ダンサー・熊谷拓明が作・演出・振付
を手掛ける ダンス劇『マリーの夢』
が2021年8月にあうるすぽっとで上演

2021年8月10日(火)~8月15日(日)あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)にて、としまアート夏まつり2021子どもに見せたい舞台vol.15 ダンス劇『マリーの夢』が上演される。
としまアート夏まつりは2007年にスタートし、気軽にアートに出会えるおまつりとして、毎夏、豊島区内の複数会場で様々なプログラムを展開している。そのメイン企画が「子どもに見せたい舞台」となり、2017年からプロデュースに加わったあうるすぽっとが“子どもと大人が一緒に楽しむ上質な舞台”をコンセプトに楽しい作品を上演している。
15作目となるダンス劇『マリーの夢』は、三大バレエのひとつ『くるみ割り人形』の原作とされる童話『クルミわりとネズミの王さま』(ホフマン作)を題材に創作する。
作・演出・振付を手掛ける熊谷拓明は、2008年〜2011年までシルク・ドゥ・ソレイユに参加した経験を持つダンサーで、帰国後は自身を“ダンス劇作家”と称し、多くの作品を発表してきた。
現在は“踊る「熊谷拓明」カンパニー”を主宰し、個人でも話題公演の振付を担当するなど活動の場を広げている。あうるすぽっととは、劇場主催の『おはなしの絵空箱』(2020年)など、主に子ども向け企画に出演するほか、カンパニーの公演を行うなど活動をともにしてきた。
熊谷は、自らの創作手法を、日常に溢れるダンスのような瞬間や演劇のような時間を切り取り、身の回りの「生きる」を楽しむ、喋る・歌う・踊る「ダンス劇」と呼んでいる。童話『クルミわりとネズミの王さま』は、つねに読者に語りかけてくるような、とても“おしゃべりな作品”。熊谷が見せる、ときに圧倒的な運動量やサーカスを思い起こさせる幻想的な世界観が原作とマッチし、ホフマンのメッセージを浮かび上がらせる。
そしてこの物語を踊りで彩るのは、沖縄アクターズスクールを経て「AFROISM」として数々のダンスコンテストやバトルを制し、演劇集団「Blue Print」のメンバーとして役者もこなすATSUSHI、それぞれ独特の世界観で国内外での活躍も目覚ましい振付家でダンサーの岡本優と中村蓉、ほか、踊る「熊谷拓明」カンパニーから東出宜子、原佑介、稲葉由佳利、福島玖宇也が、まさに童話から飛び出したような夢の世界を繰り広げる。
また、物語を導くドロッセルマイヤー役には、あうるすぽっとのこけら落とし公演に出演するなど縁深い燐光群の名優・鴨川てんしを迎える。
熊谷拓明 コメント
小学生の頃から短い脚本を書いて、友達にビデオカメラの前で演じてもらっていました。そしたら今度は中学生時代に出会った「ダンス」に魅せられ、いつしか海外で踊る日々が来て、そしてこれまでに熱中した事、夢見た事の点と点が繋がり41歳になりました。
そんな現在、ダンス劇「マリーの夢」を創作する事は僕の生活にワクワクをプレゼントしてくれました。8月にこの作品に出会う全ての子ども達、大人達にワクワクを届けたい。お待ちしております。
あらすじ
マリーは、3きょうだいの末娘。ある年のクリスマス。
たくさんのプレゼントのなかでマリーがいちばん気に入ったのは、大好きなドロッセルマイヤーおじさんがくれた不格好なくるみ割り人形でした。
ドロッセルマイヤーが語る「かたいくるみのおはなし」とは。ネズミの王さまとくるみ割り人形の秘密とは。
マリーの夢は、本当に夢なの!?
それとも……!?

アーティスト

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