くるり、14th Album『感覚は道標』の
制作に密着したドキュメンタリー映画
『くるりのえいが』本予告&メインビ
ジュアル解禁 岸田繁、佐藤征史、森
信行のコメントも到着

10月13日(金)に公開される、くるりのアルバム制作の模様を捉えたドキュメンタリー映画『くるりのえいが』の本予告とメインビジュアルが解禁となった。
本予告では、楽曲制作に取り組む姿や飾らない3人の様子、京都拾得でのライブ映像の一部など、映画への期待が高まるピースが散りばめられている。また、6月に配信となった「In Your Life」が映画の主題歌となることも発表された。
なお、メインビジュアルの写真は佐内正史が撮影、服部一成がデザイン。今作のレコーディングを行なった伊豆スタジオの前で撮影された、映画を体現する1枚となっている。そして、岸田繁、佐藤征史、森信行それぞれからコメントが到着している。
コメント
▼岸田繁
くるり結成後数年、志半ば。オリジナル・メンバーである森信行と袂を分かつことになったのは2003年頃。その後現在に至るまで、くるりは長い時間をかけてそのスタンスを変えていくことになる。
長きにわたり随分と遠くまで旅を続けていた。
直感を頼りに引き寄せられた伊豆スタジオ。私たちにとって最高の環境だった。
大人になって随分経つ私たちは、お互いの才覚や意思をきめ細やかにフックアップしていけるようになったような気もするし、相変わらず人間として全く噛み合わない部分も少なくない。家族とも恋人とも、仕事仲間や友人とも違う、不思議な集合体。謎の結晶。それが私にとってのくるりだ。予定調和という名の「退屈」はこのバンドには全く似合わない。
思い返す限り、この3人で音楽を作っているとき、私は退屈な思いをしたことがない。今も相変わらず、変人の集まりでしかない。お互いそう思っていることだろう。
この会話もままならない3人は、音楽を通してコミュニケーションを取っているかのようにみえて、超自然体であるお互いとの距離の取り方がとにかく絶妙なのである。
▼佐藤征史
伊豆スタジオには窓がある!
そんな単純な理由でこの映画の舞台は決まりました。天気の変化や、時間の経過がわからない場所で煮詰まるのがほんとに嫌いなんです。
そう、バンドのドキュメンタリーといえば、メンバー同士のあれこれやどれそれを期待されているかも知れません。しかしこの映画はくるりのオリジナルメンバー3人が集まり、楽曲がいかに生まれ、どう成長し、みなさまの元に届くかを追ったドキュメンタリーです。
くるりとはどういうバンドなのか、曲作り、レコーディングを経て、たくさんの事を知っていただけると思います。そして、くるりを好きになっても、嫌いになっても、この映画で生まれた音楽がみなさまの特別な一曲になってくれれば幸せです。
▼森信行
くるりを脱退してから、ライブ、レコーディングは何度か一緒にやってましたが、新しい曲のレコーディングをしたことは一度もありませんでした。
そんな日がくるといいなぁとぼんやり思っていましたが、まさか一緒にレコーディングのドキュメント映画を撮ることになるとは!
正直戸惑いや不安もありましたが、いざ始めてみると、とても刺激的で楽しい毎日でした。
曲が生まれる瞬間から徐々に構築して完成していく過程は、この三人でしか得られない不思議な喜びに満ち溢れていました。
20年ぶりに三人の直感で紡いだ音が、みなさんにどう響くのか本当に楽しみです!

くるりは、10月4日(水)にオリジナルメンバーである岸田繁、佐藤征史、森信行の3人で制作した14枚目のオリジナルアルバム『感覚は道標』を発売し、10月8日(日)・9日(月祝)には主催音楽イベント『京都音楽博覧会2023 in 梅小路公園』を初となる二日間開催する。

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