【サイダーガール インタビュー】
人生で一番悩んでいた時に、
こういう歌詞があったら心が救われた
暗い曲を多く書いていたので、
楽しくなれる曲を作りたかった
そして、2曲目はフジムラさん作詞作曲の「ハートビート」。とにかくライヴで踊りたくなる楽しい曲ですね。
フジムラ
今まで自分は暗い曲を多く書いていたので、何も考えずに楽しくなれる曲を作りたくて、展開を少なくしたり、みんなで歌えるようなところを入れたりして、やってこなかったことに挑戦しました。
でも、《涙がこぼれてきた》という一節は入れてしまうあたりがフジムラさんらしいですよ。
フジムラ
曲は明るくても自分は性格的に暗いほうなので、ハッピーエンドではない歌詞がしっくりくるんです。でも、Yurinくんに“歌詞がちょっと恥ずかしい(笑)”って言われて(笑)。でも、“気に入ってるから歌って!”って。
フジムラ
まぁ、読み返すとちょっと恥ずかしいんですけど(笑)、そういう曲があってもいいかなって。
アイディアもてんこ盛りで。冒頭は沖縄民謡っぽいですよね。
フジムラ
“イー、アール、サン、スー”って言っているんですけど、もともとは《ウォーアイニー》《モーマンタイ》っていう歌詞が好きで、そこから来ているんです。
Yurin
サウンドはわりと多国籍ですよね。笛が入っていたり。
知
文句言いました(笑)。多国籍すぎて、どの国にしたらいいか分からないって。
一曲で世界旅行的な感じです。歌もフジムラさんが歌っているところがありますよね、《(そんな日は誰かにSOSを!)》っていう。
フジムラ
やってみようと思って。第三者から勇気付けてもらえるパートを作りたいと思ってレコーディングしてみたら…僕の声の質ってYurinと全然違うじゃないですか。良いのか悪いのかは分からないですけど、アクセントにはなるのかなって。
この曲も応援歌と言えますよね。
フジムラ
実体験がもとになっているんですよ。高校生の時にコンビニの店員さんを好きになって…特に何も起きなかったんですけど、その気持ちを思い出して書いたんです。
フジムラ
あぁ、それは悲しいテーマの曲に《!》を付けると反抗心が出るというか。