後編:これは恥ずかしい! 音痴がバレ
てしまった5人の女性タレントたち

>>>前編より

なぜか愛される女性の音痴

 最近、音痴で話題になった女優には、剛力彩芽もいる。2013年7月5日、歌手デビューシングル『友達より大事な人』を『ミュジックステーション』(テレビ朝日)で披露した剛力は、果敢にも生歌に挑戦した。そう、ランチパックのあの曲である。
 しかし踊りながらの歌は難しかったのか、冒頭のサビは声量が足りずにAメロは音程をとることができなかった。危険レベルMAXの歌が続いたため、すぐにマイクがOFFにされ口パクに切り替わる事態となってしまった。
 そもそも剛力の所属する芸能事務所は、なぜか歌が苦手な女優に歌わせることが多い。同事務所の先輩・上戸彩の『ミュジーックステーション』で披露した『愛のために。』は、ファンの中では触れてはいけない過去になっている。

 杏、紗栄子、剛力、上戸らは女優だからこそ多少は音痴でも許される。しかし歌手なのに致命的な歌唱力の時期があったのが、モーニング娘。'14の道重さゆみだ。
 今ではモー娘。のリーダーを務める道重だが、デビュー前は歌えない踊れないという劣等生であった。オーディションの課題曲であった『赤いフリージア』を歌う道重の様子が『ASAYAN』(テレビ東京)で放送されたのだが、その歌唱力は筆舌に尽くしがたいものであった。もともとの高い声にあわせて歌うたびに変わるメロディー。走ったりモタったりするリズム。1歳~2歳の子供の方がうまく歌えるというレベルだったのだ。この歌は『さゆージア』と呼ばれ、10年以上経った今もファンの中で語り草になっている。
 現在、道重の歌唱力は普通に聴けるレベルになっているが、それでも彼女のパートはボイスチェンジャーで加工されることが多い。つんくプロデューサー的にまだ信用ができないということだろうか。

 ちなみに、歌が下手な歌手といえば、SMAP中居正広が思い浮かぶ。しかし、中居くんはキャラ作りのためにわざと下手に歌っているという。歌番組やコンサートのリハーサルで、普通に歌っている姿がたびたび目撃されているので、騙されないように注意だ。

(文・角刈りハーブティー)

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