ザ・モアイズユー「今までにない自分
達をはっきりと見せようと思って」 
バンドの新たな一面を見せる1stフル
アルバム『Storage time』インタビュ

8月18日(水)に1stフルアルバム『Storage time』をリリースするザ・モアイズユー

「いろんな曲を書ける人に成長していきたい」「今までにない自分達をはっきりと見せようと思って」ーーといった思いのもと制作された今作には、様々なことに挑戦した新曲9曲を含む全13曲が収録されている。そんな新たなザ・モアイズユーを感じさせる最新アルバムが完成に至るまで、詳細に語ってくれた。
──1stフルアルバム『Storage Time』、良い曲が揃いましたね。タイトルは「貯蔵時間」や「蓄積期間」という意味ですけども、どういったところから出てきたんですか?
本多:やっぱり曲を作るときって、自分が今まで経験してきたこととか、そのときの感情が基になって生まれてくるんですよ。良いことも悪いことも含めて、そういったものが心の中に残ってくれているおかげで作れるところがあって。そうやって自分の中に溜めてきたものを楽曲に投影したいし、コロナの影響もあって、この1〜2年で今までにないような経験をして、初めて感じたこともあって……そういうものも全部残しておきたいなと。だから、自分の中に残っているものを表現するために、このタイトルっていう感じですね。
──収録曲はいつ頃に作られたものが多いんですか?
本多:1年ぐらい前からですかね。去年4ヶ月連続で配信したときに、1stアルバムを作るというのは念頭にあったので、それを意識しつつ曲作りをしていた感じでした。
──連続で配信された楽曲も様々な表情を見れるものになっていましたが、アルバムはそこを拡張させていった印象もありました。
本多:前に出したミニアルバム(『想い出にメロディーを』)が、今までのザ・モアイズユーを忠実にブラッシュアップしていく感じだったんですけど、今回のアルバムに関しては、今までにない自分達をはっきりと見せようと思ってました。なので「MUSIC!!」とかは、そういった部分を露骨に感じさせるような形にしていて。
──新しい扉をどんどん開けていこうと。
本多:これまで聴いてくれて、「ザ・モアイズユーはこういうところがいい」と言ってもらえること、そこを好きでいてくれることってめちゃくちゃ嬉しいんですよ。でも、やっぱりそれだけでは進化も驚きもないし、聴いてくれる人が常に新しいものを感じてほしいので。あと、自分達自身、いろんな曲を書ける人に成長していきたいので、挑戦という意味でも書かせてもらってました。
──以登田さんとしても、曲を作る際には新しい挑戦をしていこうと。
以登田:そうですね。たとえば「いいことばかりじゃないけれど、」は、今までの僕らだったら、負の感情を歌にしたり、恋愛でも失恋の曲が多かったんですけど、たまにはハッピーになれる曲を作ってもいいんじゃないかなって。
──今までハッピーな曲は、ちょっと避けていたりしたんですか?
以登田:特に意識して避けていたわけではなくて、作る曲がだいたいうまくいっていないものが多かったっていう感じですかね。
本多:やっぱり悔しい思いとか悲しい思いって、自分の中に残りやすいから、単純にそれがテーマになりやすかったところもあるんですけど。ただ、これまでバンドを続けてきて、そういった嫌なことはあったけど、その分喜びも確実にあったよなと思って。なので、喜びであったり、嬉しい・楽しいと感じている自分を表現してみてもいいんじゃないかな?っていうのはありましたね。
オザキ:デモの段階から、これは何かを変えようとしているんだなっていう意思みたいなものは、はっきり伝わってきたんですよ。それこそ「いいことばかりじゃないけれど、」とか「movin’ on」とかは、リズムもそうやし、曲調や歌の感じも含めてあんまりやったことがない曲だったから、なんかおもしろいことがしたいんやろうなって。
ザ・モアイズユー
──お話にあった「いいことばかりじゃないけれど、」は、早口で捲し立てていくところがまたいいですね。
以登田:軽快な感じを出すのもおもしろいかなと思って。今までそこまで早口的な歌もなかったし、曲の分数も短いんですよ。
──2分ちょっとですからね。この曲はやはり、「いいことばかりじゃないけれど、」の「、」が大事なポイントかなと。
本多:この曲は「、」がすべてですよ。
以登田・オザキ:あははははは(笑)。
本多:最初は付いてなかったんですよ。でも、「、」が付くことによってポジティブな方向に行くのを匂わせられるし、その先を知りたくなるんじゃないかなと思ったので、この「、」に関しては激推ししました。これは絶対にいる!って。一応「。」とか「☆」も試してみたんですけど(笑)。
以登田:ポップさのために入れたほうがいいんじゃないかっていう(笑)。
本多:流れ星みたいなやつとか。
──「いいことばかりじゃないけれど⭐︎彡」……確かにハッピーではあるけど、ちょっと違いますね(笑)。
本多:キラキラしすぎてますからね(笑)。
──オザキさんがもう一曲挙げられていた「movin’ on」は、3人の音が激しく絡み合うイントロからしてインパクトがありますね。
本多:この曲が最後にできたんですよ。アルバムは元々12曲入りの予定だったんですけど、どうしても入れたいということになって、急遽13曲入りに変更しました。ファンクな感じというか、こういった感じのかっこいい方向性の曲は今までやっていなかったし、ここまでわかりやすく怒りみたいなものを表現している曲もあまりなかったので。
──道を歩いていて、そこら辺にあるものを全部蹴り飛ばしてくような雰囲気というか。
本多:並んでるチャリンコ全部倒すとかね。
──そうそう(笑)、だいぶ荒くれてますよね。歌詞としては、足を踏み出したいけどなかなか踏み出せない葛藤を描いていて。
本多:そうですね。誰かに怒っているというよりは、自分にキレている感じです。誰かに何かを言われたり、自分に降りかかってくる理不尽を跳ね除けられないことに対して、「しっかりしろ! 動き出せ!」と歌っている曲なので。自分の殻を破りたいという思いがすごく強い曲というか。
──そこはアルバムの“新しい自分達を見せたい”というテーマと繋がっていますね。
本多:新しいものを出していきたいという気持ちはもちろんあるんですけど、やっぱり今の自分自身に満足をしていないところがあって。それを変えていきたいからいろんな曲を書きたいというところもあるので。なので、「movin’ on」に関しては、そういう負の部分の破壊みたいなテーマで書いてますね。
ザ・モアイズユー
──この曲が最後にできたとして、最初に作った曲というと?
本多:去年配信した曲が最初にはなるけど、その他だと……「Afterglow」?
オザキ:ああ、そうかも。
以登田:そんなにイジってないもんな?
──作曲された以登田さん的には、この曲のイメージがはっきりとあったと。
以登田:そうですね。あまり深く書いてはいないんですけど、この曲を作っているときに飼っていた犬が亡くなってしまって、その悲しみを歌にしたんですよ。でも、自分の悲しみを書き散らすというよりは、誰にでも当てはまるようなもの、聴いた人が自分の中で置き換えられるようなものにしたいとは思ってました。
本多:この曲ができた経緯を聞いたわけではなかったけど、きっとそういうことなんやろうなっていうのは思いましたね。いつも3人一緒にいて、そういう出来事があったことも知っていたので。だから、すごく大事な気持ちを書いた曲やと思ったんで、なんとかその思いを乗せて歌いたいなって。他の曲とは違う緊張感みたいなものがありましたね、自分の中でも。責任感というか。
──どの曲もそうなんでしょうけど、簡単な気持ちで歌えないという。
本多:俺が書いた曲に関しては、俺の感情だからいいんやけど、以登田の曲に関しては、以登田の感情を俺が歌う構図になるじゃないですか。でも、俺がイトちゃん(以登田)の気持ちを代弁するというよりは、ちゃんと自分の中に落とし込んで、自分の言葉として歌えるぐらいにしたいし、そうやって寄り添いたいと思いながら挑みました。
──「Afterglow」はイメージがはっきりあったとのことでしたが、逆に新しい自分達を出していくにあたって、アレンジが難航した曲というと?
一同:いやぁ……。
──ひたすら難航してました?
オザキ:だいぶしてましたね(苦笑)。
本多:順調に行った曲のほうが少ない(苦笑)。その中でも、自分の記憶にあるのは「秒針に振れて」ですかね。アルバムの1曲目なんですけど、この曲をアルバムの顔にしたかったので、アルバムを通して聴いた後に、もっと聴きたいと思わせる曲にするためにはどうすればいいのか?っていうのを、ほんまに各々が考えていて。そこがなかなかうまいことハマらなくて、完成に至るまでに結構な時間を要したました。最後の最後までやってたんですよ。
以登田:レコーディング中にアレンジしてたもんな?
オザキ:あはははは(笑)。そうね。
以登田:歌詞も最後までかかりましたね。
本多:僕らがレコーディングしてるときに、イトちゃんがひとり、待合室でペンを持って……(笑)。
──なかなか言葉が出てこなかったんですか?
以登田:というよりは、考えすぎて時間がかかっちゃった感じですね。サビの<“ありがとう”も”ごめん”も要らない>というのは、ほんまは2番にあったんですけど、これを1サビに持っていっていいんじゃないかっていうことになって。そこから、じゃあここはこうしよう、こっちはこうしようっていう感じで書いていたので。
──ひたすら切ない別れの曲からアルバムが始まるのもおもしろいなと思いました。なぜまたそういう曲を1曲目に選んだんです?
本多:ミドルバラードはある種、僕らの得意武器やと思っているし、この曲は自分達の新しい代表曲になるんじゃないかなって。そこはほんまに直感ですけど。あとは、ザ・モアイズユーはこういうバンドだよって、まずは自分達のことをわかってもらうという意味で、ここに持ってきたっていうのはありますね。
ザ・モアイズユー『秒針に振れて』【Official Lyric Video】

──オザキさん的にアレンジが難しかった曲というと?
オザキ:なんやろう……「理想像」ですかね。なんか、年齢を重ねていく内に、速い曲がだんだん叩けなくなってきてるんですよ(苦笑)。
本多・以登田:あははははは(笑)。
──前は速い曲が得意って言ってませんでしたっけ?
オザキ:得意だったんですけど、もうね、腕が限界を知らせに来てて。
──乳酸がたまりやすくなってると(笑)。
オザキ:そうそう(笑)。「理想像」はアップテンポですけど、録る前にサウンドチェックしてる段階から調子が悪かったんですよ。だから一発で終わらせたろ!と思って、かなりしゃかりきにやって、結果両腕死んだんですけど。そういう意味では一番苦しかったですね。
──サウンドもエモーショナルで、歌詞もかなり生々しいですね。
本多:なんていうか、ありのままの自分とか、そのままの自分で行くっていうことってよく聞くけど、僕としてはそれがあんまり素晴らしいことだと思えなくて。ほんまにそれでええんかな?っていうのが根底にあったんですよ。やっぱりね、人間ってすごく汚い部分を持ってるし。
──そうですよね。そう考えると、ありのままに生きることって本当に尊いことなのかな?と思ってしまうのは、すごくよくわかります。
本多:そうなんですよね。なんか、「不器用」っていう言葉がポジティブな意味で使われることも違和感があるんですよ。僕はマイナスなことやと思っているから、「こいつ不器用やから」みたいなのって、いやいや、それアカンやんって。
──わかります。
本多:だから、自分はこうありたいっていうものがあって、それになるべきやと思って過ごしてきたけど、あくまでもそういった理想像と、ほんまにあるべき姿っていうのは、また別なんかなと思って。僕は、自分がこうなりたいとか、こうありたいということばかりを他人に求めて、カッコつけて見せていたところがあって。それも素晴らしいことやと思うけど、そういうありのままの自分を受け入れて、それすら自分やからっていうことを認めて前に進んでいかないと意味がないんやろうなって。だから、誰かを蔑んできたり、恨んだりしたりしたこともちゃんと正直に語った上で、これも自分やからこのままで行くっていう。そういう決意みたいなものを歌ってます。
──それこそ認めた感じなんでしょうね。決して「ありのままの自分でいいや」と諦めたわけではなくて。
本多:そうそう、そうなんですよね。「このままの自分でいいんだ」というよりは、このままにしかなれないし、このままで行くしかないっていう。だから、一種の開き直りではあるんですけど、それぐらいの思い切りが大切なのかもなって思いました。
ザ・モアイズユー
──以登田さんとしては、アレンジするのが難しかった曲というと?
以登田:「求め合うたび」かなぁ。この曲、特に難しいことはしてないんですけど、そこが難しかったんですよ。どれだけピッキングを抑えて、バスドラムと合わせるかとか。細かい部分ではあるんですけど、レコーディングでだいぶ苦戦しましたね。
本多:してたな~。
オザキ:この曲もレコーディングのときに変えたんですよ。ヒップホップみたいにループさせていくのがちょっとおもしろいなと思って。で、空白が多いベースに対して、ドラムのアレンジでいかにグルーヴを出せるかっていう。どの曲も叩いていて楽しいんですけど、「求め合うたび」をやってるときが一番気持ちいいですね。
本多:確かにスタジオでやっててそこは感じる。気持ちよくなっとんなぁって。
オザキ:あはははは(笑)。
──サウンド的にちょっと感傷的な雰囲気はありつつも、歌詞は結構幸せな雰囲気というアンバランス感もおもしろいなと思いました。
本多:曲の雰囲気としては、ちょっと大人っぽいアプローチにしたいなと思っていたのと、僕としても幸せな中で起こる恋愛のすれ違いとか、ドラマみたいなものって、これまで書いたことがなくて。でも、そういうのって自分が誰かと恋愛をしたときに、絶対に感じることではあるんですよね。好き同士だからこそ、相手に求めすぎたり、わがままを言っちゃったりして、傷つけ合ってしまったことって今まであったし、そこは誰にでもあることやろうなって。そういうところを、このオシャレな感じの曲調にうまく乗せられたら、ちょっといいバランスになるかなと思って書きました。
──ここは本多さんらしいところだなと思ったんですが、最後に<そのたび愛が重くなっても>と書いているじゃないですか。2人の絆が深まっていくことを、愛が重くなると書くのがおもしろいなと思いました。
本多:僕的には、愛が重くなるのって全然マイナスな感じじゃなくて。逆に良いことというか、嬉しいことみたいに捉えてるんですよ。なんか、重しの付け合いと思ってて。
──恋愛が?
オザキ:あはははは(笑)。恋愛は重しの付け合い。
本多:まぁ、足枷の付け合いとか。
以登田:それがプラスなん?(笑)
本多:なんかね、お互いがお互い、スクラムを組んでガチガチになっていくっていうのが、僕的には良い恋愛やなと思ってるんですよ。依存じゃないけど、お互いがお互い、相手がおらんとダメみたいな感じにどんどんなっていくっていうか。重くなるぐらいがちょうどいいかなって思ってますね。
──確かに良い恋愛って、ほどよい距離感を保つのか、それこそがっちりスクラムを組むのかのどちらかなのかもしれないですね。スクラムって同じ強さで組まないといけないし。
本多:ぐちゃって崩れちゃいますもんね。だから、同じ力でスクラムを組める相手を探して旅してます。
以登田:(笑)。タイトル変えんとな。
本多:「求め合う旅」。
オザキ:そっちか(笑)。
ザ・モアイズユー
──(笑)。そして、これまでとあからさまに違う部分を出したのは、冒頭で本多さんが挙げられていた「MUSIC!!」ですよね。ブラスが入っていたりして、とにかく明るさがあって。
本多:僕、ポップな曲ってすごく好きなんですけど、自分自身がやるのはちょっと照れがあって。でも、聴いてくれる人はそこに対して恥ずかしさとかはないと思うし、これだけポップに振り切ったものを作ることが、ザ・モアイズユーの新しい扉みたいなものを一番分かりやすく感じられると思って作りました。ブラスも初めて入れたし、自分達的には挑戦って感じですね。
オザキ:こんなに立体的でポップな楽曲は今までやってこなかったので、最初に聴いたときはやっぱり新鮮でしたね。でも、キャッチーさはちゃんと残しているから、今までの自分達との良いバランスが取れているかなと思ってます。
以登田:なんか、デモを聴いたときに、『こち亀』みたいやなと思って。
本多:独特な表現(笑)。
──『こち亀』のアニメの主題歌みたいな雰囲気っていうこと?
以登田:なんていうか、曲も含めて全体的に。
オザキ:全体的?(笑)
──(笑)。確かに、(「MUSIC!!」は)賑やかな曲ですからね。
以登田:そうそう、そうです。
──ちょっとハートフルな感じもあるし……。
以登田:うん。
──あとはドタバタ感みたいなものもあって……。
以登田:そうそう。
本多:さっきからなぞってるだけやん(笑)。
以登田:いや、その通りやから(笑)。すべて代弁してくれた。
本多:でも、確かにイトちゃん言ってた気がするな。ボソっと「こち亀みたいな曲やな」って。聞き流したけど。
以登田:誰も納得してくれんかったからな。
──(笑)。歌詞としては、音楽であり、バンドであり、自分達のことを歌ったものになっていますけど。
本多:曲の力もあって、こういう歌詞になったところはありますね。自分自身に対して発破かける歌詞はあるけど、誰かに対して「頑張れ」みたいなことって、意外と僕は言えなかったんですよ。でも、逆にこれだけ明るい曲やから、それを言えるなと思って。
──そういう言葉は出てきやすかった?
本多:出てきやすかったんですけど、元気すぎてもアカンというか。前向きすぎてもちょっと人間味がないと思ったんで、そこまで「いえーい!」っていうところに成りきれない人間が書いた、背中を押せるような曲であればいいなと思ってましたね。
──そういう意味でも、<哀しい夜を いくつも超えて>というところが肝なんでしょうね。そういった状況があったからこそ、こういう歌が生まれているんだっていう。
本多:そうですね。そういう夜があるおかげで、今の自分があるっていうのも、あとから振り返ってみたときにそうやったなって思えたので。そういうことを感じてきた自分やからこそ、ちょっと落ち込んでしまっている人に対してかけられる言葉があるし、気にすんなよ!って力強く言うわけではないですけど、ちゃんと寄り添ってあげられたらなっていう気持ちで書きました。
──本当に充実したアルバムになりましたけども、9月には東名阪でリリースツアーを開催されます。昨年末のライブを拝見していて、やっぱりライブですごくパワーを発揮するバンドだと思ったので、今回の曲達がどう演奏されるのか楽しみです。
本多:ツアー自体がすごく久しぶりで、やれること自体がシンプルに嬉しいですし、アルバムに入ってるほとんどの曲はまだライブで披露したことないんですよ。僕ら自身、ライブでやったらどうなるかっていうところにちょっと怖さもあるんですけど、楽しみでもあって。確実に今のモアイズユーがかっこいいなと思っているので、不安はあるけど、絶対にいいものになるっていう確信はめちゃくちゃありますね。
以登田:自分らの主催でツアーを組めるっていうのが何より楽しみやし、それを観に来てくれるお客さんをどう楽しませられるかっていうのが、自分の中ではすごく楽しみではありますね。
オザキ:バンド史上最高といっても過言じゃないアルバムを引っさげて、最高のコンディションでステージに立てるのが、僕としてはすごく楽しみで。今回のアルバムって、多少難易度が高いんですよ。難しいなと思ったところはあったし、それをライブでどう表現するかは、これから考えていかなきゃいけないから、いろいろ不安はあるんですけど。でも、何よりも来てくれた人達が楽しんで帰ってもらうことが、僕らの一番の幸せではあるので。そこをしっかりやっていきたいなって思ってます。

取材・文=山口哲生 撮影=大橋祐希

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