ネルケプランニングによる新演劇ユニ
ット「神戸セーラーボーイズ」が始動
! 石原月斗らメンバー10名のお披露
目会を最速レポート

2023年4月24日(月)、全員がティーンエイジャーの演劇ユニット「神戸セーラーボーイズ」が始動した。「神戸セーラーボーイズ」とは、オーディションで選ばれた13〜18歳までの10人の少年たちからなるユニットで、舞台を中心に活動を行う。神戸に根ざし、神戸から発信を続けることで、多くの人々に愛されるグループを目指す。4月23日(日)、これまで一切表に出ていなかった彼らの情報が遂に明らかとなった。SPICEでは、AiiA 2.5 Theater Kobeにて行われたメンバーのお披露目会の模様をいち早くお届けする。
神戸セーラーボーイズ
これが「神戸セーラーボーイズ」だ!
神戸セーラーボーイズの活動拠点となるAiiA 2.5 Theater Kobeは、新神戸駅から直結という好立地。
司会の浅越ゴエがステージに登場して挨拶を行なった後、早速メンバーが呼び込まれる。スクリーンに映し出された映像に合わせ、メンバーが1人ずつ元気に駆け込んだ。続けて自己紹介タイムへ。発言順にメンバーを紹介しよう。
右から中川月碧、塚木芭琉、石原月斗、明石侑成、奥村頼斗
中川月碧(なかがわ・るきあ)「大阪市出身、中川月碧16歳です。僕は得意なダンスでチームに貢献したいと思います。そしてこの個性豊かなチームをしっかりまとめられるように頑張ります!」
左から崎元リスト、髙橋龍ノ介、津山晄士朗、田中幸真、細見奏仁
崎元リスト(さきもと・りすと)「兵庫県出身、崎元リスト13歳です。僕は声を出したり体を動かしたりすることが大好きです! 持ち前の明るさを活かして、皆ともっとカッコ良くなれるように頑張ります!」
塚木芭琉(つかき・はる)「奈良県出身、塚木芭琉17歳です。祖父母が兵庫に住んでいるので、昔からお世話になっているこの街で活動させていただけることを本当に嬉しく思っています」
髙橋龍ノ介(たかはし・りゅうのすけ)「最年少、大阪府出身、髙橋龍ノ介13歳です。何もかも初めての経験でドキドキしてるのですが、たくさんのお兄さんたちがいるので、精一杯頑張りたいと思います!」
石原月斗
石原月斗(いしはら・ゆえと)「大阪府出身、石原月斗17歳です。僕は得意なアクロバットでチームに華を添えられたらなと思います。それぞれの個性を活かせるチームを作れるように頑張ります」
津山晄士朗
津山晄士朗(つやま・こうしろう)「大阪府出身、津山晄士朗14歳です。僕はミュージカル経験があるので、こうやって舞台に立たせていただける機会ができて本当に嬉しいです。新しいこともたくさん吸収して、もっと成長していけたらなと思います」
明石侑成(あかし・ゆうせい)「最年長、兵庫県出身、明石侑成18歳です。演劇は初めてですが、今まで野球で培ってきた精神性を活かして、チームの最年長として良いお兄さんになれるように頑張ります」
左から奥原頼斗、明石侑成
田中幸真(たなか・ゆうま)「大阪府出身、田中幸真14歳です。僕は歌とダンスが大好きで、中でもフラメンコが得意です。神戸はスペインと姉妹都市なので、異国の風も吹かせていきたいと思います」
奥村頼斗(おくむら・らいと)「京都出身、奥村頼斗16歳です。持ち前のはんなりを活かしてチームを和ませつつ、得意のヒップホップで盛り上げていきたいと思います」
左から田中幸真、細見奏仁
細見奏仁(ほそみ・かなと)「大阪府出身、細見奏仁14歳です。僕は小さな頃から音楽が大好きで、5歳の頃からピアノの練習を毎日欠かさずしています。その特技を活かしてチームに貢献できるように頑張ります!」
この10名が「神戸セーラーボーイズ」だ。皆やや緊張した様子もありながら、ハキハキとした口調で、それぞれの特技やキャラクターが垣間見える自己紹介で立派にアピールした。
「定期公演」と「セミフィクション公演」の2種を上演
崎元リスト
ユニット名にちなんで、衣装はセーラー服がモチーフとなっている。年上組の高等部はブラウンカラー、年下組の中等部はブルーカラーがメイン。袖口には、神戸の港をイメージしたブルー、ポートタワーや神戸大橋のレッド、真珠の白と街の白亜の洋風建築をイメージしたホワイト、都市部のアスファルトを思わせるグレー、六甲山のグリーンの5色を組み合わせた「神戸タータン」が使用されている。
彼らは、クラシカルな原作に新たな解釈を交え、演技、ダンス、合唱で独自の華やかな世界観と空間を作り上げる「定期公演」と、多感な時期を過ごす彼ら自身の成長と経験をもとに、繊細な一面や葛藤など彼らの内面に寄り添った作品を展開する「セミフィクション公演」の2つを軸に、舞台中心の活動を行っていく。特に合唱を取り入れた演出は彼らの大きな特徴と言えるだろう。
演出を手掛けるのは、劇団四季や『魔女の宅急便』、『オリヴァー・ツイスト』など数々の大型オリジナルミュージカルを担当した演出家の岸本功喜。音楽を手掛けるのは岸本と同じチームで大型ミュージカルの作曲や編曲を担い、『ラブライブ!』シリーズの初舞台化となった『スクールアイドルミュージカル』や、『シュレック・ザ・ミュージカル』日本初演時の音楽監督を務めた、作曲家の小島良太という、最強の布陣だ。
塚木芭琉
メンバー自身の物語をオリジナルストーリーに落とし込む「セミフィクション公演」については「自分で自分を演じるということで、少し恥ずかしい気もするんですけど、僕たちの色んな一面を見ていただきたいので、すごく良い機会だなと思います(田中)」「僕たちのリアルな悩みや特技を活かした公演になると思うので、楽しみです(塚木)」と意欲を覗かせた。
また、合唱については「歌やダンスという点ではミュージカルと同じですが、合唱を取り入れることで、皆で心をひとつにしてハーモニーを創る公演になると思います(津山)」と気合いたっぷりに回答した。
「僕たちの青春の一瞬をお見逃しなく(中川)」
中川月碧
続いては「特別ステージ」として楽曲2曲を披露。美しいハーモニーを響かせた合唱曲と、細見のピアノ演奏から始まり、ネルケプランニングの人気作「MANKAI STAGE『A3!』」の映画主題歌「20 for colors」をフレッシュに歌い上げた。
フォトセッションを経て、最後はグループを代表して中川が挨拶。「いよいよ4月24日(月)から始動します。神戸を拠点に関西の演劇を盛り上げていきたいと思います。そしてこの10人で良き仲間、熱きライバルとしてともに成長していきます。その過程を皆様に応援していただき、より高みを目指していきます。僕たちの青春の一瞬をお見逃しなく。神戸セーラーボーイズをよろしくお願いします!」と熱いメッセージを届けてお披露目会を締め括った。
浅越ゴエ
彼らは神戸をはじめ、関西各所の地域のイベントにも積極的に参加して、関西全体を盛り上げていく予定だ。お披露目会を終えて浅越は「多くの人々との触れ合いを通し、明るい元気やあたたかい笑顔をお届けしていく未来がとても楽しみです。これから公演を重ねる度に成長していく彼らの姿。きっと人々の心に伝わるエンターテイメントと地域活性につながる活動を通して、地元の人から愛されるグループになれるのではないかと強く思います」と優しい眼差しで見守った。
なお、6月2日(金)〜4日(日)には初公演となる『神戸セーラーボーイズ SF「Boys x Voice 306」』がAiiA 2.5 Theater Kobeで行われる。
髙橋龍ノ介
フレッシュで才能に溢れ、未来の演劇界での活躍の可能性を秘めた原石たちが、関西一円から集まった。ここから歴史を刻んでゆく「神戸セーラーボーイズ」の活動が楽しみだ。彼らの全貌と詳細は、解禁されたばかりの公式サイトと公式ツイッターをチェックしてほしい。
神戸セーラーボーイズ
取材・文=久保田瑛理 撮影=高村直希

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