【AnimeJapan2014】“亜空”の謎に迫
る！劇場版『モーレツ宇宙海賊』ステ
ージイベントレポート

3月23日に開催されたAnimeJapan 2014。そのオープンステージにおいて、本作のトークショーが行なわれ、佐藤監督、加藤茉莉香役の小松未可子さん、無限彼方役の下田麻美さんが登壇。劇場公開開始から1ヶ月が経過した現在の心境を語った。
　
まだ詳細は未定ながらも、まだ本作の舞台挨拶の予定があるという小松さん。舞台挨拶のパートナーは三代目役の松岡禎丞氏。「あの松岡くんが！　司会をするという！　この先もうないかもしれないレアな舞台挨拶です!!」と力説し、松岡氏とふたりきりでの舞台挨拶ということについては、「それはそれで受けて立ちたい」と意気込んだ。
　
下田さんは「やっと胸を張ってみなさんに無限彼方役ですと言えるようになり、とても誇らしい気分です」と劇場公開から1ヶ月が経過した現在の心境を語った。佐藤監督は「まずは、ふつうにお客さんとして見ていただいて、次は彼方くんの視点で見ていただく。すると、茉莉香がとても頼もしく見えるはずです。あえて茉莉香視点で見ても別の楽しみ方が見つかる。そんないろいろな楽しみ方がある作品に仕上がっています」と胸を張った。
　
続いては、全国津々浦々で行なわれた舞台挨拶についての話題。舞台挨拶では恒例となっていた「亜空とはなにか？」という質問を巡るやりとりのAnimeJapan 2014 版を繰り広げた。舞台挨拶の時、小松さんは胸のあたりをさして「このへんが亜空です」とぼんやりした答えを提示していた。だが、公開から1ヶ月が経過し、その間に幾度も亜空についての考察を重ねてきた本日の小松さんは「（亜空とは）バストです！」と断言。神秘のベールに包まれていた謎に、ついに終止符が打たれた。ちなみに、花澤香菜さんにとっての亜空とは「あの子のスカートの中」だったそう。業が……いや、奥が深い！
　
さて、ここでなんとプリント（台本）が配られ、ミニドラマを生アフレコ！　内容は、茉莉香と彼方が劇場公開1ヶ月経過について語るといったもの。実は下田さんにだけ内容の異なる台本が渡されており、「亜空の深淵とはなにか」という、舞台挨拶をパワーアップした質問が彼方から茉莉香へと投げかけられた。台本にない展開にビックリした小松さん（茉莉香）は「バストのサイズです！」と回答。お返しとばかり、茉莉香から彼方へも同じ質問が。だが、下田さんはこれを司会の須藤さんへパス。須藤さんはとっさに「（イズミ・ユノモト役の）内田真礼さん」と答え、小松さんからブーイングの嵐。
なお、佐藤監督にとっての亜空の深淵は「みんなの瞳の中にあるよ……」だそう。イケメンだ……。
　
楽しいトークショーもあっという間に終了時間。それぞれが客席のファンに向かって、メッセージを投げかけた。小松さんは「未来や希望を感じさせてくれる作品なので、ぜひ劇場で見てください」とマジメなメッセージを送ったが、下田さんが「ショタも活躍しています」と言うと、「おねショタ大好き！」とまさかの便乗。さらに、下田さんが小松さんが歌う本作のイメージソング「Sail away」について言及すると、なんと小松さんがアカペラで生歌を披露！　客席から大きな歓声が上がった。
最後は佐藤監督からシメの一言。「本作は宝島をモチーフにした映画。皆さんの中の宝物を見つけるように、大事に見ていただけるとうれしいです」と客席のファンへ改めて呼びかけた。