってところはありますね。音楽をやっててよかったです。好きだから音楽を作っているだけなのに、それが仕事になってるわけで、こんなに楽な商売はないです(笑)。たまにストレスを感じてしまう瞬間もありますけど、そこで喚いてみたらアメリカに行けたり……“ライフ・イズ・ミラクル”って感じで生きてます。「アイシテル人生」ってことですね(笑)。
――陰気なこの時代に、そう言えるのは頼もしいです。なんで陽気でいられるんだと思います?
Mega:なんだろう。みんなの行動が遅いから? 僕、すぐ行動したいんですよ。なんでもすぐやるし、なんでもすぐ買って、口座にお金なさすぎてお母さんにお金を借りたりして。さっきエアロバイクを買ったんですけど、この前も75インチのテレビを買って。
――かなりデカいっすね。
Mega:視野の全部がテレビになってほしくて買いました。映画とかめっちゃいいんですよ。でも、サッカーのゲームはマジでやりにくい。逆サイドが見えない。
――(笑)。
Mega:そういう行動をね、日々いっぱいしてて。音楽を始めてからも僕はずっと行動派です。
――それで内省的にはならないと。
Mega:ミュージシャンが内省的なのって、ダサくないですか? 照明が当たっていないとカッコつかない人間にはなりたくないっすね。J-POPでヒットしているトップの方々って、大衆に向かって何かを言えるような性格じゃない人が多い気がします。確かに曲を聴いたらいいんですけど、ファッションに影響を与えたり、メディアに影響を与えるような人たちではなくて、メディアによって広めてもらってるアーティストに過ぎない感じになってるなと思います。
――自分の言葉で何を言ってるかが大事だと。
Mega:そうっすね。今は本当にラッパーが1番カッコいいし、ラッパーの方がロック・スターが多いと思います。
――特に惹かれているラッパーはいますか?
Mega:PUNPEEさんは本当にすごいと思いますし、ゆるふわギャングも素晴らしい。それとTohjiくんも好きです。あと、まだ半分わからないけどLEXくん。彼らは全く別のものを持っていて、Tohjiくんはクレバー、LEXくんは本当にソウルフルだなって思います。そのどちらにもすごく共感します。
――そうした中、Megaさんがロックを続けてるのは何故ですか。
Mega:伝えたいメッセージがあるから、というのが1番近いですかね。やっぱりロックが1番伝えやすい手段だなって思います。結構意味わかんないなって思うのが、ちゃんと思想を持ってやってるアーティストの方でも、日本語の語尾に英語を付けるみたいな、誰も読めない言葉の曲を出す人がいるじゃないですか。そんなんで伝えたいことが伝わるわけないし、僕はメッセージのある曲だったら、ダンサブルなミュージックを選ばない。伝えたいことが増えれば増えるほど、ロックの曲が多くなる傾向はありますね。つるっとしたR&Bをやらなくなったのは、その影響がデカいかもしれないです。
「その人が作る意味っていうのが、すごく好き」
――「TOKYO VIDEO」にはダラっとした空気があるというか、レイドバックする感じがありますね。続く「lofi beach with ü」はカラッとしているけど寂しげで、この2曲には通ずる気分を感じました。
Mega:高校の頃からローファイ系の音楽はめっちゃ通ってました。ラッパーの唾奇さんとビートメイカーのSweet Williamさんがめっちゃ好きで、そういう曲を自分もやってみたいと思っていました。渋谷の近くに引っ越して、より東京感のある生活になったんですけど、そこで自分の感じている日常を落とし込んだ、ショート・フィルムのような楽曲を作ろうと思ったときに、ローファイを用いるのは有効かなと思って作りましたね。
――なるほど。
Mega:ちなみに「lofi beach with ü」の語りは、小沢健二さんの「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」から影響を受けています。映画『リバーズ・エッジ』の主題歌で、吉沢亮さんと二階堂ふみさんが喋っているんですけど、そういう曲のおもしろさをイメージしています。あと、スチャダラパーも好きで、ちょっと渋谷系っぽいイメージで作ってました。曲としては海外のローファイ系っぽいトラックなんですけど、渋谷系のお洒落な感じと、日本人の生活の雰囲気を出そうとしたときに、この手法がいいかなと思ってやってみました。
――Megaさんの曲ってオマージュが透けて見えたり、懐かしさを感じるメロディが特徴だと思うんです。敢えて聴き馴染みのあるものを、自分なりにオリジナルにして発表しようという発想があるんでしょうか?
Mega:古着のスタイリングみたいな感じです。僕ってコミカル系の顔なんですよ。ちょっとキャラクターっぽいというか、インスタのモデルが着てるような服の着方じゃ似合わない。なのでいかにカッコよく着るか、というのを考えるんですけど、それを(音楽でも)やっている節はあります。
あと、一緒に音楽の話ができる友達があんまりいなかったから。そういう話がしたい、という気持ちを、自分の作品を通じて世界に発信してるところもあるかな。
――「10000回のL.O.V.E. <3」はシティポップっぽさがありますね。
Mega:Perfumeからちょっと影響を受けていて、サブタイトルは「悲しきロボット」です。それで切ない感じに声を加工して、エレクトロの声でボソボソ歌ってて。日本には「生の声で歌っているから感情が伝わるんだ」、みたいな感じがあると思うんですけど、ロボットっぽさを出したいっていうのは初音ミクをフィーチャリングしたところでも思っていました。
――「悲しきロボット」というのは、なんのメタファーなんですかね?
Mega:なんだろう。『銀河鉄道999』みたいな感じじゃないですかね。命尽きるから美しい、みたいな。
――「桃源郷とタクシー」が再び収録されているのも印象的でした。
Mega:1番再生されている曲なんですけど、ずっと嫌いな曲だったんですよ。でも、最近ライブでやってみたら意外といい曲だなと思いました。あと、この曲は『ロックはか゛わ゛い゛い゛』の感じだなって思ったんですよね。やっぱり今回の作品って、自分の中では初期っぽいんです。17歳のときの衝動っぽい。誰に何を言われるわけでもなく作ったアルバムなので、そういう作品に合う気がして入れました。
――誰にも飼い慣らされてないと。
Mega:そうっすね。ずっとそうですよ。野良犬です。
――いいですね。
Mega:でも、確定申告はしています。
――社会人として最低限のことはしてますと。
Mega:お母さんにiPadを買ってあげたら、手伝ってくれるらしくて。
――手を借りれるのなら、手伝ってもらってもいいと思います。私は毎年クソだなあと思いながらやっています。
Mega:(笑)。ライブ終演後の関係者挨拶くらいクソですよね。
――私もあの文化は苦手です。
Mega:やっぱそうですよね。もうマジで意味がわかんない。薄暗い場所に、ライブが終わってアドレナリンパンパンの状態で呼ばれて、 知らない大人に30人くらい会わせられるという。中には僕のことは知らないけど、会社の付き合いで来ている方もきっといるんですよ。それが申し訳ない。しかも、後日別の機会に「この前のライブで挨拶させてもらって……」とか言われることがあるんですけど、覚えてるわけないし、なんにもいいことがないです。
――本当にその通りだと思います。
Mega:やめましょうよ、みんなで。負の文化なので。これは書いてください。Mega Shinnosuke曰く、「終演後の挨拶はやめた方がいい、私も深く同意する」と。
――わかりました(笑)。ちなみに『ロックはか゛わ゛い゛い゛』を出して、来年以降やってみたいことはありますか?
Mega:なんだろうな……ロンドンに行きたいっす。UKのカルチャーはずっと好きですね。ファッションもそうだし、バンドも好きです。
――例えば?
Mega:blurとか。なんかアメリカって、カルチャーを大事にしてるというか、割とブレないと思うんですよ。でも、UKはめっちゃ変化している気がします。同じようなところから影響を受けてるんだろうなってバンドが出てきても、違うことをしたいっていう感じが伝わってくるというか。ちょっと変なんです。
――blurもちょっと変ですもんね。
Mega:blurはめっちゃ変ですよ。「なんだこれ?」みたいな。意味がわかんない曲もあります。でも、その感じがいいですよね。やっぱりその人が作る意味っていうのが、すごく好き。今の日本のカルチャーって、1曲をどれだけ商品化して届けるかって感じになってるじゃないですか。それはおもしろくないですよね。その人の歴史が見える方が楽しいです。
――UKのどんどん変わっていくところに惹かれるというのも、“思いついたらどんどんやる”っていう、ご自身の性に合っていそうですね。
Mega:ああ、確かに。そこにシンパシーを感じているのかも。
【リリース情報】
【イベント情報】

日時:2023年11月28日(火) OPEN 18:00 / START 19:00

会場:愛知・名古屋 CLUB QUATTRO
料金:ADV. ¥4,500 / DOOR ¥5,000 (各1D代別途)
INFO:ジェイルハウス 052-936-6041

日時:2023年11月30日(木) OPEN 18:00 / START 19:00

会場:大阪・梅田 CLUB QUATTRO
料金:ADV. ¥4,500 / DOOR ¥5,000 (各1D代別途)
INFO:キョードーインフォメーション 0570-200-888

日時:2023年12月5日(火) OPEN 18:00 / START 19:00

会場:東京・渋谷 Spotify O-EAST
料金:ADV. ¥4,500 / DOOR ¥5,000 (各1D代別途)
INFO:ホットスタッフ・プロモーション 050-5211-6077
==
※オール・スタンディング
※18歳以下は当日チケット代¥1,000キャッシュバック
TOTAL INFO:ライブマスターズ 03-6379-4744
■ Mega Shinnosuke オフィシャル・サイト(https://megashinnosuke.com/)

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