明日の「新・BS日本のうた」決定版・
演歌名曲選に角川博、石原詢子、夏川
りみ、松尾雄史、朝倉さや、林部智史
、真田ナオキ、竹島宏ら

【渡辺アナによる見どころ紹介】 舞台は山形県長井市。一曲目は賑やかに、石原詢子さん、市川由紀乃さん、地元山形出身の朝倉さやさんがお届けする「三味線ブギウギ」で幕開きです。東北を代表する夏祭り「花笠まつり」でも知られる山形県。心地よいブギのリズムに、会場の皆さんもノリノリです！　スペシャルステージは「決定版！演歌名曲選」と題し、竹島宏さんが切なく歌うチョー・ヨンピルさんの「想いで迷子」や真田ナオキさんが初挑戦する杉良太郎さんの「すきま風」、松原のぶえさんが歌う都はるみさんの「おんなの海峡」などの名曲はもちろん、夏川りみさんと松尾雄史さんによる「北空港」といったデュエットソングの定番も登場します。さらに、中村美律子さんの「島田のブンブン」や角川博さんの「伊豆の雨」など歌手の皆さんのヒット曲もご堪能いただきます。 「どこにいても心は山形にあるんです！」と山形愛で溢れるのは、民謡日本一に2度輝いたこともある今年デビュー10周年の朝倉さやさん。そしてもう一人、故郷での収録に胸を躍らせていたのが、新庄市出身の林部智史さんです。同郷かつ同じシンガーソングライター、しかも同世代ということで、舞台袖でも地元の話で盛り上がりながら、和気あいあいとした様子。息がピッタリなお二人の歌に私は心を掴まれました。 山形県真室川町に伝わる民謡「真室川音頭」をブギのリズムにアレンジした「真室川ブギ」。これを山形の民謡「最上川舟唄」入りのスペシャルバージョンでお送りします！ 「はやり風邪など ひかねよに」「達者（まめ）でろちゃ」など東北の温かい人情を歌う朝倉さんの明るい歌声は、とても元気が出ます。また、歌手として朝倉さんが「動」なら、林部さんの心の琴線に触れる繊細な歌声は「静」と言えるかもしれません。故郷での日々が思い出される歌の中で、人生には嬉しいことも、辛いこともある……夢を追って故郷を離れたのならば、もちろん苦しいこともある。歌詞には描かれていないそんな感情を、林部さんの歌声が行間を埋めていくようです。お二人が生み出す歌声のギャップは、まさに“心の揺れ”を表現しているようで聴き入ります。胸を打つ歌声に、会場の皆さんも“おらほ（私たち）のスター”を後押ししようと、大きな手拍子で応える一体感が印象的なステージ！　テレビの前の皆さんも会場にいる気持ちで一緒に楽しんでいただけばと思います。 また、「この町この一枚」のコーナーでも林部さんと朝倉さんが大活躍です！　競技用のけん玉の生産が日本一である長井市のまちの魅力を紹介するだけでなく、けん玉にチャレンジ！　果たして、お二人の腕前は……!?（笑）

「新・BS日本のうた」は日本人の心に深く残る歌の数々、多くの人々の支持を集め長年親しまれている「日本のスタンダード・ナンバー」ともいうべき名曲を紹介する、音楽番組です。