新国立劇場、2021/2022シーズンオペ
ラ モーツァルト珠玉の音楽が綴る、
愛と冒険のファンタジー『魔笛』が上
演
試練に臨む王子タミーノには、しなやかな美声のテノール鈴木准、パミーナには情感豊かで可憐な表現が人気のプリマドンナ砂川涼子が出演。夜の女王は実力派ソプラノ、安井陽子が圧倒的なコロラトゥーラを披露します。ザラストロには、今年『さまよえるオランダ人』オランダ人で、異界の人物の魅力を表現し絶賛された河野鉄平が出演。パパゲーノ&パパゲーナには近藤圭、三宅理恵と、伸び盛りの世代の実力派が登場する。日本を代表する歌手たちが勢揃いし、モーツァルト最高のファンタジーをおくる。
<あらすじ>
【第1幕】 森で大蛇に襲われ、恐ろしさの余り気絶してしまった王子タミーノ。そこに夜の女王に仕える3人の侍女がやってきて大蛇を退治し立ち去る。タミーノが目覚めると大蛇が死んでいるのにびっくり。やってきた鳥さしのパパゲーノに尋ねてみると、大蛇を退治したのは自分だと誇らしげに語る。
が、それは嘘で、罰として3人の侍女がパパゲーノの口に鍵をかけてしまう。3人の侍女は、夜の女王の娘パミーナの肖像画をタミーノに見せ、邪悪なザラストロにさらわれた彼女を救ってほしいと願う。
パミーナに一目惚れしたタミーノは引き受ける。お礼に夜の女王は、タミーノに魔法の笛、口の鍵の解けたパパゲーノに銀の鈴を授ける。
パパゲーノはザラストロの神殿にいるパミーナのもとにたどり着き、タミーノが助けにくることを伝える。喜ぶパミーナ。タミーノは神殿の門に到着するが、弁者によれば、ザラストロは暴君ではなく賢人で、高慢な夜の女王からパミーナをかくまっているのだという。そしてザラストロが登場。タミーノとパパゲーノは神殿に招き入れられる。
その後タミーノとパミーナは再会し、最後の「火」「水」の試練を2人で乗り越える。女房がほしいとぼやくパパゲーノは試練などお構いなしだが、努力は認められ、伴侶のパパゲーナと出会う。夜の女王たちは滅び、ザラストロ、タミーノ、パミーナたちは神を讃える。
新国立劇場オペラ『魔笛』より Die Zauberflöte - New National Theatre, Tokyo
SPICE
SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。