高い演奏スキルとカラフルな個性がつ
むぎ出すグルーヴィーなバンドサウン
ド、Candy Makes (you) Strongのルー
ツと素顔
※写真左から、Mamushi(Keyboard)、Yudy(Guitar)、Laco(Vocal)、Yutaro(Bass)、Daisetsu(Sax)、Yu(Drums)
——— 今日はメンバーのみなさん全員でお越しいただき、ありがとうございます。まず、この6人はどのようにして出会ったんですか?
Laco (Vo):そうなんです。でも、Yutaroと一緒に音楽をやるのが楽しくて、去年の6月ぐらいにバンドとして活動しようということになって。サックスのDaisetsuも、私が一人でやってるときからサポートをやってくれていたので、まず入ってもらおうと。
Yutaro:次に、池袋にSomethin’ Jazz Clubというジャムセッションできる場所があるんですけど、そこでyudyさん、Mamushiに出会いました。
Laco:バンドとして音を出す前から実際にそこでセッションをしてるから、どういうミュージシャンかがよく分かるんですよね。スキルや方向性とか音楽の好みも。それでいざみんなでスタジオに入ってみたら、ほんとに不思議なんですけど一発で「これだ!」と思ったんです。「絶対このメンバーでやりたい!」と思って、好きな人に告白するぐらいの勢いでそれぞれを誘って(笑)。それでCandy Makes (you) Strongとして結成したのが去年の7月くらいかな?
Yu (Dr):僕だけもう少しあとで、去年の12月に加入しました。
Laco:なので、今のメンバーが全員揃ったのはそのタイミングですね。バンドのメンバーごとにパーソナルカラーがあって、ドラムは緑だと勝手に思っていたんですけど、Yuさんがはじめてスタジオに来た時に真緑のTシャツ着てて(笑)。テクニックもすごいし、Yuさんに関しても今こうやって一緒にバンドがやれるのは運命だと思います。
——— 音楽の方向性も、みなさん相性が良かったんでしょうか?
Yudy (Gt):とりあえず全員マイケル・ジャクソンは好きです(笑)。
Laco:私も小さい時にゴスペルを習っていたり、歌唱法のベースはブラックミュージックなんです。
それぞれのルーツ
——— 先日ライブを拝見しましたが、やはり演奏力の高さが印象に残りました。今日は6人揃っているんで、それぞれ影響を受けたアーティストをお伺いできたらと思います。
Yudy:いや、意外と僕らも初めて知るから、なるほどって思ってる(笑)。どうぞどうぞ。
Laco:じゃあ続けるね(笑)。そこでバンドで曲を作る楽しさも知って、その時期に、椎名林檎さんにガツンとやられてしまって。
——— 確かに、楽曲からその雰囲気は感じました。
——— なんだか好きなものが同じ方向に収束していって面白いですね。
——— では、トリのDaisetsuさんお願いします。
——— みなさんそれぞれの楽器歴や好みの経緯を聴くと、もうこれは集まるべくして集まった6人という感じですね。先日、今回のデジタル限定シングル連続配信の4作目となる「アチィわ」をリリースされていましたが、どのシングル曲もしっかりした演奏に裏付けられつつ非常に多彩な曲調でした。その中で、歌詞の部分ではどういう内容を伝えたかったりしますか?
全員:(笑)。
Laco:ガールズバンドの時は応援ソング的な歌詞を書いていたんですけど、最近はその反動なのか、ちょっとエロい歌詞を書きたいっていうのがあって。例えば「gimme gimme」は処女を奪われる女の子のことを歌っていたり、「クチドメ」は不倫の歌ですし。ちょっと背徳的なことを曲にするのが、この頃は好きですね。もっというと、エロすぎず、でもある種の性的快感に近いものを感じさせるような曲を書きたいんですよ。だから、歌詞も語感自体で聴いていて気持ちいい響きを選んでいます。
——— 感覚を伝えたいというのがあるのかもしれませんね。
——— 同性の共感を得られるというのは強いですよね。
バンド名の由来とブランディング
——— バンドのキャッチコピー「かわいくって、つよい」はどなたが考えたんですか?
Yudy:最近は楽器をやってる男の子のファンも多いみたいなんですよ、コピーしてくれたり。DaisetsuはSDwindsというサックス奏者のグループのリーダーで #SD_Challenge をSNSで主催していて、それがすごく人気だったり。
Mamushi :僕は別の仕事でエロゲー用に作った音楽をコピーされてます。
Laco:そういうこと言わないの!(笑)。
——— 結成が去年の7月頃ということですが、最初の音源はそれから本当にすぐに出されていましたよね。
Mamushi :バンドに入ってすぐ譜面を渡されるみたいな感じでした。
——— デジタルで連続配信リリースをしようと思ったのはどうしてですか?
——— アートワークも凝っていて、飾れる歌詞カードを作ったりもされていますよね。
Yudy:特にジャケットは毎回こだわってますね。
Laco:当初からジャケットに関してはメンバーの顔は出さないようにしていて、女性ボーカルが全面に出るというより、もうちょっと雰囲気のある感じで見せていきたい、というのはありましたね。あと、バンド名にキャンディがつく通り、ポップでカラフルにしたいというのはあって、これまではリリース毎にジャケットのテーマカラーを変えてきたんです。
——— ちなみにバンド名の由来は?
Yudy:そのインパクトを超えられる名前が中々出てこなかったんだよね(笑)。
Yutaro:それで、僕ポケモンが好きなんですけど「ふしぎなアメ」ってあるじゃないですか。
Laco:それをポケモンが食べると1つレベルが上がるんですよ
Yutaro:それがかわいくて、英語にしたらいい感じで。
——— そうなんですね、てっきりスラングから来てるかと。
Laco:ちなみに、youが括弧でくくられているのは、Yutaroが「youはあってもなくてもいいよ」という意味で括弧をつけてこのバンド名を送ってきたんですけど、「括弧があったらめっちゃかわいいやん!」って思って、敢えてこの表記にしました。
Yutaro:付け加えるなら、このバンド名だとSEOとかタグづけでも差別化できていいという部分もありました。
Laco:長いバンド名なんですけど、今はみんな「キャンスト」って呼んでくれてます。
——— また、次のアルバムとMVに向けてクラウドファンディングを予定しているそうですが。
Daisetsu:お金なんかないんですよ、そもそも(笑)。
Yudy:結成して1年やってきて気付いたことも多くて、色んなことにもチャレンジしていかなきゃいけないなと。やっぱりある程度続けてみて初めて見えてくる部分もありますね。
——— 自分たちで活動していると色々大変なこともあるかと思いますが、その中にあってもバンドとして線引きしていることはありますか?
Yudy:女性がボーカルだからといって、アイドル感を出すのはちょっと違うと思っていて。「シンガーソングライターとそのバックバンド」みたいな感じになるのは一番避けたいんです。ちゃんとバンドとして見せていきたいので、曲もそういう方向性で作れるようにシフトしていきたいって話しているところで。
Laco:どうしても女性ボーカルの対バンとかブッキングが多くて、それはそれでいいんですけど、もっとフラットにバンドが好きなファンにも届けていきたいというのはありますね。
Mamushi:普通にバンドのブッキングに突っ込んでもらっても全然ありがたいです。
——— よく対バンするバンドはいらっしゃいますか?
Laco:雰囲気的にチルでオーガニックな方向性のバンドとも、今後もっともっとやっていきたいと思ってます。
——— バンドとしてのゴールはどういう風にお考えですか?
——— では、最後にせっかく6人いらっしゃるんで、一言ずつお願いします。
全員:いやいや(みんなでツッコミ)。
Laco:ライブに来てくれる方、SNSでチェックしてくれる方、音楽を聴いてくれる方、ほんっとうにありがとうございます!常日頃からすごく感謝していますんで、今後もぜひよろしくお願いします♡。
Yutaro:こんなに世の中にたくさんアーティストがいる中で、僕らに少しでも興味をもってくれることがありがたいですね。これからもアクティブにやっていくんで、みててください。
Yudy:いつもありがとうございます!に尽きますね。これからも、もっとかっこいい音楽を届けることができたらと思ってます。
Yu:キャンストを好きでよかったと思ってもらえる人を、もっと増やしていきたいです。
Mamushi:この記事を読んでいただいてありがとうございます。全然関係ないんですけど、この間、クローゼットを開けたら高かったミリタリーのコートとカバンがカビてたんで、みなさんも湿気には気を付けたほうがいいと思います。
Laco:ちゃんとして!(笑)。
Daisetsu:僕も部屋の片付けをしてたら、ずっと探してたものがでてきたんで、定期的な掃除は大事だなと思いつつ、、、最後は真面目に、僕らのライブは来ていただければ絶対に楽しめると思うんで、今後もよろしくお願いします!
Candy Makes (you) Strong
Instagram:https://www.instagram.com/candymakesyoustrong/
BASE:https://cmys.thebase.in/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCmky0sNwJnzs_Xk7HuQ8RQg
TuneCore Japan:https://www.tunecore.co.jp/artist?id=208111
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