パトレイバー公開初日! 真野恵里菜
、“感無量です!”と涙

舞台挨拶には特車二課の主要メンバーが一堂に会し、真野恵里菜・筧利夫・千葉繁太田莉菜・堀本能礼・田尻茂一・しおつかこうへい、そして総監督を務める押井守が登壇した。

司会からアニメで描かれたキャラクターを踏襲した人物を実写で演じるにあたって、どれくらい意識したかについて尋ねられると、真野恵里菜さんは、「原作のファンの方には申し訳ないのですが、野明(のあ)でなく明(あきら)なので、自分のオリジナリティを出すために、あえて原作は見ずに挑みました。私が創りだしたというよりは、他のキャストの皆さんや現場の空気で、明というキャラクターが生まれたので、この映画を見て明というキャラクターを愛してもらえたら。」とコメントした。

太田莉菜さんも、「私も今回は見ずに挑みました。」と切り出したが、「今、ファミリー劇場で再放送をみているのですが、おもしろいですね。」と顔をほころばせた。さらに、「私の演じるカーシャは台本を読んだときに、押井監督から“人として欠落している”と説明されたのですが、難しくて、クランクインの時もドキドキして探りながら撮影に挑みました。カーシャというキャラクターは撮影が始まってから生まれた感じです。隊員6人と一緒に特車2課のセットで過ごした時間が、カーシャと、隊員としての日常を生み出したと思います。」と、苦心を明かした。

他のメンバーと違い原作で演じたキャラクターをそのまま演じた千葉繁さんは、「シバシゲオに関しては、僕ですから(笑) これといって役を作ることなかったです。今回は整備班長に昇格して、やっと榊班長に言われていたことを判ってきました。歳を得て経験をつんでやっと判る事があります。榊班長に散々怒られていましたけど、今の整備員たちにそのまま同じ台詞を吐いています。理屈じゃなくて体に叩き込んでくという愛情をどう出していくかを意識して臨みました。」と振り返った。

今回最年少で撮影に挑んだ真野恵里菜さんは、「正直不安もあったのですが、皆でここまでやってきて、こうして沢山の方が来てくださって…。」と話しながら涙に声を詰まらせてしまい、筧利夫さんから「よし、もっと泣け!」とはやし立てられて、「感無量です。」と照れながら涙を拭っていた。


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