ASKAは否認しているのにCHAGEは有罪
だと確信!?

　90年代にミリオンセラーを連発し「国民的人気ディオ」として名声を勝ち得ていたCHAGE and ASKA。2009年にお互いのソロ活動を充実させるためと無期限の活動停止。しかし2013年に4年ぶりに復活コンサートを行う予定だった。その復活コンサートをやろうとしていた矢先、ASKAにキナ臭い噂が出てきて…。
　薬物に関する記事が一部スポーツ紙や『週刊文春』で特集され、所属事務所は名誉毀損で訴訟するという騒動になっていた。しかしそんなときに本人が『週刊文春』で独占インタビューを受け、一部薬物の使用を認める話なんかしちゃったものだから、事務所側は本人の芸能活動を自粛すると発表し、ASKAは表舞台には出てこれなくなっていた。
　それが突然、5月17日に警視庁に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された。自宅からは薬物が入っていたと思われる容器や合成麻薬の錠剤が押収され、尿検査においても陽性反応。限り無くクロなんだが本人は否認している。

　逮捕された翌日の18日には相棒のCHAGEがマスコミ数社から取材を受けていた。その第一声が帽子を取り、深々と頭を下げて「申し訳ありませんでした」と謝罪した。
　しかし、だ…。まだ本人が否認しているんだし、逮捕された翌日だし、実際には24時間くらいしか経過してないんだから「状況がまだ把握できていません」だとか「どのようになるのか解りませんが僕は相棒であるASKAを信じたい」でも対応は良かったように思うのだが。
　いきなり謝っちゃうと「アレアレ？　CHAGEさんもご存知だったんですか!?」となるような気がしますけど。
　インタビューを受けたCHAGEの顔と口調からは、ASKAの罪は認めますと言っているように感じられたのだが。果たしてASKAはどれくらい前から薬物中毒状態だったのか？　そしてまたその状況を廻りの人間が解っていたのに止められなかったということなんだろうか？

（文・旅人世之介）

オススメCD：『CHAGE and ASKA VERY BEST NOTHING BUT C&A』UNIVERSAL SIGMA(P)(M)