演劇ユニットCEDARが映画監督・深作
健太とコラボ 『ブリキの太鼓』を演
劇ver.、朗読劇ver.で上演

2021年8月25日(水)~29日(日)サンモールスタジオにおいて、CEDAR✕深作組『ブリキの太鼓』の上演が決定した。
ノーベル賞作家であるギュンター・グラスのこの作品は、第二次世界大戦後のドイツ文学におけるもっとも重要な作品のひとつに数えられ、1979年には、フォルカー・シュレンドルフにより映画化された。今回はドイツで最も権威のある劇団「ベルリナー・アンサンブル」にて上演された脚本をもとに、ドイツ翻訳の新進気鋭大川珠季による新訳にて公演を行う。
そして本公演は、演劇ユニットCEDARが映画監督の深作健太とコラボレーションする企画となり、演出を深作が手掛け、演劇ver.桧山征翔、大浦千佳、朗読劇ver.河西健吾、津田美波といった2種類の上演形式によって、一人芝居で上演する。
桧山征翔
大浦千佳
河西健吾
津田美波
演出・深作健太コメント
深作健太
こんなにもドイツ演劇に魅かれるのは何故だろう?
ベルリンへ出かける度、僕はいつも考えてしまいます。
ドイツと日本は、かつて同じ戦争を共に闘い、
共に厳しい〈敗戦〉を味わいながら、
戦後はまったく違った歴史を歩んで来ました。
オリンピックがすべてをうやむやにしてしまう
今だからこそ、演劇を通じ、
僕たちは自分自身の〈罪〉と向き合い、
自分自身の〈ルーツ〉に立ち向かいたいと思います。
たった一人の俳優が、70分で駆け抜ける120年間。
この作品は、すべてのオトナ達への挑戦状なのです。
創立以来、共に歩んで来たCEDARの皆さんと、
大好きな四人の役者さんとのコラボレーション。
まだまだ困難な状況は続きますが、
どうか皆様、ぜひ劇場へお出かけくださいませ。
演出 深作健太
あらすじ
ポーランドの港町・ダンツィヒ(現在のグダニスク)に生まれた主人公オスカル。祖母が妊娠した日〈1899年〉から、ナチスドイツの侵攻を経て、戦争が終結する〈1945年〉までの45年間を振り返る形で劇は進行する。オスカルの精神年齢は成人で、身体は幼児のまま。声帯から発する超音波で、周囲のガラスを割る特殊能力がある。外見は子供のオスカルは、冷めた眼差しで戦争に突入する大人社会を見つめ、歴史の波に飲まれながら、母や恋人、次々と大切な人を失っていく…

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