田中圭「中谷さんが意外とおちゃめ」
中谷美紀「田中さんは、本当に空気
の読める方」
本作は、日本初の女性総理となった相馬凛子(中谷)と鳥類学者・相馬日和(田中)の夫婦が、大騒動に巻き込まれていく様子を描いたコメディー作品。この日は、原作者の原田マハ氏がフランス・パリの書斎から、リモートで参加した。
原田氏は、田中が演じた日和について「すごくすてきでした。田中さんの優しいところやおちゃめなところ、アワアワしたところが、私が思い描いていた日和の姿にとても近かったです」と語った。
それを聞いた田中は「うれしいです」と笑顔を見せながら、「素が出たのかな」と自画自賛。すかさず中谷が「えっ?」と突っ込んで笑いを誘った。
また、原田氏が「撮影を通じて何か発見はありましたか?」と2人に質問した。
田中は「中谷さんが意外とおちゃめ。最初は何というか、ピシッとされている、気品高いイメージがあったのですが…」とコメント。
中谷が「ばかにしてます?」とふくれると、田中は「していないです」と慌てながら、「最初は何としゃべり掛けようかなと不安だったのですが、意外とオトボケさん。そのギャップがすごくかわいらしかったし、新発見でした」と振り返った。
中谷は「田中さんは、本当に空気の読める方で…」と意外に思った部分を告白した。
「コメディーパートがとってもお上手。ただ、それだけじゃなくて、この作品は夫婦の愛や、国民と自分の子どもの命をてんびんに掛けるようなシーンも出てくるのですが、そういうシーンでも、雰囲気を自然と作ってくださった。努力をしなくても自然と凛子の気持ちになれて、自然と涙があふれてくるということがありまして、とっても楽だったんです」とエピソードを語った。
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