渋谷で開催予定だった「攻殻機動隊
SAC_2045」XRイベントをオンライン化
VR映像やARタチコマなど公開
(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会(c)渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト 4月23日からNetflixで全世界独占配信中の「攻殻機動隊 SAC_2045」の世界観をVR(仮想現実)で楽しめる、「UNLIMITED REALITY - 渋谷複合現実化ミッション」をはじめとしたオンラインコンテンツの公開がスタートした。
このたび公開されたオンラインコンテンツは、東京・渋谷区が推進する文化事業「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」の第1弾「UNLIMITED REALITY」イベント内で4月から順次公開される予定だったもの。5G(第5世代移動通信システム)を利用したスマートグラスなどを用い、渋谷の各所でさまざまなXR(VR、AR/拡張現実、MR/複合現実の総称)体験ができるという試みだったが、新型コロナウイルスの感染拡大にともなう社会情勢を鑑みて開催を延期。その内容すべてを自宅で楽しめるようにオンライコンテンツに変換して公開した。なお、イベントは時期を改めて開催予定。
目玉となる「渋谷複合現実化ミッション」は、電脳空間とのリンクをテーマにした「攻殻機動隊」シリーズの世界観を、360°見渡せるVRで体感できる映像コンテンツ。ハッキングされた渋谷の街を舞台に、主人公・草薙素子やバトー、タチコマが犯人と戦うオリジナルストーリーが描かれている。東急プラザ渋谷での公開が予定されていた体験型コンテンツを家庭向けにコンバートしたもので、簡易スマートフォンVRゴーグルを使用することにより、さらに没入感がアップする。auスマートパスプレミアムサイトとYouTubeで公開中。
また、自宅にタチコマが現れるAR(拡張現実)コンテツも配信。専用のARアプリ「STYLY」をダウンロードして、「タチコマAR」のリンクにアクセスすることで楽しめる。こちらは、渋谷PARCOやau SHIBUYA MODIで公開予定だったものがベースとなっている。なお、「渋谷複合現実化ミッション」「ARタチコマ」ともに、5月31日までの期間限定公開。
そのほか、TwitterやInstagramでは参加型キャンペーンを実施。施策の全容を紹介するプロジェクト動画も公開されている。
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