『横浜ダンスコレクション2021』プロ
グラムが発表

2021年2月4日(木)~21日(日)まで横浜赤レンガ倉庫1号館等で上演+映像上映+オンラインで開催される『横浜ダンスコレクション2021』のプログラムが発表された。
世界的な振付コンクールの日本プラットフォームとして1996年にはじまった『横浜ダンスコレクション』は、ダンスのつくり手と観客が新たな表現の可能性を発見する場であり、創造性に基づく対話・交流のプラットフォーム。これまでに600組以上の振付家が参加している。今回のプログラムは、過去/未来、ローカル/国際、私/公、ここ/そこ、を往還し、これまで当たり前に存在したいくつもの様式が消滅しそうな今、振付の実践は何を意味するのか、創造の未来を望む時に何が鍵となるのか?想像力と創造力について示唆を与えるものだという。プログラムは以下のとおり。
●コンペティションII 新人振付家部門
振付家としての活動を目指す25歳以下の新人アーティスト38名から、 映像・書類審査を通過したファイナリスト12名による作品上演。
日時:2月4日(木)18時~、2月5日(金)18時~
会場:横浜にぎわい座 のげシャーレ
●コンペティションI
12の国・地域を拠点に活動する83組の応募から、 映像・書類審査を通過した4ヶ国10組のファイナリストによる作品上演。
日時:2月6日(土)15時~、2月7日(日)15時~
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
●下村 唯 『亡命入門:声ノ国』 (世界初演) 受賞者公演
YDC2019 『亡命入門:夢ノ国』 Photo.Tsukada Yoichi
2019年にコンペティションIで審査員賞を受賞した『亡命入門:夢の国』に続くシリーズ第2弾として、 分断や差別等の社会問題にフォーカスする。
日時:2月10日(水)15時~、 11日(木・祝)15時~
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
●橋本ロマンス 『デビルダンス』 (世界初演) ダンスコネクション
YDC2020 『サイクロン・クロニクル』 Photo. Oono Ryusuk
2020年コンペティションII最優秀新人賞受賞した橋本ロマンスの新作。 独自の美意識で観客を魅了する彼女が煮え立つような絶望の中で「踊る」ということを見つめなおす意欲作。
日時:2月10日(水)17時~、 11日(木・祝)17時~
会場:横浜にぎわい座 のげシャーレ
◎JaDaFoダンスシンポジウム2021「コンテンポラリーダンスを巡って」
提案力のある批評性の提示と、 新たな表現価値の創造性を支援することを目指して2003年から活動している日本ダンスフォーラム(JaDaFo)は、 評論家、 学者、 研究者、 ディレクター、 プロデューサー等の複合的な舞踊関係者によって構成され、 次回で15回目となる「日本ダンスフォーラム賞」を中心にシンポジウム等の事業を展開している。 今回は、 北村明子、 湯浅永麻、 矢内原美邦の3名のゲストアーティストとJaDaFoメンバーが、 コンテンポラリーダンスを取り巻く環境、 世界と日本のダンスの系譜と潮流、 アート領域におけるダンス等をテーマに、 コンテンポラリーダンスの過去・現在・未来を巡る、 三部構成のシンポジウムを行う。
日時:2月12日(金)13時~18時45
会場:横浜赤レンガ倉庫 1号館 2Fスペース
【映像上映】アラン・プラテル les ballets C de la B 作品集
『Out of Context-for Pina』 Photo. Tsukada Yoichi
待望の再演を予定していた代表作『Out of Context-for Pina』をはじめ、 5大陸25ヵ国で大喝采を博した『Gardenia』の舞台裏を写したドキュメンタリー『Before the last curtain falls』など、 アラン・プラテルの近年の創作活動を特徴づける4作品をセレクト。
日時:2月12日(金)、 13日(土)
会場:横浜にぎわい座 のげシャーレ
※VOD配信あり 2月15日(月)~21日(日)
●ダンスクロス
日時:2月13日(土)18時~、 14日(日)15時~
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
梅田宏明 『while going to a condition』
2002年にヨーロッパ初演を果たし一躍世界のダンスコミュニティの注目を集めることとなった作品。光、 音、 映像、 身体をハイブリットに融合する事で「特定のエネルギー状態にある絵」を描く。
『while going to a condition』S20
岡本 優 『チルドレン 2021』
強烈な身体表現と衣装、 装飾、 美術が一体となった舞台を魅せる岡本優。 フランスでのレジデンスを前に、 将来発展させたいコンセプトとして、 2012年に発表した『チルドレン』と再び向き合う。
YDC2019 『マニュアル』 Photo. Tsukada Yoichi
【映像上映】 キム・ジェドク 『Darkness Poomba』
『Darkness Poomba』
ダイナミックな動きと曲線美、 韓国の伝統様式を再解釈するスタイルで注目を集めるキム・ジェドク。 世界30都市50回以上の上演を重ねる『Darkness Poomba』を、 今回の横浜ダンスコレクションのために映像化。
日時:2月14日(日)
会場:横浜にぎわい座 のげシャーレ
※VOD配信あり 2月15日(月)~21日(日)
●振付家のための構成力養成講座
今回新たなプログラムとして、 ファシリテーターに北村明子を迎え、 ベルギー拠点のアラン・プラテルと韓国拠点のキム・ジェドクをメンターに、 再創作のための構成力養成講座を開催。 参加者は、 過去のコンペティションI・IIで受賞経験のある6名の振付家、 浜田純平、 敷地 理、 下島礼紗、 田村興一郎、 伊東歌織、 永野百合子が自らの作品と向き合い、 振付の新たな語彙を導き、 再創作について参加者全員で意見交換しながら思考するプログラム。
【ワークインプログレス】
日時:2月20日(土)17時~ 浜田純平、 敷地 理、 下島礼紗/2月21日(日)17時~ 田村興一郎、 伊東歌織、 永野百合子
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着