堀江由衣

堀江由衣

【堀江由衣 インタビュー】
いろいろな受け取り方が
できるところがいい

デジタルシングルとしてリリースされる新曲「秘密の庭のふたり」は、自身も五条院つかさ役で出演するTVアニメ『最近雇ったメイドが怪しい』のエンディング主題歌。また、同日には春のツアーの模様がライヴ音源で配信される。そんな「秘密の庭のふたり」の制作秘話とライヴ音源の聴きどころについて訊いた。

この曲を聴きながら想像を膨らませて、
先の展開を楽しみにしてもらえたら

『最近雇ったメイドが怪しい』はどんな作品ですか?

一見よくあるご主人様とメイドさんのお話かと思いきや、ご主人様が小学生くらいの男の子で、メイドさんはちょっとドキドキさせるようなことを言ったりやったりするんですけど、ご主人様が幼いがゆえに真っ直ぐな返事をして、逆にメイドさんがドギマギしてしまうっていう。恋愛なのか家族のような想いなのか、お互いのことを大切に思っているんだけど、その感情にまだ名前がつかない…みたいな、とてもホワッとできる作品です。

堀江さんは五条院つかさ役で出演されていますよね。

はい。そんなふたりの関係を、常に見守っている女の子です。つかさちゃんは主人公の男の子と同学年で、普段はわりとおとなしくて自分から進んで前に出るタイプではないのですが、恋愛物語を想像するのがとにかく好きで、頭の中で想像が広がるとフォーッ!となって(笑)、心の中ではおしゃべりになるみたいなタイプです。主人公とメイドさんの関係を知ってからは、ふたりのことが気になって仕方がないという。

堀江さんをはじめ、早見沙織さんや高橋李依さんなどキャストも豪勢ですね。

いろいろな現場でご一緒する機会が多い、楽しくて仲が良いメンバーです。今はアフレコ現場も人数を絞って行なわれていますが、4人くらいまでは一緒に入れるので、みんなと一緒に録れて楽しいですよ。キャストの話で言うと、私は早見さんがメイドさんの役で、高橋李依ちゃんが主人公の男の子役だろうと思い込んでいて、そういう勝手なイメージを持ったまま現場に入ったら、アフレコで第一声を聴いた時に“逆だった〜!”と結構な衝撃を受けました(笑)。でも、おふたりともすごくキャラクターにハマっていたので、そのあたりも作品の観どころだと思います。

「秘密の庭のふたり」はそんな『最近雇ったメイドが怪しい』のエンディング主題歌なのですが、堀江さんは最近エンディングを歌われる機会が多いですよね。エンディングだからこその魅力や醍醐味って何かありますか?

オープニングテーマよりはちょっとだけ自由度が高いイメージがありますね。オープニングって、やっぱりオープニング然としなければならないイメージがあって、キャッチーだったりポップだったり一定の度合いがありますけど、エンディングはそこまで縛られない感じがします。

「秘密の庭のふたり」もオープニングでもいいくらいの曲だと思いましたよ。楽曲はコンペで選ばれたそうですが、どういうことをテーマに楽曲を集められたのですか?

ここ何年かの私の考え方なのですが、作品に沿っているものが流れると嬉しいと思うので、できるだけ作品のイメージに沿うものを曲として作りたいと思っています。そこでアニメの現場のみなさまに“どういう曲がいいですか?”とおうかがいしたところ、わりと具体的にいろいろとあって。ただ監督が例題的に挙げてくださった参考曲を私は聴いたことがなかったので、コンペで楽曲を絞るところには私も参加させていただいたのですが、最終的には関係スタッフにお任せして監督のイメージに近いものを選ばせていただきました。

サビで繰り返されるメロディーがイントロや間奏にも使われていたり、とてもキャッチーで耳に残る曲ですね。

最初に聴いた時はほのぼのとした楽曲のように感じるんですけど、意外とテンポ感もあって、すごく聴きやすいと思いました。私はバラードとかテンポがゆっくりした曲よりも、どちらかと言うと歌詞の言葉が多く詰まっているほうが好きなので、自分としては好きなタイプの曲ですね。

タイトルの“秘密の庭のふたり”であったり、歌詞に出てくる“ページ”や“物語”などのワードは、堀江さんがお好きそうだなと思いました。

歌詞もコンペだったんですけど、“ページ”とか“物語”といった言葉が入っていることで、本が好きという自分の演じさせていただいているつかさちゃんのキャラクター設定と通じますし、作品の世界観としても雰囲気が合っていると思いました。同時に主人公たちの心情にも近い感じがあって、それを見守っているふうにも受け取れるし、この作品を離れたとしても、何か新しい気持ちが芽生える最初の頃みたいな雰囲気にフィットするんじゃないかと思います。いろいろな受け取り方ができるところがいいと思って選ばせていただきました。

タイトルについては?

タイトルはあとでつけたのですが、“こんなイメージがいいんですけど”と私から伝えさせていただいた案の中に、“秘密”や“庭”だったり、“内緒話”という単語が入っていて。その上で改めていただいたタイトル案の中から、“秘密の庭のふたり”を選ばせていただきました。実はこれまでの私のアルバムにも“秘密”とか“ワールドエンドの庭”といったタイトルがあって、“秘密”も“庭”も使ったことがあったんです。改めて“やっぱりこういう言葉が好きなんだなぁ”って実感しましたね(笑)。

この曲をフルで聴くと、改めて作品の世界観が広がりますね。

メイドさんがなぜ主人公のところに来たのかなど、まだ謎の部分が多いと思うので、この曲を聴きながら想像を膨らませて、これから先の展開を楽しみにしてもらえたらエンディング主題歌冥利に尽きます。
堀江由衣
配信シングル「秘密の庭のふたり」
配信アルバム『堀江由衣ライブツアー2022文学少女倶楽部II ~放課後リピート~』

OKMusic編集部

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