【Girls²×iScream インタビュー】
お互いのグループにとっても、
いい機会になったコラボレーション
私がお客さん側だったとしても
テンションが上がる
「Rock Steady」は11人それぞれの歌声の魅力が活かされていて、聴きどころが満載です。
鶴屋
私はHINATAちゃんと一緒の歌割りで、“ふたりの声だって分かると同時に、いい具合に融け合っているな”というのがあるんです。そういう感覚が嬉しいです。
小川
リリースイベントで他のメンバーが歌っているのを聴きながら、“すごいなぁ”って思う瞬間がたくさんある曲にもなっています。
YUNA
Girls²は私とは全然違う声を持つメンバーがたくさんいるんです。“そんな透き通った声が出ないなぁ”って思ったりしながら私も踊っています。
ダンスの見どころは?
鶴屋
ラストの《1, 2, 3, 4》からラストにかけてユニゾンダンスを思いっきり入れているので、ぜひ注目していただきたいです。ここはもともとのプリプロの時点ではなかったんですけど、せっかくの11人での曲なので、最後に思いっきりダンスすることになって足したんです。自分たちでも“来たな!”という感じになって、スイッチが入ります(笑)。イベントとかで観て感動してくださっているお客さんの顔を見ると嬉しいです。“私たちは、やっぱりダンスありきのグループだな”と思いますね。
レコーディングの時点で“今回の曲はダンスが激しくなりそうだ”とか、予感することも多いんじゃないですか?
小川
想像はしますね。「The Finest」は聴いた時点で“絶対にヤバいだろうな”と思っていました(笑)。
サウンドがものすごくエネルギッシュですからね。
鶴屋
そうなんです。だから、“どんな顔で歌えばいいんだろう?”って思いました。でも、こういう曲を女子がやるカッコ良さがあるので、陶酔しながらパフォーマンスをしています(笑)。
「The Finest」は“私たちは今、ものすごくカッコ良い!”って思うくらいじゃないと表現できない曲じゃないですか?
鶴屋
はい。そうじゃないと浮いちゃう感じがあるよね?
小川
うん。全員がそういう気持ちでやってこその曲だと思います。これはゴリゴリのヒップホップのダンスなので、ダンスのプロリーグ『D.LEAGUE』でチャンピオンになったKADOKAWA DREAMSに振り付けをしていただきました。私はもともとそのチームが大好きで、“あのチームみたいに踊れるかな?”っていう不安もあったんですけど、ひとつひとつを細かく揃えていきました。観てくださったみなさんも“いいパフォーマンスだった”って言ってくださって、とても嬉しいです。
YUNA
すごくパワフルで骨太なイメージのダンスですね。音をより重厚に感じさせるような振り付けになっていると思います。私はダンスが大好きなので、全力でやる感じがリハーサルの時から楽しかったです。
誰に何と言われようが自分らしく生きる姿勢も力強く伝わってきました。
YUNA
この曲はメッセージ性が強いですし、Z世代の私たちが歌うからこその意味もあるんじゃないかと思っています。この曲が好きだと言ってくださるファンのみなさんがたくさんいるのも嬉しいですね。LDHが好きなみなさんはダンスが好きな方々が多いので、ガンガンに踊っている私たちが観られる「The Finest」は、私がお客さん側だったとしてもテンションが上がると思います。
Girls²とiScreamもまさにそうですが、LDHに所属しているアーティストはダンスに関心を持つ日本人を増やすことにとても貢献していると思います。
鶴屋
そう考えると責任重大ですね(笑)。TikiTokとかでも感じますけど、今はダンスを習ったことがなくてもできる人が多すぎて。ダンスはものすごく身近になっていると思います。
ラップもどんどん身近なものになっていますよね。ビートに乗ってラップしている時の気持ち良さは格別なものがあるんじゃないですか?
YUNA
はい。歌よりもラップのほうが“音と音の間にどれだけ言葉を詰め込めるか?”“どれだけ気持ち良く聴かせられるか?”を意識して作っていただいているので、それを感じながら歌った時に“うわっ! 来たこれ!!”ってなります。
Girls²の「人人人生紹介ソング」(2022年1月発表のアルバム『We are Girls²』収録曲)で《コミュ力おばけの 桜花の未来は 海外デビュー》って歌っていますけど、海外を目指すためにもそういう部分は大事ですよね?
小川
はい(笑)。海外のリスナーはビートを重視しているイメージなので、そこのレベルもまだまだ引き続き上げていかなきゃいけないと思っています。
日本の音楽シーンはメロディー重視の傾向がありますし、それは良さでもありますけど、海外のヒップホップ、R&Bとかのカッコ良さも吸収しながら活動しているのが、Girls²とiScreamですよね。
鶴屋
ありがとうございます。そういう点をどうしていくのかは今後の課題でもあると思っています。ダンスを習ったからといって海外のヒップホップやR&Bとかの感覚が身に付くわけでもないですし。どんな音楽を普段聴いていて、小さい頃にどんな音楽を聴いていたかも大きいので。メンバー内でも“グルーブがあるな”って感じる娘もいるし、“J-POPが好きなんだな”って感じる歌い方の娘もいるんです。だから、グループとしてどういう方向性で行くのかは、常に模索しているところではあります。
今年の夏は今回のシングルのリリースイベントが各地でありますが、今後の活動はどのようになっていきますか?
YUNA
iScreamは10月にツアーがあります。ツアータイトルが“-Level 19-”なんですけど、メンバー3人は19歳で、ツアーが終った数日後にメンバーのひとりが20歳になるんです。今の自分たちにしか出せないものをお届けできるライヴになると思うので、会場に足を運んでいただけると嬉しいです。
鶴屋
Girls²も10月から全国ツアーです。新体制になってから初のツアーで、タイトルは“-activate-”です。
小川
“アクティベイト”は、実は“エイト=8”もかけているんです(笑)。
鶴屋
8人の私たちが躍動的にパフォーマンスをお届けすることで、みなさんと元気やポジティブなパワーを共有したいという想いを込めたツアータイトルです。Girls²として新たな何かをお届けできるんじゃないかと思っています。
取材:田中 大
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シングル「Rock Steady」/Girls²×iScream2023年9月6日発売
Sony Music Associated Records
- 【初回生産限定盤】(CD+DVD)
- AICL-4415~6
- ¥2,420(税込)
- 【通常盤】(CD)
- AICL-4417
- ¥1,320(税込)
『Girls² LIVE TOUR 2023 -activate-』
10/14(土) 北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)
開場15:00/開演16:00
10/21(土) 大阪・大阪国際会議場グランキューブ大阪メインホール
開場16:00/開演17:00
10/22(日) 大阪・大阪国際会議場グランキューブ大阪メインホール
開場16:00/開演17:00
10/28(土) 宮城・仙台サンプラザホール
開場15:00/開演16:00
11/05(日) 愛知・名古屋国際会議場センチュリーホール
開場15:00/開演16:00
11/11(土) 群馬・ベイシア文化ホール(群馬県民会館)
開場15:00/開演16:00
11/19(日) 新潟・新潟テルサ
開場15:00/開演16:00
11/23(木) 静岡・静岡市清水文化会館マリナート 大ホール
開場15:00/開演16:00
12/02(土) 福岡・福岡市民会館 大ホール
開場12:00/開演13:00
12/23(土) 東京・東京ガーデンシアター
開場15:00/開演16:00
12/24(日) 東京・東京ガーデンシアター
開場15:00/開演16:00
『iScream LIVE TOUR 2023 "Level 19"』
10/17(火) 愛知・The BottomLine Nagoya
開場17:30/開演18:30
10/22(日) 福岡・DRUM LOGOS
開場16:30/開演17:00
10/23(月) 大阪・UMEDA CLUB QUATTRO
開場17:30/開演18:30
10/30(月) 東京・SHIBUYA CLUB QUATTRO
開場17:30/開演18:30
ガールズガールズ:全員がTVドラマ初主演と同時にガールズグループとしてデビューしたシンデレラガールたちが集結したガールズ・パフォーマンスグループとして活躍中。2019年6月にデビューを果たし、20年5月に発売したミニアルバム『チュワパネ!』で大きな注目を集めた。その後、ミニアルバム、EP、シングルをリリースしていき、21年にはワンマンツアーを開催。そして、22年1月に1stアルバム『We are Girls²』を発表し、その後も2枚のEPをリリース。23年に新体制となり、5月にバーチャルK-POPアーティスのAPOKIとのコラボ楽曲を発表。8月にiScreamとのコラボシングル「Rock Steady」を発売し、10月からツアー『Girls² LIVE TOUR 2023 -activate-』を開催する。Girls² オフィシャルHP
「Rock Steady」MV