「MARS RED」栗栖秀太郎役に畠中祐 
朗読劇から諏訪部順一、石田彰、鈴村
健一が出演

(c)藤沢文翁/SIGNAL.MD/MARS RED製作委員会 藤沢文翁氏の音楽朗読劇をテレビアニメ化する「MARS RED」のメインキャストが発表され、畠中祐諏訪部順一石田彰鈴村健一の出演が決定した。
 2013年と15年に上演された音楽朗読劇「MARS RED」は、吸血鬼(ヴァンパイア)たちが強さに応じてランク付けされている大正時代の東京を舞台に、吸血鬼を取り締まる「第十六特務隊」、通称「零機関」の実行部隊の活動を描く。17年にはスピンオフ作品「THE BLACK PRINCE」が上演され、19年11月からは「月刊コミックガーデン」(マッグガーデン刊)で、朗読劇のイラストを担当した唐々煙氏による漫画版が連載中。
 畠中は、国内最強クラスの吸血鬼にして「零機関」新人の栗栖秀太郎役に選ばれた。諏訪部は「零機関」を取り仕切る人類最強の前田義信大佐、石田は老いることのない脳を喜ぶマッドサイエンティストのタケウチ、鈴村は江戸時代から吸血鬼として生きながらえ続けるスワを演じる。諏訪部、石田、鈴村の3人は朗読劇版の出演経験者で、それぞれこれまでに演じたことのある役を担当する。各キャラクターの声を収録した、同作の世界観を紹介するプロモーションビデオ第1弾も公開中。
 出演にあたり、畠中は「もう『人間じゃない』という重い事実に戸惑いながらも、人間らしく心を揺らし続けるそんな彼を、生き生きと演じていきたいです! すごい先輩たち、すごいスタッフさんたちに囲まれて、正直緊張しますが、精いっぱい頑張ります!」と意気込み十分。石田は「朗読劇の時からなじみのあるタケウチ役を、引き続き演じることができてうれしいです」と同じ役での続投を喜び、「今回のアニメ化では舞台で語られたこと以上の物語が盛り込まれるようなので、その点私も非常に楽しみにしています」とアニメ独自の新要素に期待を寄せた。

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