omni sightが手がけるレーベル〈Fli
ght Works〉コンピ第2弾リリース 京
都クラブ・シーンの今を網羅
今作はレーベル・ローンチを記念して地元京都のクラブ・カルチャーに根ざすアーティストのみで構成されたlabel selection e.p.の4ヶ月連続企画の第2弾。リード・トラックはsoftを始めとする京都アンダーグラウンドの重要プロジェクトに常に名を連ね、自身の作品もUKのレジェンドDJ、Jane Fitzによって『BOILER ROOM』でプレイされるなど、その評価は海外にまで及ぶ実力派・KNDによる「Chunta」。
なお、本作は〈HIP LAND MUSIC〉によるデジタル・ディストリビューション&プロモーション・サービス 〈FRIENDSHIP.〉(https://friendship.mu/) がデジタル・リリースをサポートしている。
【KND コメント】
鳥が捉える感覚(飛行感/眼に映る景色、その躍動感/磁気等)のタイム感や情報的なイメージを、サウンドに置き換え、そのレイヤーをデザインしたもの。
【R3 コメント】
鳥のように自由に赴くままにアンビエンスとミニマルの淵を静かに深く滑空する。録りためた世界のフィールド音を織り込み、時空をも超えていくイメージ。我々、初の音源となります。よろしくお願いします。
【Hisashi Aochi コメント】
テクノでもハウスでもない、ミステリアスなムード」は淡い記憶の中で今も輝き続ける。
本作は自身が学生時代にレコードを収集したレーベル『Basic Channel』から着想を得たダブ。
ブルージーなシンセスタブに空間系のエフェクトを多用して構成された。また、『The BEST Blueberry Pie』という料理番組の解説からボイスサンプリングを行い、ユーモアを含ませたのもポイント。
繰り返される退廃的な切り取られたメッセージには、COVID-19の中で活動を続けるシーンの「葛藤」を投影した。
かつて、デトロイトとシカゴのサウンドを取り入れ、ベルリンで産声を上げた『Basic Channel』、そのルーツとなるブルース的なアプローチをこの『Flight Works VA』で試みた。
【リリース情報】
FLIGHT WORKS, KND, R3, Hisashi Aochi 『FLIGHT WORKS selection 002』
Label:Flight Works
Tracklist:
1. KND / Chunta
2. R3 / Acontium
3. Hisashi Aochi / Stuck
■ Flight Works オフィシャル・サイト(https://flightworks.jp/)
アーティスト
Spincoaster
『心が震える音楽との出逢いを』独自に厳選した国内外の新鋭MUSICを紹介。音楽ニュース、ここでしか読めないミュージシャンの音楽的ルーツやインタビュー、イベントのレポートも掲載。